集 会 ア ピ ー ル
全国のみなさん
本年二月八日発足した「大阪オリンピック招致委員会」の前途は多額の税金を使っての招致活動に拘らず、誠に多事多難であります。また、大阪市民の関心も正に「笛吹けど踊らず」無関心、冷淡の一言につきます。これは単なる思いつきから出発した大阪オリンピック招致活動が大手ゼネコンや経済界の思惑とそれに便乗した無責任な政治家達の「大阪オリンピック」政策が市民から強く拒否されていることを示しています。昨年暮頃より暴露され始めたIOC理事によるオリンピック疑惑は止まるところを知らず、またその責任問題も全くあいまいで、オリンピックの権威も平和の祭典のイメージも大きく揺らぎ、IOCは国際批判にさらされています。
そうした批判も顧みず出発させた大阪オリンピック招致委員会は政府関係者の参加が見合わされ、いわば片肺飛行であります。
北京の正式立候補により大阪開催の可能性のないことは誰が見ても明らかです。
日発表された「大阪オリンピック理念検討委員会」の答申は理念なき大阪オリンピックの実態をさらけ出しています。誰がこの文章を読んで大阪オリンピックの理念を理解することができるでしょう。
に大阪市は二四億八〇〇〇万円の招致費用を費やし、今年度は一〇億円もの招致活動予算を計上しています。巨大な財政赤字を抱えた大阪市と大阪府がダイオキシン問題など環境問題をも無視して市民不在の中でなぜ今大阪オリンピック招致活動を行うのでしょうか。「誰のために」「何のために」大阪オリンピック招致活動が行われているのかはもはや明らかです。
達は関係者に対し、ゼネコン救済のための大阪オリンピック招致活動を直ちに中止することを要求すると共に全国の皆様の広くご支援を頂くよう訴えます。
一九九九年六月六日
オリンピックいらない連 六月六日交流集会参加者一同