FUMIKO OKADA | |
岡田史子 |
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墓地へゆく道 ■僕ごときが語れることは何もないです。 そう言いたくなるくらい背筋も凍る漫画。 もう、漫画というか、なんなんですかこれは。 まったくわけがわからない。 それなのに、この途方もない、一コマ一コマ、見開きの衝撃は一体どうしたことなのか。 五感が静かに、それでいて激しく刺激される。 俺の目の前で一体何が起こっているのか! それについて語ることを無効化する、絵画であり、映画であり、音楽であり、舞踏であり、そしてやっぱりあくまでも漫画。 駄目アートなどの、自分(作品)の力が全くないことに対する言い訳としての「内容は好きに解釈してください」は、こういう作品に対してこそ使うべきだ。 感じるしかないのだ。この漫画は。 なんというピュアな世界!!!!!!!!!!(雅)
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