IOC評価委員長と会見

 2月28日急遽、IOC評価委員長フェルブルッゲン氏と会見することが決まり、正午からおよそ15分間、大阪オリンピックの問題点を説明しました。訴えた主な点は、世論の支持が少ないこと、大阪市の財政が非常に悪いことです。

 毎日新聞が2月7日に発表した世論調査によると、大阪オリンピック開催に賛成した人は55%にすぎず、関西以外ではのきなみ50%をわりこんでいます。昨年秋に行った大阪市の調査では、賛成が90%だったことと対照的です。大阪市の調査は、戸別訪問で面とむかって反対はいいにくいことを利用しています。また、賛成には「やや賛成」があるにもかかわらず、反対には「やや反対」がありません。誘導アンケートと言っていいでしょう。

 財政問題では、大阪市の財務ランクが5段階中4番目の「d」であることを説明しました。フェルブルッゲン委員長は驚き、もう一度この事実を聞き返しました。実は、この時点で大阪市のタンクは、「d」から「e+」へとさらに格下げされていたのです(「大阪市を格下げ、R&I、自治体の最下限に」2001/ 2/ 7 日本経済新聞 朝刊)。このことは、追加でIOCに伝える予定です。