ニジイロクワガタ(Phalacrognathus muelleri)オーストラリア ケアンズ産
オーストラリア・ケアンズ産

飼育難易度A
入手難易度B

クワガタの中で、ニジイロほどきれいな虫はないと思います。
黒虫と違って昼間でもマットの上に出てくるので観賞用にはもってこいの虫です。

☆ 産卵セット
色々なセットを組みましたが、産むときは爆産するのに全く産まないこともありました。
最近は、材を入れずにマットのみで産卵をコンスタントに成功しています。
ニジイロクワガタは、結構早熟で羽化して2〜3カ月で産卵可能です。
エサを食べ出したらすぐに産卵出来ると思います。

私の産卵セット
良く発酵したマットに、ニジイロの幼虫飼育したフンマットを混ぜえるだけです。
ケースの底にマットを固詰めにして置くだけです。マットの上は転び止めの材をおいてください。
一度卵を生み出すとかなり多産です。産んでいる間は、栄養のあるエサや蛹を与えてください。

考察
軟らかい材を入れると、材をボロボロにして噛り回りますが。産卵してないことが良くあります。
ニジイロは、材の中心の固い芯に産む傾向があります。軟らかい材の場合、固い芯を探して噛り回ります。
マットの場合、ケースに当ると固い所に当ったと思いケースの壁に産卵するようです。



☆幼虫飼育
幼虫飼育は、マット飼育、菌床飼育どちらでも出来ます。大型個体を狙うには菌床飼育が良いです。
特にカワラ菌床は大型個体が出やすいです。問題はカワラは劣化が早いので注意が必要です。

☆飼育管理
色虫の中では結構長生きします。1年ぐらいは生きるでしょう。
飼育は簡単で普通のクワガタの飼育でいいと思います。
温度は、寒さにも暑さにも比較的強く、30度までなら大丈夫です。

☆ポイント
産卵のポイントは、マットです。ぜひニジイロマットを作って産卵に挑戦してみてください

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