『愛と平和のリンダ日記』 サブ日記
12月19日『さよならドーム館』

ご存知の方もいると思われますが、クルかんの稽古場は松原某所にある某公共施設です・・・。

そして稽古をする場所は、どこかドームのような形の建物が目立っちゃう市民の憩いの場です。


明日は仕込みの日!
だから今日は小澤氏が運転する2トン車で倉庫から大道具の搬出です。
今まで苦労に苦労を重ねて製作してきたかわいいかわいい大道具が一つ一つ倉庫からトラックに積み込まれていきます。

涙する者もいれば胸を撫で下ろす者・・・
クルかんの役者たちはみな大道具も作るので道具も芝居仲間のように思えてくるのです。

特に上田さんは最後の釘を大道具に涙しながら打ち込むのでした・・・。
そしてしまわれていく工具類・・・。

なんとか作るべきものは作れたので小澤氏にも少し安堵の表情が見えました。

明日、この魂の入った道具たちを劇場に組み込みます。

愛着のある道具に囲まれながら芝居をする、なんかいい感じです。

これがクルかんらしさでしょ。



今日はこれから別の稽古場で最後の稽古に入ります。
今回の芝居でもドーム館にはお世話になりました。
また会う日まで。。。
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