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ひごろのご活躍に敬意を表します。
私たちは、大阪でのオリンピック開催に反対している団体です。くわしくは、別紙の紹介文を読んでください。
反対の理由はたくさんありますが、その中でも以下の3点について説明します。これらは、大阪市が2000年1月に提出した立候補届けに関連しています。これらの事実が本当であると認めていただければ、大阪市は立候補の資格を失うはずです。
さらに、IOCにおかれても、このような大阪市の実情ではオリンピックをまかせることはできない、とお考えになると確信しています。
1)アクセス手段の不十分さ
現在、メインスタジアムへの観客輸送手段がバスしかありません。計画中の地下鉄建設が2008年のオリンピックに間に合いそうもありません。理由は以下のとおりです。地図も参考にしてください。
・着工は、早くても2000年秋なので、建設期間は7年しかありません。建設規模は、7.3kmの地下トンネルと地上の車庫。海底トンネルが3つもあります。近くにつくった同じ規格の地下鉄は、2.4kmで8年もかかっています。
・地下鉄の通る夢洲の埋立が2002年までかかります。2002年まで、できない工事があります。
・地下鉄建設に関する環境アセスメントをこれから行います。環境アセスメントで新たな汚染が見つかれば、対策と計画の変更に時間が必要です。
・地下鉄が完成しても、開会式の観客8万人を運ぶのに鉄道4万人、バス4万人という輸送計画には無理があります。
・地下鉄は2方向で輸送する計画ですが、片方のルートではすぐに乗り換えが必要となり輸送力に限界があります。乗り換えが必要な理由は、鉄道のゲージが異なるからです。乗換駅は「新桜島」です。
・この地下鉄建設には問題が多いので、私たちは建設中止の裁判を2000年5月17日に提訴しました。原告は大阪市民146名です。理由は、オリンピックが終わるとこの地下鉄の利用者が非常に少なくなり、毎年1億ドル以上の赤字が続くとみられるからです。
2)大阪市民の意向を十分聞いていない
・100万人の署名は、職場で半ば強制されたもので自発性に欠けます。街頭での署名募集は行っていません。
・1994年、市民に対して行ったアンケートは、かなり時期が古いものです。オリンピック計画が明らかでない段階の情報で、市民は回答しています。
・アンケートの内容は、オリンピック招致に賛成するように誘導した内容です。
・大阪市は、その後新たにアンケートを行う姿勢を見せていません。
3)競技施設や会場の確保ができていない競技がある
・「メインスタジアム」「屋内プール」がダイオキシン汚染で位置を移動することになりましたが、最終的な位置が決まっていません。今の敷地ではスペースが少ないので、全然別の場所になるかもしれません。
・「京都スタジアム」は、建設計画を建てていた京都府が正式に中止を決めました。それにもかかわらず、大阪市は問い合わせに対して、計画は続いていると明確なウソを回答しています。
・兵庫県に建設予定の馬術競技場は会場の面積がせまいので、競技ができません。
・ヨットレースの会場は、滋賀県は会場が狭いので使えません。大阪市内の候補地も狭くて使えません。
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