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入院生活 2日目 


入院第2日目 平成13年5月28日

朝の検温でお目覚め。ぐっすり眠れたせいか熱も下がって6度8分。
24時間計測の最後の尿も終わって、朝食のアナウンス。
一番遠い部屋にいるくせにとりに行くのは一番乗り。
それでもって、やっぱり私のだけ病人っぽくおかゆ(白)と
具なし味噌汁と梅干のみ↓

それでもすでに胃が小さくなってるのかやや満足。でも30分後には
腹が減ってきてつらい。
歯磨きをしてくつろいでたら担当の看護婦さんが看護学校の学生さん
2人をつれて挨拶にきた。昨日説明があったんんだけど、今日から
学生さんが研修に来るらしく、どうやら私がその研修スケジュールと
バッチリのようで私の「術前」「術後」のケアを実習するらしい。
ひまひま生活もどうやら楽しくなりそう♪
実習生が血圧を測ってくれて、終わってすぐぐらいに先生の回診が
あるはずで、それをそのまま見学する予定らしかったんだけど、
なかなか先生がこなくてその間ずっと3人でおしゃべり。
研修中なのにこんな患者としゃべって油を売ってていいのかと不安に
なってたら、こうやって患者とコミュニケーションをとってよく
患者をみておくという時間だったらしい。いろいろあるのね〜。
回診が終わってからお風呂の説明があってやっと昼食。
今度は白粥と鮭ふりかけと麩のみそしる。
はらへった〜。と思いながら大事に3口ほど食べた所で突然
看護婦さんが現れて「外来の検査があるのでいますぐきてください!」
と強制連行。あ〜・・・(泣)
看護婦さんに外来へ連れ去られて検査待ち。外来では私服ばかりの
患者さんを見て妙に違和感。いままで周りはパジャマばっかり
だったからな〜。
外来では膣側からの超音波と内診でC先生が担当。C先生から
「左の卵巣も腫れてるねえ」との声に「およ〜!」と思ってたら
多分、それは生理的なもので排卵した時の出血がたまったものだろう
という説明に一安心。と、おもいきやなんとC先生から
「7cmの卵巣が見当たらないんですよね・・・。もしかしたら
破裂しちゃってるのかもしれない。7cmが縮むってことは考えられないし。
もしかしたら手術は延期になるか、再検査してみるか、手術して中を
見てみるか・・・あとで相談しましょう。」
と言われてしまったのだ。ひええ〜!!!そんな〜!!!
明日の手術に向けて空腹にも耐えてるっていうのに〜・・・と
ショックは倍増。っていうか、破裂って?って感じ。
お昼の後の検温ではなぜか私だけ体温を聞かれない。看護婦さんは
意味ありげに「あとでナースステーションで説明がありますので・・・」
と言って出ていってしまった。
そしたらちょっとしてから「○○さん(私)、ナースステーションに
きてくださ〜い」とアナウンス。
いそいでナースステーションに行ったら、もう1人の担当医のB先生が。
B先生の説明によると、

どうやらいつのまにか卵巣が破裂していたらしい。
普通なら破裂したら死ぬほど痛いはずだけど中身が水タイプの嚢腫の
場合、まれに痛くない人もいるらしい。
私は腹腔鏡下手術を予定していたが、破裂して水が抜けてしまっている
状態では逆に手術が難しい。
破裂した卵巣の中の水は腹水に混ざっていずれ体内に吸収されるから
心配はいらない。
癒着の心配もない。
おなかの中を見てみるという検査を目的として腹腔鏡下手術をしても
いいけど、その必要は感じない。
手術するかどうかは私の判断で。

とのこと。
なんだか何がなんだか・・・という状態ですっごく頭は混乱。
でも、B先生に
「おとといの時点でC先生に超音波でも診て頂いてるんですけど、
その時点では破裂してる事がわからなかったんですか?そしたら
入院なんて必要なかったんじゃ・・・」
と聞いたところ、
「それがね〜、C先生も実は7cmの卵巣がちゃんとみつからなかった
らしいんだよね。でも、入院病棟の超音波は外来の超音波より精度が
よくないし、資料のCTの写真でもこんなに卵巣が大きくうつってるし、
○○さん(私)もCT検査以降、特別おなかも痛くなかったって
答えてるから、やっぱり入院病棟の精度がよくないからだろうって
思ったらしいんだよ。それで、今日もう一度外来で診ようと
思ったらしいんだ。」
とのこと。
そこまで話してて気づいたらナースステーションのはじっこのほうに
そのC先生がいて、その時居辛そうにナースステーションから
出ていったから、それを見てC先生がなんかかわいそうになって
それ以上、突っ込んで聞くのはやめてしまった。
実際、もしも入院2日前のC先生の検査で「ちょっと入院を
まってみましょう」って言われてたら入院費用もかからず
会社を休む必要もなく出費はなかったわけなんだけど、
C先生もすごく説明をしてくれていい先生だったし、まあ、
入院もいい経験という事で自分の中で納得。
とりあえず、手術についてはB先生に
「だったら、もちろん手術はやめておきます♪」
と答えて、看護婦さんに「今日退院します」と報告。
それにしても腫瘍って自然治癒はまずないと思ってたんだけど、
私って自分で腫瘍を治したことになるのかなあ?すごいねえ(笑)

部屋に戻って、同じ部屋の人達に
「実は今日退院する事になったんですよ〜」と説明。
みんなホントにびっくり。「そんなこともあるんだ〜!!」と
賞賛?の嵐。看護婦長もわざわざ来て
「こういうこともまれにあるのよ。手術前の検査って大切なのよ〜」
と話しをしていった。私としてはあと2時間後にせまっていた
剃毛をやらずに退院できてラッキーって感じ。
彼に退院する事を連絡して、迎えにきてもらう間に荷物をまとめて
みんなに「お世話になりました〜」とご挨拶。
ナースステーションでも「お世話になりました〜」と言って
挨拶してたら、私で研修をするはずだった看護学生が
「よかったですね〜。おめでとうございます〜」
と名残惜しそうに挨拶してくれた。でも彼女たちの研修は
どうなっちゃうんだろうね?実験材料が退院しちゃって。
結局一週間入院の予定が1泊2日で終了。

なんだかね〜(笑)

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