ボルネオパリーフタマタクワガタ(Hexarthrius parryi elongates)
ボルネオ亜種エロンガトゥス

 

 

 

飼育難易度C
ワイルドの産卵は簡単ですが、累代品になると材はかじり回って産卵しているように見えても全く産卵してない時があります。


☆ 産卵セット パリーフタマタクワガタは材をより好みしますので、好みの材をいかに作るかが産卵成功の秘訣です。
材は皮を剥いて煮込んだ材をフンマットでの中にいれて十分に熟成させます。芯のある硬めの材で十分です。あまり軟らかすぎると材で遊びまくって卵の数は伸びません。1♀で50匹位卵を産めば成功でしょう。


☆幼虫飼育
幼虫はマット飼育、菌床飼育のどちらでも対応してます。
マット飼育で十分大きくなるようです。

☆ 飼育管理
成虫は23〜25度位で産卵しました。高温には注意してください。
ボルネオサクラワ産は標高1000m以上の温度が結構低いところにいます。

☆ポイント
産卵でのポイントは、材だと思います。いかに好みの材を作るかが産卵成功の秘訣です。
♂♀の偏りが激しく羽化ズレも多い種ですので小さな♂も意識して作って下さい。累代の秘訣です。
♂♀とも熟成が大切です。特に♂の熟成が必要です。出来るだけ古♂を使用してください。
累代する予定の成虫は、すぐに蛹室から出さず、自力脱出してから使用するのが産卵成功の秘訣です。
半年以上蛹室にいますので、じっくり飼育することをお勧めします。

 

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