■10回シリーズの3回目となる「渕本一弘ギターリサイタル
in KOBE 」を今年も3月22日〈日)、 神戸元町の「ロッコーマン4Fホール」 で行いました。
■今回のプログラムは、リュートのための作品集(キレゾッティ編)、練習曲とメヌエット(ソル)、前奏曲、ルーレ、ロンド風ガボット(バッハ)、夕べの鐘、つばめ(テデスコ)、大聖堂、森に夢見る(バリオス)、ファンダンギーリョ、
セビリア風幻想曲(トゥリーナ)。
■コンサートで初めて弾く曲もありましたが、多くが20代の頃からレパートリーにして来た曲です。クラシック音楽を弾く喜びは、1曲1曲いつまでも、まるで古くからの友人のように親しみを込めて音楽と付き合ってゆけるところにあると思います。時折、疎遠になったり、今回のバッハの前奏曲のように、うまく弾かせてもらえないこともあったりして、「お前もまだまだだなぁ・・・」と言われてしまう事もありますが、どの曲も自分にとっては大切な友人であり、厳しい教師でもあります。
■またこの日は、春の嵐とも言えるあいにくの
天気でしたが、会場には多くの方にお集まり頂き、また10数年振りにお会いできた元生徒の方もおられ、終演後の打ち上げでも楽しいひと時を過ごすことができました。
皆様、ありがとうございました!
(一弘)
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