フォルスターフタマタクワガタ(Hexathrius forsteri kiyotamii)

 

2002年ミャンマイーサガイン産が初入荷しました。そのフォルムはウエストウッディをほうふつさせるような形をしています。人気が有る種類です
飼育難易度c

☆ 産卵セット
材を選り好みします。材さえ間違えなければ簡単に産卵すると思います。
材については、柔らかめのクヌギ、ナラの材の皮を剥いてマットの上に置くだけで簡単に産卵しました。材をいかに好みの材にするかですがなかなか良い材が無いので自分で作りましょう。
材の作成ですが、1日水に浸けた材を皮を剥いて糞マットの中に1週間位埋めて下さい。バクテリアが材に回ってカビがはえません。
産卵はさほど難しくはないですが、卵がカビにまかれて死んでしまいます。この材を使えばカビにまかれないので孵化率か数段上がります。


産卵モードに入ると1♀で40〜50は産むのではないでしょうか?
熟成は3ヶ月位で産卵可能でした。

☆幼虫飼育
印象として結構弱そうです。シカクワに適した菌床をお勧めします。私の場合は、カワラ菌床を使用してます。マットは、あまり発酵の進んでいない発酵マットを使用してます。
マット飼育で注意点は、2本目に交換すると何故かマットに潜らず上に上がったままの幼虫が多いです。
最後の捨てビンは、カワラ菌床に入れるとマットに潜る確率が高いです。
一度試してみてください
☆温度管理
低温飼育が良いと思います。温度は22℃位がベストではないでしょうか。

☆ポイント
♂♀の羽化がかなりずれて累代が困る場合が有ります。小さな♂を作って♀と♂の羽化のずれを少なくしなければいけません。

 

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