ヒラタクワガタの
飼育方法

ヒラタクワガタは、初心者には、もってこいの虫です。
特に輸入解禁後、かなり安く手に入れることが出来るようになりました。 最近は、飼育スペースがないのであまり飼育してません。

<成虫管理>
オスは、かなり気が荒いので、♂♀一緒に飼わない方が無難でしょう。

<基本セット>
・・・柔らかめのクヌギ、ナラなどなんでもいけます。水分を多めに皮をむいてセットしてください。
マット・・・マットにも卵を産みますので、良質の黒マット(発酵マット)をお勧めします。
水分はかなり多めです。

♂♀を一緒に入れるセットの仕方
餌台と止まり木以外にできるだけたくさんマットの上に産卵木の皮などを入れて ♀の逃げ場を作って下さい。心配な人は、2週間位で♂を外して下さい。 出来れば、強制交尾の方が無難かもしれません。

<幼虫飼育>
菌糸瓶飼育で簡単に大型個体を作出する事が出来ます。 菌糸瓶の種類によって、合わない虫があります。特に外産のヒラタは、基本的にクヌギ100%は避けた方がいいと思います。
微弱な初令幼虫を採りだしてすぐに菌床に入れると菌に巻かれて死亡する場合があります。 プリンカップでしっかりするまで管理した方がいいでしょう。マットは無発酵のマットをお勧めします。発酵マットを使うと初令の場合の死亡率が高くなります。
外産のヒラタの初令幼虫は、比較的弱いので菌床に入れるならプリンカップの菌床に入れたほうが生存率はいいみたいです。(クヌギ100%の菌床は、避けたほうがいいと思います)

*アルキデスヒラタクワガタ
アルキデスは、特に高温に弱いので30℃を超えないようにしてください。 25〜28℃位 がベストと思います。特に短歯型は一撃でメスを殺してしまいますので、♂♀一緒に飼わないほうがいいでしょう。


BACK