シンタグマ広場からのエルムー通りにショッピングと夕食


シェラトン・ホテルのロビーでは絨毯の販売イベントの準備中

アテネに到着するには300キロを超す走行距離


アテネからここまで来た時間を考えると、ここから300キロを超す走行距離のために、かなりアテネに到着するのは遅くなるだろうと考えられた。帰りは来た道とは違う道を通って山の中から帰ってみようと考えて帰りかけた。
何さま、ギリシャは道路標識が非常に少ないので道に迷う可能性があったので、仕方なしにわれわれが来た道を引き返すことにした。
半島の付け根に帰ってきたごろに、夕やみが迫ってきて日が暮れかけ始めた。
海の向こうにアテネの町が夕やみの中にぽっかりとライトの明かりが浮かび上がっていた。
誠にきれいな景色であった。
どうやらアテネの市街の中心部に入るころにはすっかり暗くなってしまうらしい。
帰りの道が心配であったが、仕方がない。
やがて高速道路を降りて街の中心部に入るにつれて車の渋滞の中に巻き込まれていった。

アテネのホテルには午後の6時ごろに無事到着することができた。


それにつれて周囲の黒い帳が降りてきて、暗闇の中を車の運転を続けなければならなくなった。
おそらくこの道が通ってきた道であろうという推測の下に車を走らせるだけである。
全く方向感覚、位置関係が分からない。
それ以上に道路標識がないので、走っている道路の把握ができなかった。ただ感覚的にこの方向を進めばアテネの市街の中心部に行くだろうという推測で車を走らせていた。
次第ににぎやかな通りに入ってきて、道の両側面高いビルディングが並んでくるようになっていくと、どうやらアテネの中心部に入ってきたという感覚がしてきた。
車の中では道路の選択で意見が分かれたが、とにもかくにも車を走らせていっていると、偶然にも左側きにわれわれが泊まっているホテルの町並みの姿が見えてきた。
本当に偶然出会った。


シンタグマ広場からエルムー通りには、ファッションブティックの店が軒を連ねていた。
シンタグマ広場からモナステラキ広場に向かってのエルムー通り

シンタグマ広場からショッピングストリートが何本も伸びている。


これによって車が走っている位置関係が分かったので、やっとレンタカーの返却場所であるナショナルレンタカーの営業所の方に向かって車を走らせることができるようになった。
このレンタカーの営業所の場所も朝苦労して車を返却したために道を覚えていたためである。
まさに薄氷を踏む思いの心細い思いであった。
大変ラッキーであったということであろうか。幸運にも無事車を返却することができた大変うれしかった。
かなり飛ばした事もあってアテネのホテルには午後の6時ごろに無事到着することができた。
もちろん、車はナショナルレンタカーの営業所に返却をしなければならなかったので、営業所まで車で乗っていったわけである。
返却の手続きをしてレンタカーをすべて返却してしまってから、ホテルへはタクシーに乗って帰ったわけである。

シンタグマ広場からエルムー通りを通って夕食へ出発


タクシーの運転手に行き先のホテルの名前を言うと、運転手がアテネでも特別料金の高いホテルですねといったことが非常に印象的であった。われわれがタクシーでホテルに到着した、ちょうど同じ時間帯にショッピングで帰ってきた大野さん1行の女性3人組にホテルのフロントロビーで偶然顔を合わせることになった。
このため、これから一緒に町に食事に出ましょうということになってさっそく食事に出ることになった。
われわれが宿泊していたホテルはちょうど町の中心部に位置したためにこの中心部からショッピングストリートが何本も伸びている。
誠にショッピングには好都合な位置であった。
シンタグマ広場とオモニア広場を結ぶスタディウ通りとパネピスティミュ通りには、美術工芸品の店や宝石店などの店が軒を連ねていた。
またシンタグマ広場からモナステラキ広場に向かってのエルムー通りには、ファッションブティックの店が軒を連ねていた。
シンタグマ広場からのエルムー通りには婦人用の靴やバッグなど女性専用の店が中心の通り

シンタグマ広場からのエルムー通りには婦人用の靴やバッグなど女性専用の店が中心の通り

エルムー通りには婦人用の靴やバッグなど女性専用の店が中心の通り


婦人用の靴やバッグなど女性専用の店が中心の通りのようであった。
一方、シンタグマ広場からモナステラキ広場に向かってのミトロポレオス通りには特に毛皮の店が多いようであった。
シンタグマ広場からモナステラキ広場の南側一帯を特別にプラカ地区と呼んでいる。
この一帯は特別にレストランや土産物店が夜遅くまで営業していることで有名な地区である。
夜遅くまでこの地区はたくさんな人でごった返しており、非常に賑やかな一帯であった。
ただこの一帯は、日本人がいつも被害に遭うのは有名な地区である。ひったくりをはじめとして、盗難やだましなど日本人の観光客の被害はこの地区に集中しているので有名である。中にはニセ警察官まで出てきてごまかされるような始末である。

ギリシャ人は外食好き国民、夜も遅くまでレストランがにぎわっていた。


ギリシャで特色的なことは昼寝の習慣があるという国であるということである。
それとギリシャ人は非常に外食をするのが好きな国民であるらしい。夜も遅くまでレストランがにぎわっていた。しかもこのレストランは道路の道にオープンな形でいすや机を持ち出して開店しているようなレストランである。
午後2時ごろに昼食をとり、そして夕方まで昼寝をするというギリシャの習慣がある。
このため店などは夕方から営業を再開するようなありさまである。
ほとんどの人は昼寝から覚めると、カフェテリアなのでのんびりとおしゃべりをしながらお茶を飲む習慣がある。
この夕方の家族や友人とだんらんする風景はギリシャ特有のもので、ギリシャ人は特にこれを大事にしてカフェテリアなどでは地元のお酒やつまみなどを食べながら話にふけるわけである。
このため夕食は午後の10時ぐらいから取るというのが生活習慣になっている。
確かにアテネの博物館なども営業時間は午後の2時までになっているところが多い。

ギリシャ人は非常に外食をするのが好きな国民であるらしい。夜も遅くまでレストラン”タベルナ”がにぎわっていた。

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