インドグランデス(Dorcus Grandis Grandis India)

飼育難易度B

2010年 BE-KUWAギネスは89.4mmです。90mmUPは時間の問題でしょう。

☆ 産卵セット
飼育技術の進歩で現在は植菌カワラ材で簡単に産卵できます。霊芝材・カワラブロックでも産卵可能です。
産卵は一度に10匹ぐらいです。だらだらと6月頃から10月ごろまで産卵します。
1年で20頭ほど採れれば成功でしょう。体内時計がしっかりしていますので、冬にはあまり産みません。

☆幼虫飼育

菌床飼育が有効です。
菌床の種類ですが、私の経験では、ブナ系、ナラ系、エノキ系が良いように思います。
最近は、菌床の性能が良くなっていますので、80mmUPを狙える種類です。

☆ 飼育管理
温度管理ですが25〜28度位の温度設定でOKです。
特別 大型を狙う場合は、20℃位まで下げて幼虫の期間を延ばして下さい。

☆ポイント

グランデスの産卵時計はしっかりしているので6月〜10月位に産卵します。
この時期をはずすと、温度管理をしてもなかなか産みません。

<成虫のペアーリング>

交尾を終えてからすぐに産卵セットに入れずに1ヶ月位はミニケースで十分に栄養を与えて下さい。すぐに産卵させると突然死する場合があります。
出来れば♂も熟成した♂を使ったほうがいいです。
♂が♀を殺す場合もありますので強制交尾をお勧めします。
♂・♀とも熟成が重要なポイントだと思います。