概説 |
てんかん発作を予防するお薬です。 |
作用 | 脳神経の興奮を防いで、てんかん発作を予防します。ふつう、他の薬が効ないときに第二選択されます。 |
注意 |
- 【診察で】
- 持病やアレルギーのある人は医師に伝えておきましょう。
- 【注意する人】
- 腎臓の悪い人には用いません。
【使用にあたり】
- 飲む量や回数を必ず守ってください。ふつう、少量から開始し、効果や副作用をチェックしながら徐々に増量していきます。適量が決まったら、血中濃度を常に一定に保たなければなりません。用法用量を守ることが大切です。
- てんかんの治療においては、服用が長期になるものです。医師の指示どおりに飲み続けるようにしてください。自分だけの判断で急にやめてしまうと、重いけいれん発作を起こすおそれがあります。飲み忘れにも気をつけましょう。
【食生活】
- 規則正しい生活を守りましょう。
- 眠気を催したり、注意力・集中力・反射運動能力が低下することがあります。車の運転など危険な作業は避けてください。
- 【妊娠授乳】
- 妊娠中は慎重に用いる必要があります。妊娠出産を予定している女性は、事前に医師と相談しておくとよいでしょう。医師と十分な打ち合わせをし、計画的に妊娠・出産することで、安全性が高まります。
- 【その他】
- てんかんの原因そのものを治せる薬はありません。多くの場合、予防的に長く飲み続ける必要があります。けれど、必ずしも減量・中止ができないというわけではありません。発作が長期間なければ、医師の管理のもと時間をかけてゆっくりと減量していくことも可能です。
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効能 |
精神運動発作。 |
用法 |
スルチアムとして、通常成人1日200〜600mgを2〜3回に分けて食後に経口服用する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。 |
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副作用 |
てんかんの薬を、自分の判断で急に中止すると、反動で重い発作を起こしてしまうおそれがあります。用法用量を守り規則正しく飲むことが重要です。
重い副作用はめったにありませんが、もし、発疹がでたり発熱したときは、すぐ医師に連絡してください。定期的に各種の検査を受けるようにしましょう。
【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください
- 腎不全..尿が少ない・出ない、むくみ、尿の濁り、血尿、だるい、吐き気、頭痛、のどが渇く、けいれん、血圧上昇。
【その他】
- 発疹、じんま疹
- 食欲不振、吐き気、吐く
- 眠気、めまい、頭痛
- 手足のしびれ、舌のもつれ、呼吸が多くなる
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