おくすり110番
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成分(一般名) セレコキシブ
製品例 セレコックス錠100mg~200mg ・・その他(ジェネリック) & 薬価
区分 解熱鎮痛消炎剤/その他/非ステロイド性消炎・鎮痛剤(COX-2選択的阻害剤)

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   概説    作用    特徴    注意    効能    用法    副作用
概説 腫れや痛みをやわらげるお薬です。
作用

【働き】

炎症をしずめて、腫れや発赤、痛みなどの症状をおさえます。ただし、対症療法薬ですので、病気の原因そのものを治すことはできません。適応症は、関節リウマチや変形性関節症、腰痛症、肩関節周囲炎、外傷後あるいは抜歯後などにおける消炎・鎮痛です。

【薬理】
  • 炎症を引き起こすプロスタグランジン(PG)という物質の生合成を抑制します。
  • その作用機序は、プロスタグランジン(PG)の合成酵素シクロオキシゲナーゼ(COX)を阻害することによります。とくに、炎症反応にかかわる特定のシクロオキシゲナーゼ(COX-2)を選択的に強く阻害します。

【臨床試験】
  • この薬セレコキシブと、副作用が少ないとされるアセトアミノフェンとの比較試験が海外でおこなわれています。その結果、副作用については同等で、痛みの改善効果はセレコキシブのほうが優れていました。
  • 鎮痛薬の副作用で問題となる消化性潰瘍について、3カ月間、2000人以上の患者さんを調べた海外での研究があります。潰瘍の有無を内視鏡で調べたところ、この薬を飲んでいた人と、プラセボ(にせ薬)を飲んでいた人の潰瘍発現率に大差はありませんでした。この結果、消化管への影響が少ないことが分かりました。
  • 国内でおこなわれた臨床試験では、胃腸障害(症状)の発現率は約11%にのぼりました。この発現率は、比較対照とした他の一般的な鎮痛薬と変わらないものでした。一方、別の臨床試験で、潰瘍の発現率を内視鏡で調べたところ、この薬を飲んでいた人達で1.4%(1人/74人)、一般的な鎮痛薬を飲んでいた人達では27.6%(21人/76人)にのぼりました。
  • 海外で心血管系への影響を調べる大規模研究がおこなわれています。結果はよくありませんでした。心筋梗塞や脳卒中など心血管系の病気を3倍以上増加させていたのです。そのリスクは使用期間とともに増大する可能性があると報告されています。
特徴
  • 新しいタイプの鎮痛薬です。特徴的なのは、炎症反応に関与するCOX-2を選択的に強く阻害する点です(COX-2高選択的阻害薬)。胃や腎臓などで生理的調整にかかわるCOX-1への影響が少ないため、胃腸障害や腎障害などの副作用が少ないと考えらます。
  • 胃腸障害の軽減が期待される一方、長期使用による心血管系への悪影響が懸念されています。使用期間が長くなるにつれ、心筋梗塞や脳卒中の発現リスクが高まるおそれがあるのです。
注意
【診察で】
  • この薬の有効性や安全性について十分説明を受けてください。薬の性質をよく理解し、納得のうえで治療にあたりましょう。
  • 心臓病のある人、胃腸の悪い人、腎臓や肝臓の悪い人など持病のある人は医師に伝えておきましょう。病気によっては症状を悪化させるおそれがあります。
  • 喘息やアレルギーのある人も医師に報告しておいてください。
  • 妊娠中の人は、医師にお伝えください。

【注意する人】

鎮痛薬や解熱薬で喘息を起こしたことのある人は飲んではいけません(アスピリン喘息の人)。胃潰瘍など消化性潰瘍のある人も避けます(特別な胃薬と併用して用いることがあります)。そのほか、心臓病、肝臓病、腎臓病、高血圧、喘息などの人も病状により使用できない場合があります。副作用のでやすい高齢の人も慎重に用います。

  • 適さないケース..アスピリン喘息、消化性潰瘍のある人、重い肝臓病、重い腎臓病、重い心臓病(心不全)、重い高血圧症の人、妊娠末期の人など。

【飲み合わせ・食べ合わせ】
  • 市販薬も含め、他の薬との飲み合わせに注意が必要です。抗凝血薬のワルファリン、気分安定薬のリチウム(リーマス)、抗真菌薬のフルコナゾール(ジフルカン)、コレステロール低下薬のフルバスタチン(ローコール)、咳止め薬のデキストロメトルファン(メジコン)、さらに利尿薬や降圧薬、抗うつ薬(SSRI)、胃薬(制酸剤)など多くの薬と相互作用を起こす可能性があります。服用中の薬は忘れずに医師に報告しておきましょう。
  • 飲酒は控えめにしてください。多量のアルコールは、胃や肝臓の副作用をでやすくします。

【使用にあたり】
  • 用法・用量は症状によりが違いますので、医師の指示どおりにしてください。一般的には、1日2回朝夕食後になります。胃に負担をかけないよう、多めの水(コップ1杯)で飲むとよいでしょう。
  • 外傷や抜歯後など急性疾患においては頓用とすることがあります。この場合、初回のみ多めになり、2回目以降減量することがありますので、飲む量を間違わないようにしてください。
  • 関節リウマチでは、よい効果がでるまでに数週間かかることがあります。指示された期間続けましょう。
  • 安易な長期服用は好ましくありません。症状がよくなったら、継続の可否について医師とよく相談してみてください。痛みの程度により、減量や中止を考慮したほうがよいかもしれません。

【妊娠授乳】

妊娠中はできるだけ控えます。どうしても必要な場合は、必要最小限の範囲で用います。妊娠末期の長期連用は避けなければなりません。

【その他】
  • 胃の副作用を予防するのに、胃腸薬が処方されることがあります。
  • 他の人、とくに子供には代用しないでください。
効能

【効能A】

次の疾患並びに症状の消炎・鎮痛//関節リウマチ

【効能B】

次の疾患並びに症状の消炎・鎮痛//変形性関節症、腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群、腱・腱鞘炎

【効能C】

手術後、外傷後並びに抜歯後の消炎・鎮痛
用法

【効能A】

通常、成人はセレコキシブとして1回100〜200mgを1日2回、朝・夕食後に経口服用する。

【効能B】

通常、成人はセレコキシブとして1回100mgを1日2回、朝・夕食後に経口服用する。

【効能C】

通常、成人はセレコキシブとして初回のみ400mg、2回目以降は1回200mgとして1日2回経口服用する。なお、服用間隔は6時間以上あけること。

頓用の場合は、初回のみ400mg、必要に応じて以降は200mgを6時間以上あけて経口服用する。ただし、1日2回までとする。

  • 注意1.本剤を使用する場合は、有効最小量を可能な限り短期間投与することに留め、長期にわたり漫然と投与しないこと。
  • 注意2.慢性疾患(関節リウマチ、変形性関節症等)に対する使用において、本剤の投与開始後2〜4週間を経過しても治療効果に改善が認められない場合は、他の治療法の選択について考慮すること。
  • 注意3.急性疾患(手術後、外傷後並びに抜歯後の消炎・鎮痛)に対する使用において、初回の投与量が2回目以降と異なることに留意すること。また、患者に対し服用方法について十分説明すること。
  • 注意4.本剤の1年を超える長期投与時の安全性は確立されておらず、外国において、本剤の長期投与により、心筋梗塞、脳卒中等の重篤で場合によっては致命的な心血管系血栓塞栓性事象の発現を増加させるとの報告がある。(国内では1年を超える臨床経験がない。)

※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。
副作用 他の鎮痛薬に比べ、胃腸障害は少ないとされます。ただ、注意が必要なことに変わりなく、胃潰瘍や胃出血など重い胃腸障害を起こす危険性がまったくないとも言えません。

人によっては発疹ができたり、喘息発作を起こすおそれがあります。アレルギー体質の人や、もともと喘息のある人は注意しましょう。また、多くはありませんが、腎臓や肝臓の働きが悪くなることがあります。

そのほか、心筋梗塞や脳卒中の発現リスクが少し高まるかもしれません。とくに、そのような持病をもともと持っている人、高齢の人、あるいは長期服用時など、念のため注意が必要です。


【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください
  • 消化管潰瘍・胃腸出血..胃痛、腹痛、下血(血液便、黒いタール状の便)、吐血(コーヒー色のものを吐く)。
  • 喘息発作の誘発..咳き込む、ゼーゼー・ヒューヒュー息をする、息苦しい。
  • 重い血液成分の異常..発熱、喉の痛み、口内炎、だるい、皮下出血(血豆・青あざ)や鼻血・歯肉出血など出血傾向。
  • アナフィラキシー様症状..じんま疹、全身発赤、顔や喉の腫れ、ゼーゼー息苦しい。
  • 狭心症、心筋梗塞..胸の痛み・違和感・圧迫感、冷汗、締め付けられるような胸の痛み。
  • 心不全..息苦しい、息切れ、胸が苦しい、動悸、疲れやすい、むくみ、急な体重増加。
  • 脳卒中..片側の手足のまひ・しびれ、口がゆがむ、うまく話せない、めまい・ふらつき、ものが二重に見える、視野が欠ける、意識がうすれる、頭痛
  • 肝臓の重い症状..だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が茶褐色。
  • 腎臓の重い症状..尿が少ない・出ない、尿の濁り・泡立ち、血尿、むくみ、だるい、吐き気、側腹部痛、腰痛、発熱、発疹。
  • 重い皮膚・粘膜障害..発疹、発赤、水ぶくれ、うみ、皮がむける、皮膚の熱感や痛み、かゆみ、唇や口内のただれ、のどの痛み、目の充血、発熱、全身けん怠感。
  • 間質性肺炎..から咳、息苦しさ、少し動くと息切れ、発熱。

【その他】
  • 腹痛、吐き気、下痢、口内炎。
  • 発疹、じんま疹。
  • 血圧上昇、肝臓や腎臓の働きが落ちる。
   概説    作用    特徴    注意    効能    用法    副作用
  









用法用量は医師・薬剤師の指示を必ずお守りください。
すべての副作用を掲載しているわけではありません。いつもと違う「おかしいな」と感じたら早めに受診してください。
症状に合った薬が適正に処方され、また正しく使用するかぎり、重い副作用はめったに起こりません。まずは安心して、決められたとおりにご使用ください。
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Good luck & Good bye