メンガタクワガタ(Homoderus mellyi Parry)
アフリカ東部タンザニア


飼育難易度B

☆ 産卵セット
材は基本的にクヌギでもナラでもなんでもいけそうです。柔らかめの材の皮をむいて水分は少し多めでセットしてください。
基本的にはヒラタのセットと同じです。 ♀が死んでから割り出してください。50~100ぐらいは採れます。

☆幼虫飼育
菌糸瓶、添加剤マット、材飼育どれでも飼育できます。
カワラ菌床で60mmUPのギネス級もできるようになりました。

☆飼育管理
高温に弱いので30℃を越えない方が無難です。

☆ポイント
♂♀の熟成に時間がかかります。割り出さず自力で出るのを待つのがいいです。
割り出すと♀の突然死があります。3ヶ月くらいしてから割り出すのをお勧めします。
♂は♀殺しがありますので強制交尾をお勧めします。

下記は1999年の飼育日記です。お暇でしたら読んでみてください。

飼育日記
ワイルドで1999年に初入荷したので、F1で成虫を育てるのは、今年が初めてのため情報不足です。 意外だったのが、羽化してから6ヶ月ぐらいしてからやっと餌を食べはじめました。 色虫にしては、時間がかかりすぎているので寿命は、長いのではないかと思います。今後の様子を見たいです。1月5日 ワイルドの成虫の情報ですが、材は選ばず、水分は、多めがいいみたいですよ。 卵は1匹で50ぐらい産むようです。
3月21日  交尾しそうもないので、強制交尾をしてセットしました。
3月28日  セットして1週間で、なんと♀が★になってしまいました。交尾が早すぎて死んでしまったのかと後悔してます。
4月21日  念のため材割りをしました。まさか幼虫が採れると思ってなかったが、なんと36匹の幼虫が採れました。ひょとして1度に沢山卵を産んで死んでしまうのではないだろうか?いまだ未知のむしです。 解らない虫は、材飼育とマット飼育にしました。
11月20日  そのまま、ほったらかしていたので、材交換をしようとみてみるとすべて成虫になっていました。 オスは、ほとんど50mmUP、ほぼワイルドギネス級でした。 メンガタには材飼育がかなりあっているようです。

 

飼育ゼミナールTOPへ戻る