麻雀の基本中の基本、役についてです
立直とドラだけでも勝てますが
役作りこそ腕の見せ所です!
とりあえずここにあるものは一通り覚えましょう
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【一翻】
門前の状態で自摸和した時につくもっとも基本的な役の一つ。他のほとんどの役と複合する。
【一翻】
立直を宣言した後に和了ることによってつく役。聴牌形は問わない。立直をするためには『立直』と発声し立直棒(1,000点棒)を場に出す必要がある。立直は河に牌を捨ててそれが栄和牌でない場合のみ成立するので、立直牌で栄和があった場合はその立直棒は持ち主に戻る。立直をすると裏ドラがつくというのが一般的(競技麻雀ではつかない)。また槓裏(ドラ)についてはつけないグループも多いので事前確認が必要。立直後に和了れずに流局になった場合、場に出した立直棒に関しては次に和了った者が取る(和了り取り)グループと立直をかけた和了ったものが取る(立直取り)グループがあるので事前確認が必要。
【一翻】
立直後の一巡目で和了るとつく。ただし途中で暗槓を含む副露があると無効になるので注意。ほとんどのグループで採用されているが競技麻雀では採用されていない(競技麻雀ルールでは立直をかける意味があまりない(^-^;;;)。一応確認しておいた方が無難。
【一翻】
門前で場風牌(東場の東など)・自風牌(西家の西など)・三元牌(白・發・中)以外の雀頭と順子のみで作られ両面待ちで和了った時に成立する役。様々な順子系の役と複合する。門前清摸和・平和が両立しない(ツモピンなし:門前清摸和を優先して30符一翻扱い)とするグループがあるので事前確認が必要。
【一翻】
門前で同種同順の順子を一組揃える役。副露すると無効になるので注意。
【一翻】
一・九・字牌が入っていなければ成立する役。副露を認めない(鳴きタン(食いタン)なし)グループもあるので事前確認が必要。
【一翻】
場風(東場の東、南場の南等)、自風(南家の南、北家の北等)、三元牌(白・發・中)を刻子または槓子にすることによって得られる。場風と自風が同じ場合(東場の東家の東等)は二翻扱いとなる。
【一翻】
他家が明刻に加槓して明槓を作った時にその牌が栄和牌の場合にこの役が成立する。ドラのような補助役ではなくこの役だけで和了ることができる。またこの場合は新しく槓ドラは発生しない(明槓は嶺上牌を自摸り河に牌を切った時点で成立するため)。
【一翻】
王牌14枚を残し、最後の自摸牌で自摸和了りをした場合につく役。副露の有無に関わらずこれだけで和了れる。
【一翻】
王牌14枚を残し、最後の牌で栄和和了りをした場合につく役。副露の有無に関わらずこれだけで和了れる。『ハイテイ』とも言うが『ホーテイ』が正しい。
【一翻】
槓をした後の嶺上牌で和了った時につく役。副露の有無に関わらずこれだけで和了れる。
【一翻】※ローカルルール
槓をした直後に切った牌で栄和した場合につく役。副露の有無に関わらずこれだけで和了れる。採用グループは少ないが確認は必要。明槓の場合は槍槓同様槓ドラは成立しないが、暗槓の場合は成立する。
【二翻相当】
俗称『ニコニコ』と言われる通り対子を七種類集める特殊役。七対子以外に(ドラを含めて)二翻以上あると25符二翻に、なければ50符一翻扱いになる。門前が絶対条件なので立直+裏ドラなど一発逆転性秘めた役。当然だが槓子を対子二つと扱うことはできない。
【二翻】
親は配牌で、子は第一自摸で聴牌し直後に立直し和了るとつく役。なお第一自摸でも自分が自摸る前に他家の鳴きが入った場合は無効となる(ただの立直扱い)。
【二翻】※ローカルルール
立直時に和了り牌をすべて公開した上で和了ることによって発生する役。オープン立直に振り込むと役満扱いとなる(ただし立直をかけた後に振り込んだ場合は二翻扱い)。ローカルルールながら採用するグループが多いので(オープン立直時にでも)確認が必要。和了り牌だけを公開するグループと手牌すべてを公開するグループがある。
【二翻】
萬子、筒子、索子の三種類で同じ順子面子を作ることによってできる役。副露すると一翻下がる。三色同刻と区別する意味で『サンシキ』と言われる。
【二翻】
すべての面子(対子・順子・刻子・槓子を問わない)に一・九・字牌がからんだ役。字牌がからまないものは純全帯、刻子・槓子だけのものは混老頭なる(両立はしない)。副露すると一翻下がる。
【二翻】
同じ種類の数牌で一二三・四五六・七八九の順子を揃える役。副露すると一翻下がる。単体で狙うというよりは混一色・清一色と合わせて狙うことが多い。
【二翻】※ローカルルール
同じ種類の数牌で同じ順子を三組揃える役。副露すると一翻下がる。かなりローカルなルールで採用するグループは少ない。一応確認はしておいた方がいいかも。
【二翻】
雀頭と刻子または槓子だけで構成された役。わかりやすいので初心者向けといえる。ドラや字牌を絡めることで高得点も狙えるが手が決まってくる分リスクも高い。
【二翻】
同じ数字の三種類の数牌を使って刻子・槓子をそろえる役。中張牌よりは一・九牌の方が確率は高い。基本的に狙ってできる役ではないので他の役と平行して狙うこと。三色同順と区別する意味で『サンショク』と言われる。
【二翻】
すべての面子(雀頭・対子・刻子・槓子)が一・九・字牌だけで構成された役。字牌の入らないものは清老頭(役萬)となる。
【二翻】
暗刻(暗槓でも可)を三組作る役。その他の面子は副露してもかまわない。暗刻(または暗槓)を四組作ると四暗刻(役満)となる。四暗刻崩れという形で見ることが多いが刻子場なら狙ってみるのもいいかも。
【二翻】
暗槓・明槓を問わず槓子を三組完成させる役。ただし槓は場に四組までと決まっている(四開槓:流局となる)ので難しい役である。なお一人で四組槓子を作った場合は四槓子(役満)となる。
【二翻】※ローカルルール
同じ種類の数牌で三組の連続した刻子を揃える役。ローカルなルールだが採用するグループもある。事前確認が必要。当然だが門前で和了っても一色三順とは両立しない。
【三翻】
一盃口を二組完成させる役。見た目は七対子と同じになる。副露すると無効な上に両面待になると一盃口になることもありなかなか難易度は高い、無理せず七対子にするのも一つの方法。
【三翻】
すべての面子に一・九牌が絡んだ役。副露すると一翻下がる。刻子だけだと清老頭(役萬)になる。
【三翻】
同種の数牌と字牌だけで構成された役。副露すると一翻下がる。見た目がきれいでわかりやすいが捨牌が偏りやすく警戒されやすい。また当たり牌が変則になることが多く振聴に注意。
【四翻相当】
三元牌(白・發・中)のうち二組を刻子または槓子にしもう一つを雀頭にする役。『小三元』だけでは二翻しかないが二組の刻子または槓子に必ず飜牌がつくので四翻相当となる。当然副露すると警戒も強くなり単騎待ちになるとまず自摸和しかないだろう。
【五翻相当】※ローカルルール
捨牌を一度も鳴かれないで最後まで一・九・字牌を切りつづけその局が流局すると成立する役。ローカルルールながら採用するグループは多い。配牌が国士無双系で国士無双を狙わない場合はやる価値はある。ただし難易度は高い。通常これを和了りとみなすが、祝儀扱いとするところもあり、オーラスでこれを和了っても終了しないグループもある。
【六翻】
すべての面子が同種の数牌だけで構成された役。副露すると一翻下がる。混一色同様見た目はきれいだが読まれやすくまた和了り牌も複雑になるので注意が必要。
【役萬】
親が配牌の状態で和了って成立する役。
【役萬】
子が第一自摸で和了って成立する役。ちなみに自摸る前に鳴きが入った場合は無効となり門前清摸和のみとなる。
【役萬】
雀頭と暗刻または暗槓を四組作る役。当然門前が前提となる。なお単騎待ちはダブル役萬とするところがほとんど。役満の中では比較的狙いやすい役萬の一つ。
【役萬】
萬子・筒子・索子の一・九牌と字牌を全種類集めさらにもう一枚任意の一・九・字牌をそろえることで成立する。九種九牌だと流局させられるので国士無双を狙うかどうかは意見のわかれるところ。なお十三面待ちをダブル役満とするところがほとんど。また十三面待ちに関しては自分が捨てた牌以外なら栄和和了り可とするところがほとんどだが必ず事前確認が必要(聴牌してから確認したら絶対出てこないので(笑))。また国士無双だけは例外的に暗槓された牌が当たり牌の場合栄和和了りができる。
【役萬】
門前で同種の数牌で一・九を三枚ずつと二〜八を一枚ずつ、さらにもう一枚同種の任意の数牌一枚そろえることで成立する。きわめて難度が高い。なお九面待ちはダブル役萬とするところがほとんど。なお九面待ちでも振聴栄和はできない。また萬子のみ可とするグループもあるので事前確認が必要。
【役萬】※ローカルルール
親は配牌で子は第一自摸の時点で(自摸る前に鳴きが入った場合は無効)両面・辺張・嵌帳等の面子が一つもなく対子が一組だけあるような状態の俗称『シーサンバラバラ』と言われる役。ただし自分が自模る前に鳴きが入った場合は無効。採用しないグループも多いので事前確認が必要。
【役萬】※ローカルルール
親の第一捨牌で栄和した場合につく役とするグループと第一捨牌ならなんでもOK(こちらを連和と呼ぶところもある)とするグループがある(ただし後者の場合、途中で鳴きが入った場合は無効)。どちらもローカルルールであるが採用するところもあるので確認が必要。
【役萬】※ローカルルール
同種の中張牌(二〜八)で七対子を作る。ローカルルールで採用するグループもそれなりにある。また小車輪(一〜七または三〜九での七対子)を役萬、大車輪をダブル役満とするグループもある。さらには筒子のみとするところもある。解釈が違う場合が多いので採用を見送る場合が多いのも事実。どちらにせよ事前確認が必要。
【役萬】
文字通り字牌だけで構成された役。最終的には対々和、七対子系になる。大三元や四喜和などと組み合わせることでダブル役萬・トリプル役萬になりうる。ただし他家の警戒が強くなるのでなかなか和了りにくい。
【役萬】
東・南・西・北の風牌から三組刻子・槓子にし残りを対子もしくは刻子・槓子にすることによって成立する。四種をすべて刻子・槓子にしたものは特別に大四喜と呼びダブル役満となる(対して雀頭が風牌の場合は小四喜と呼ぶ)。
【役萬】
三元牌(白・發・中)をすべて刻子または槓子にして和了ると成立する役。配牌と自摸次第では和了りやすい。混一色と両天秤にかけることがほとんどとなる。
【役萬】
二・三・四・六・八索と發だけを使ってできた役(組合せは自由)。ただし發が入らないものを認めないグループもあるので事前確認が必要。混一色のまぎれがあり難易度は高い。
【役萬】
各数牌の一・九だけで構成された役。必ず対々和の形となる。難易度はやや高め。
【役萬】
一人で槓子を四組完成させる役萬。最終形は単騎待ちになる。ただしこの役を聴牌後他家が五組目の槓をした時点で流局となる。四組目の槓子が成立した時点で和了りとするグループもあるがこれは間違い。