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郁子の『のら日記』 |
稽古場日記にいらっしゃいませ。1週間のごぶさたでした。 ここは稽古場日記のコーナーなんですけど、それを担当している私が、稽古に参加せず…という9月9日(日)でした。 ってことで、今週は稽古場日記ではありません、ごめんなさい。 でもそんなこともちょくちょくありってことで、許してくださいね。私は参加できませんでしたが、他のメンバーは稽古に精を出していことでしょう。お疲れ様です。 うーん。今日は何を書こうかなぁ。って迷いまくって、時間も経って、気が付いたら、今日は9月13日(!)自分でもびっくりです!日記の為にネタを探しまくる私ってちょっとすごいかも…。 ネタって書いたら、とても失礼に値してしまうのですが、2日前の大体今ごろ、アメリカ・NYにあるWTCに2機のハイジャックされた飛行機が突っ込みました。 テロです。 そのちょっと後にペンタゴンにある国防総省にもハイジャックされた1機の飛行機が突っ込みました。更に1機の飛行機が墜落。 よーっぽど社会情勢に興味のない方以外、この事件を知らないという人を今探すのは難しいでしょう。それ程、昨日今日と、TVはもちろんラジオもこの大惨事を報道しまくっていました。 これに関する難しい部分に触れると、私のアホさがばれてしまいますので触れませんが、ただ、ショックでした。 第1機目がWTCの片方に突っ込んだニュースを見たときは信じられなくて、たくさんの人が言うみたいに「映画の1シーン」のようで、友達にメールを打ちまくりました。そうこうしてる間に2機目が突っ込み…。 突っ込む瞬間を、何度映像で流されても映画のようで。ああいうシーンが映画やTVなんかで一杯放送されてるって証拠だなぁと思いつつテレビから離れることが出来ませんでした。 国防総省であったテロともう一機の飛行機墜落もショックでしたが、NYで起こったあのテロはそれ以上に言葉にならない…という感じでした。ほんの数ヶ月前にNYを訪れた時のあの街の中で、超高層ビルから火が吹いて、たくさんの人が逃げて、叫んで…。 WTCのすぐ近くにあった公園から、見たWTCはすごく高くて、アメリカの経済力を象徴してるみたいでした。その建物がもうこの世には存在しない。 たくさんの人がいつもと同じように仕事をしようとして、どこかに行こうと飛行機に乗って、その先に待ってたものがこんなに悲しい結末だなんて思いもしなかっただろうなぁ…。 たくさんの人が愛する人を亡くして、今も悲しい涙を流してる。1人の女性がインタビューで「ビルがなくなって、見えるのは傷ついた人だけ。親のいなくなった子どもがたくさん増えるわ…。」って言ってました。 もう一度会いたいってどれだけの人が心を痛めてるのか想像もつきません。テロリストの目的がなんだったのかなんて、知りたくもないし、その目的がなんであれ、普通に毎日を送ろうとしてた人をこんなに、家族や友達や恋人や色んな人から奪ってしまった今回のテロは、許せないし、悲しいし、やりきれないし。 世界中でたくさんの人がこんな気持ちを味わったと思います。アメリカの他国に対する政治的部分に触れ出せば、色んな意見が出てくるとは思うけど、テロリストは人間として絶対やっちゃいけないことをした。 でもテロリスト以上に人間はもっともっと強いってことも分かりました。WTCの残骸の中を必死で捜索する人の中に混じってるボランティアの人や(WTCを造った人も混じってました)輸血の為に献血をする人達。アメリカだけでなくカナダでも。日本で献血しても持ってけないだろうけど。可能なら献血するだろうな。血はありあまってそうだから、私。 出来る限りたくさんの人が助かりますように。出来るだけたくさんの人が会いたい人に会えますように。早く犯人が見つかって、戦争にならずに解決しますように。 亡くなった方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。 なんだかこれは稽古場日記じゃ全くないけど、ゆるしてね。 |