大阪港赤字遺産巡り


 大阪市赤字三セク御三家のうちのひとつ、アジア太平洋トレードセンター(ATC)。
 中はがらーん。
 ITM棟には辛うじて大塚家具などが入っている。

 大阪港バブルの塔、ワールドトレードセンタービルディング(WTC)。民間企業の入居が進まないため、大阪市は港湾局に続き、水道局、下水道局を入居させた。家賃は月1億円。この他にも、市が出資する第三セクターが多数入居している。

 コスモスクエア駅前はこのとおり。コスモスクエア二期地区(23ha)の土地が売れないため、大阪市は12haを定期借地権方式で貸し出すことにした。 西地区、東地区に2企業体の進出が決まったが、賃料は6億円。中央地区への進出が決まったとしても計12億円ぐらいか。 用地造成費は400億円だから、利払い費の穴埋めぐらいにしかならない。 既存の埋立地がこんな状況であるのに、大阪市はさらに埋立を続けようとしている。
 メインスタジアムが計画されている舞洲。
 メインスタジアムが計画されている舞洲。

1999年1月16日撮影。(写りが悪くてすみません。今度はもっときれいに撮ってきます...)