おくすり110番
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成分(一般名) ゾニサミド
製品例 エクセグラン錠100mg、エクセグラン散20% ・・その他(ジェネリック) & 薬価
区分 抗てんかん剤/その他/抗てんかん剤

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   概説    作用    特徴    注意    効能    用法    副作用
概説 てんかんのけいれん発作を予防するお薬です。
作用てんかんは、脳の神経の電気信号が過剰に発射され、意識障害やけいれん発作を繰り返す病気です。このお薬は、脳神経の興奮をおさえて、てんかんの発作を予防します。比較的新しい薬で、いろいろなタイプのてんかんに広く使われています。
特徴処方頻度の多い代表的な抗てんかん薬です。有効発作型のスペクトラムが広く、部分発作、全般発作を問わず、さまざまなタイプのてんかんに有効です。とくに部分発作に優れた効果を発揮します。
注意
【診察で】
  • 持病のある人やアレルギーのある人は医師に伝えておきましょう。
  • 妊娠中の人は、医師にお伝えください。

【注意する人】
  • 重い肝臓病のある人は慎重に使用します。
  • 汗が出にくくなることがあるので、とくに小さい子供や高温の場所で働く人などは体温の上昇に注意する必要があります。

【飲み合わせ・食べ合わせ】
  • 他の抗てんかん薬を追加・増量、あるいは減量・中止する場合は、血中濃度の変動に注意する必要があります。
  • アミトリプチリン(トリプタノール)やアモキサピン(アモキサン)、マプロチリン(ルジオミール)など三環系または四環系抗うつ薬との併用により、副作用が強まるおそれがあります。

【使用にあたり】
  • 飲む量や回数を必ず守ってください。ふつう、少量から開始し、効果や副作用をチェックしながら徐々に増量していきます。適量が決まったら、血中濃度を常に一定に保たなければなりません。用法用量を守ることが大切です。
  • てんかんの治療においては、服用が長期になるものです。医師の指示どおりに飲み続けるようにしてください。自分だけの判断で急にやめてしまうと、重いけいれん発作を起こすおそれがあります。飲み忘れにも気をつけましょう。

【検査】

効果や副作用をチェックするため、定期的に検査をおこないます。とくに、肝臓や腎臓、血液の検査が大事です。

【妊娠授乳】

妊娠中は慎重に用いる必要があります。妊娠出産を予定している女性は、事前に医師と相談しておくとよいでしょう。医師と十分な打ち合わせをし、計画的に妊娠・出産することで、安全性が高まります。

【食生活】
  • 規則正しい生活を守りましょう。
  • 眠気を催したり、注意力・集中力・反射運動能力が低下することがあります。車の運転など危険な作業は避けてください。
  • 発汗減少により体温が上昇することがあります。とくに夏、炎天下での運動や、高温環境での仕事はできるだけ控えましょう。

【その他】

てんかんの原因そのものを治せる薬はありません。多くの場合、予防的に長く飲み続ける必要があります。けれど、必ずしも減量・中止ができないというわけではありません。発作が長期間なければ、医師の管理のもと時間をかけてゆっくりと減量していくことも可能です。
効能 部分てんかんおよび全般てんかんの下記発作型。
  • 部分発作..単純部分発作〔焦点発作(ジャクソン型を含む)、自律神経発作、精神運動発作〕。複雑部分発作〔精神運動発作、焦点発作〕。二次性全般化強直間代けいれん〔強直間代発作(大発作)〕。
  • 全般発作..強直間代発作〔強直間代発作(全般けいれん発作、大発作)〕。強直発作〔全般けいれん発作〕。非定型欠神発作〔異型小発作〕。
  • 混合発作〔混合発作〕。
用法
  • ゾニサミドとして、通常、成人は最初1日100〜200mgを1〜3回に分割経口投与する。以後1〜2週ごとに増量して通常1日量200〜400mgまで漸増し、1〜3回に分割経口投与する。なお、最高1日量は600mgまでとする。
  • 小児に対しては、通常、最初1日2〜4mg/kgを1〜3回に分割経口投与する。以後1〜2週ごとに増量して通常1日量4〜8mg/kgまで漸増し、1〜3回に分割経口投与する。なお、最高1日量は12mg/kgまでとする。

※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。
副作用 てんかんの薬を、自分の判断で急に中止すると、反動で重い発作を起こすおそれがあります。また、思わぬ副作用があらわれることもあります。指示された用法用量を守り規則正しく飲むことが重要です。

副作用で比較的多いのは、眠気やふらつき、けん怠感、無気力、判断力低下、食欲不振、発汗減少などです。発汗減少は徐々に軽減するようですが、夏に飲み始めるときなど熱中症に注意してください。

重い副作用はめったにありませんが、もし、発疹がでたり発熱したときは、すぐ医師に連絡してください。ごくまれですが、重い皮膚症状へ進展することがあります。そのほか、肝臓や肺の障害、血液の異常、尿路結石などの報告もあります。定期的に各種の検査を受けるようにしてください。


【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください
  • 重い皮膚・粘膜障害..発疹、発赤、水ぶくれ、うみ、皮がむける、皮膚の熱感や痛み、かゆみ、唇や口内のただれ、のどの痛み、目の充血、発熱、全身けん怠感。
  • 遅発性の重い過敏症状..発疹、発熱、だるい、吐き気、リンパ節の腫れ、皮膚や白目が黄色くなる。
  • 重い血液成分の異常..発熱、喉の痛み、口内炎、だるい、皮下出血(血豆・青あざ)や鼻血・歯肉出血など出血傾向。
  • 急性腎不全..むくみ、尿の濁り、血尿、尿が少ない・出ない、だるい、吐き気、頭痛、のどが渇く、けいれん、血圧上昇。
  • 間質性肺炎..から咳、息苦しさ、少し動くと息切れ、発熱。
  • 肝臓の重い症状..だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が茶褐色。
  • 横紋筋融解症..手足のしびれ・けいれん、力が入らない、筋肉痛、歩行困難、赤褐色の尿。
  • 腎結石、尿路結石..排尿時の痛み、下腹部・横腹・腰・背中の激しい痛み、尿の濁り、血尿。
  • 発汗減少に伴う熱中症..体温上昇、吐き気、意識がうすれる
  • 悪性症候群(Syndrome malin)..動かず黙り込む、体の硬直、飲み込みにくい、急激な体温上昇、発汗、頻脈、ふるえ、精神変調、意識障害。
  • 幻覚、妄想、錯乱..本当ではない声や音が聞こえる、実際にいない虫や動物・人が見える、誤った思い込み、非現実な体験、興奮・混乱、取り乱す。

【その他】
  • 吐き気、吐く、食欲不振。
  • 発疹、かゆみ。
  • 眠気、無気力、自発性低下、だるい、脱力感、怒りっぽい、記銘・判断力低下。
  • 物が二重に見える、発汗減少。
   概説    作用    特徴    注意    効能    用法    副作用
  









用法用量は医師・薬剤師の指示を必ずお守りください。
すべての副作用を掲載しているわけではありません。いつもと違う「おかしいな」と感じたら早めに受診してください。
症状に合った薬が適正に処方され、また正しく使用するかぎり、重い副作用はめったに起こりません。まずは安心して、決められたとおりにご使用ください。
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