このような羽根バカになってしまったら、
普通はあきらめるしかないですね!
これを何とか元通りに修復したいです。

バンドエイドを小さく切って、開いた羽を閉じて
バンドエイドで固定してください。

 

クワガタ飼育講座


6.羽化不全の修理

期待の大型個体ほど羽化不全になることがあります。泣くに泣けません。このままあきらめてしまいますか?何とか、修復出来るものならしてみたいですね。羽化不全の成虫が出てしまったら、羽根が赤い内なら程度によりますが修復可能です。

用意するもの
バンドエイド、はさみ




 
完全に閉じなくても良いですから羽根を仮止めをして、内バネを体の中に収めるのを待ちます。

 

内バネがきれいに収まったら、バンドエイドのテープを羽根の一方に付けてバンドエイドを引っ張りながら羽根を閉じます。テープは、羽根の付け根から付けていきます。 この状態で腹部が引っ込み羽根が固まれば、きれいな個体が出来上がります。

いろんな種類のテープを使いましたが他のテープでは、すぐはがれてしまいます。
バンドエイドが一番よかったです。
一度試してください!

7.アゴずれの緊急手術

蛹の時点でアゴずれした個体を見つけることがあります。このまま羽化してもB品の 成虫しかでません。
しかし、早く気づけば助けることができます。

蛹のアゴが出きる前(まだ蛹が白いとき) ならば何とか修復する事ができます。
少しの勇気と経験があれば、B品個体もA品 個体になるはずです!?
成功率は85%くらいです。(低すぎる?)
 
蛹の中身が出来る前なら(白く顎が形成 される前)こんな感じで治す事が出来ます。
寝返りが打てる程度の大きさでスポンジ より硬くて弾力のあるものを使用してく ださい。
100円均一で売っている洗剤の いらないスポンジです。 (ドイツ生まれの不思議スポンジ・激落ちくん)
硬さと粒子の細かさがちょうど良いです。
 
こんな感じになります!! 色がつき始めたら、はずしてあげて下さい。 何とかこれでA品になると思います。

この『アゴずれの緊急手術』は、HN「職人」さんから教えていただきました。 ありがとうございました。
皆様からもクワガタ飼育講座に役に立つ情報を募集しますので宜しくお願いします。



BACK