オオクワガタ(Dorcus curvidens binodulosus)

飼育難易度 A

クワガタ飼育の基本セットなので、マスターして下さい。

☆ 産卵セット
準備するもの
 ケース
 マット(発酵マット・未発酵でも可)
 エサ皿
 材(クヌギ・ナラどちらでも良いが、固い方が良い。柔らかいと♀が穴だらけにして遊ぶだけの場合が多い。)

底にマットを引き詰め、材を2〜3本置きます。
材は1時間から半日水に浸け、半日陰干しします。
材は皮を剥いても、剥かなくてもどちらでもいいです。置き方も自由です。
古♀などは皮を剥いたほうが、余分な体力を消耗しないので卵の数が増えるかもしれません。

これでセット完了です。マットの上に転び止めの材を置きます。事故の軽減になります。

☆幼虫飼育
材飼育・マット飼育も出来ます。大型個体をめざすには菌床が有効です。オオクワ飼育にはクヌギの菌床があっているようです。
材飼育・マット飼育も一度経験してみて下さい。他の種類の虫にも応用がききますのでオオクワで経験するのもいいかもしれません。

☆飼育管理
♂♀一緒に入れても問題はありません。♀が産卵モードに入ったら♂は出したほうが良いでしょう。
♂は交尾意欲が強いので産卵の邪魔をします。

☆ポイント
飼育に関しては、難しくありません。最近は産地別に集めている方が多いようですが、信頼出来る所から購入しましょう。