オリンピック地下鉄線建設の問題点



 大阪市はオリンピックを口実に、様々な公共事業を計画していますが、その中で最も問題なのはオリンピック地下鉄線(北港テクノポート線)の建設です。
 都市計画法は、「都市施設を整備する都市計画基準は、土地利用、交通等の現状および将来の見通しを勘案して、適切な規模で必要な配置」をすること、と定めています。地下鉄は、高速大量輸送機関であり、(仮に大阪市の計画どおりに夢洲に人が住んだとしても)人工島に建設することは合理的とはとは言えず、本線の建設は都市計画基準に違反するものと言えます。
 ましてや埋立直後で常住人口ゼロの夢洲に、大量輸送交通機関である地下鉄を建設するなどというのは前代未聞の暴挙です。

個別の問題点解説
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