■神戸ロッコーマン4Fホールで、毎年開催している渕本一弘ギターリサイタル in KOBE(10回シリーズ)も、今年で4回目を迎えました。
■今回のプログラムでは、ロンカリの3曲とアグアドの「序奏とロンド」が全く初めて弾くレパートリーです。新曲は弾きなれた曲と異なって、新鮮な気分と同時にある種の緊張も感じます。でも、今回ますます思い通りに弾けて、良き友人が増えた気持ちになりました。これからも大切に引き込んで行きたいです。
■バッハの「ドーブル」やブリンドル、プーランクの作品を弾くのは、ずい分久しぶりです。何か久しく会わなかった親友と語り合った気分です。(話がこじれてしまったものもありますが・・・)
■同じバッハでも「サラバンド」やトゥリーナ、グラナドス、アルベニスの作品は、事あるごとに弾いています。いつでも自分のそばにいてくれる大切な人のような作品です。
■リサイタルは、日時はもちろん、曲目を自分の好きなように選べるのが一番の楽しみです。第5回となる来年は「ある貴神のための幻想曲」(ロドリーゴ作曲、ピアノ伴奏版)や初めて弾くトゥリーナの「ソナタ」を予定しています。お楽しみに。
■最後になりましたが、今回リサイタルにお越し頂いた皆様ありがとうございました。また来年も来て下さいね!
|