おくすり110番
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成分(一般名) 複合感冒薬
製品例 ピーエイ配合錠 ・・その他(ジェネリック) & 薬価
区分 総合感冒剤/鎮咳,抗ヒスタミン,解熱配合剤/感冒剤

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   概説    作用    注意    効能    用法    副作用
概説 カゼ薬です。カゼによる熱、鼻水、くしゃみ、のどの痛みなどの症状をやわらげます。
作用病院で使われている非ピリン系の総合カゼ薬です。解熱鎮痛薬や抗ヒスタミン薬など4種類の有効成分が配合されています。鼻水、鼻づまり、ノドの痛み、熱などカゼ全般の症状をやわらげます。ただし、対症療法薬ですので、カゼの原因(ウイルス)そのものを治すことはできません。各成分の薬効は以下です。
  • サリチルアミド..サリチル酸系の解熱鎮痛薬です。腫れや痛みをやわらげ、熱を下げます。
  • アセトアミノフェン..作用のおだやかな安全性の高い解熱鎮痛薬です。
  • メチレンジサリチル酸プロメタジン..アレルギー症状を引き起こすヒスタミンという体内物質の働きをおさえます。鼻水やくしゃみに有効です。
  • カフェイン..カゼにともなう頭のボーッとした感じを改善します。また、他の薬の鎮痛作用を増強します。
注意
【診察で】
  • 胃腸の悪い人、緑内障や前立腺肥大症など持病のある人は医師に伝えておきましょう。病気によっては症状を悪化させるおそれがあります。
  • 喘息やアレルギーのある人も医師に報告しておいてください。
  • 市販薬も含め、使用中の薬を医師に教えてください。
  • 妊娠中の人は、医師にお伝えください。

【注意する人】

鎮痛薬や解熱薬で喘息を起こしたことのある人は飲んではいけません(アスピリン喘息の人)。胃潰瘍など消化性潰瘍のある人も基本的には避けます。そのほか、緑内障、前立腺肥大症や肝臓病がある人も病状により使用できないことがあります。副作用のでやすい高齢の人も慎重に用います。子供のインフルエンザには原則用いません。

  • 適さないケース..アスピリン喘息、子供のインフルエンザ・水痘(インフルエンザ脳症との関連性が示唆される)、消化性潰瘍のある人、閉塞隅角緑内障、前立腺肥大症などで尿の出の悪い人、重い肝臓病のある人、2歳未満の乳幼児など。
  • 注意が必要なケース..肝臓病、腎臓病、血液の病気(出血傾向)、喘息、開放隅角緑内障のある人、栄養状態の悪い人、飲酒量の多い人など。

【飲み合わせ・食べ合わせ】
  • 市販のカゼ薬や解熱鎮痛薬の多くにアセトアミノフェンが配合されています。この薬と重複することになりますので、それらとの併用は原則 避けてください。
  • 病院の薬では、抗凝血薬のワルファリン、糖尿病の薬、降圧薬、一部の安定剤や抗うつ薬などと相互作用を起こす可能性があります。服用中の薬は忘れずに医師に報告しておきましょう。
  • 飲酒は控えてください。眠気やめまいがでやすくなります。また、多量のアルコールは胃や肝臓の副作用を強めます。

【使用にあたり】
  • 食後に多めの水(コップ1杯)でお飲みください。
  • 医師の指示によりますが、対症療法薬ですので、症状がよくなったら早めに中止したほうがよいでしょう。長期に飲み続けるのは好ましくありません。

【妊娠授乳】
  • 有益性が危険性を上回れば妊娠中でも処方可能です。ただし、必要最小限にとどめ、適宜羊水量を確認するなど慎重に用いなければなりません。
  • 授乳中の長期連用を避けてください。配合成分のカフェインが母乳中に移行しやすいだめです。

【食生活】
  • 眠くなることがあります。車の運転など危険な作業は控えてください。
  • カゼ薬を飲んだからと安心して、無理をしてしまっては逆効果です。一時的に楽になったとしても、それは症状が抑えられているだけです。十分な休養と睡眠、そして栄養をとることが何より大切です。カゼを治すのは、自分自身の免疫力にほかなりません。

【その他】
  • 胃の副作用を予防するのに、胃腸薬が処方されることがあります。
  • 他の人、とくに子供には代用しないでください。
  • 多くのカゼはウイルスが原因です。残念ながら今のところ、カゼそのものを治せる特効薬はありません。市販薬も含め、カゼ薬は症状を抑えるだけの対症療法薬でしかないのです。ウイルス自体には、まったく効果がありません。
  • カゼによる発熱やノドの腫れは、ばい菌を殺菌駆除するための自然な防御システムです。これを薬で無理に抑えれば、かえって病気そのものの治りを遅らせる可能性さえあります。インフルエンザやカゼの熱は、むやみに下げればよいというものではありません。
効能 感冒もしくは上気道炎に伴う次の症状の改善及び緩和//鼻汁、鼻閉、咽・喉頭痛、頭痛、関節痛、筋肉痛、発熱
用法 通常、成人は1回2錠を1日4回経口服用する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。
副作用 わりと多い副作用は、眠気、口の渇き、吐き気などです。また、人によっては発疹ができたり、喘息発作を起こすおそれがあります。アレルギー体質の人や、もともと喘息のある人は注意してください。

安易な長期服用はよくありません。とくに多めの量を飲み続けると、肝臓への負担が大きくなり、重い肝障害にいたるおそれがあります。短期間であれば、重い副作用を起こすことはまずないでしょう。


【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください
  • ショック、アナフィラキシー..気持ちが悪い、胸苦しい、冷汗、顔面蒼白、手足の冷え・しびれ、じんま疹、全身発赤、顔のむくみ・腫れ、のどが腫れゼーゼー息苦しい、めまい、血圧低下、目の前が暗くなり意識が薄れる。
  • 喘息発作の誘発..咳込む、ぜいぜいする、息をするときヒューヒュー音がする、息切れ、呼吸しにくい。
  • 重い皮膚・粘膜障害..発疹、発赤、水ぶくれ、うみ、皮がむける、皮膚の熱感や痛み、かゆみ、唇や口内のただれ、のどの痛み、目の充血、発熱、全身けん怠感。
  • 重い血液成分の異常..発熱、喉の痛み、口内炎、だるい、皮下出血(血豆・青あざ)や鼻血・歯肉出血など出血傾向。
  • 腎臓の重い症状..尿が少ない・出ない、尿の濁り・泡立ち、血尿、むくみ、だるい、吐き気、側腹部痛、腰痛、発熱、発疹。
  • 肝臓の障害..だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が茶褐色。
  • 間質性肺炎..から咳、息苦しさ、少し動くと息切れ、発熱。
  • 横紋筋融解症..手足のしびれ・こわばり、脱力、筋力低下、筋肉痛、歩行困難、赤褐色の尿。
  • 緑内障..目が痛い、充血、見えにくい、かすむ、光の回りに虹の輪、頭痛、吐き気。

【その他】
  • 眠気、めまい。
  • 吐き気、食欲不振、胃痛。
  • 発疹、むくみ、動悸。
  • 肝臓や腎臓の働きが落ちる。
   概説    作用    注意    効能    用法    副作用
  









用法用量は医師・薬剤師の指示を必ずお守りください。
すべての副作用を掲載しているわけではありません。いつもと違う「おかしいな」と感じたら早めに受診してください。
症状に合った薬が適正に処方され、また正しく使用するかぎり、重い副作用はめったに起こりません。まずは安心して、決められたとおりにご使用ください。
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