概説 |
筋肉のコリをほぐし、痛みをやわらげるお薬です。 |
作用 | 筋肉を緊張させている神経をしずめる作用があります。そして、筋肉のコリやこわばりがとれて、痛みがやわらぎます。ひどい肩こり、腰痛、手足のこわばりなどの治療に用いられています。 |
特徴 | 同類薬のなかでは、効き目が強く、作用時間も長いほうです。 |
注意 |
 【診察で】
- 持病やアレルギーのある人は医師に伝えておきましょう。
- 別に薬を飲んでいる場合は、医師に伝えておきましょう。

- 【注意する人】

- 肝臓や腎臓に病気のある人は、慎重に用いる必要があります。
 【飲み合わせ・食べ合わせ】
- 安定剤など脳に働きかける薬と併用すると、副作用がでやすくなります。服用中の薬は、医師に伝えておきましょう。
- 飲酒は控えてください。副作用が強まるおそれがあります。

- 【使用にあたり】

- 症状によって、飲む量、飲み方が異なります。指示どおりに正しくお飲みください。

- 【食生活】

- 眠気がしたり、ふらついたりすることがあります。車の運転など危険な作業は控えてください。
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効能 |
運動器疾患に伴う有痛性痙縮。
- 腰背痛症、変形性脊椎症、椎間板ヘルニア、脊椎分離・辷り症、脊椎骨粗鬆症、頸肩腕症候群。
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用法 |
通常、成人はクロルフェネシンカルバミン酸エステルとして1回250mgを1日3回経口服用する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。 |
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副作用 |
副作用は、少ないほうです。人によっては、眠気がしたり、めまいを起こすことがあるかもしれません。もし、飲み始めに“発疹”が出てきたら、いったん中止し、医師と連絡をとってください。
 【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください
- ショック..気持ち悪い、冷汗、顔面蒼白、手足の冷え・しびれ、耳鳴り、息苦しい、胸苦しさ、めまい、脈が速い・弱い、血圧低下、目の前が暗くなり意識が薄れる。
- 重い皮膚・粘膜障害..発疹、発赤、水ぶくれ、うみ、皮がむける、皮膚の熱感や痛み、かゆみ、唇や口内のただれ、のどの痛み、目の充血、発熱、全身けん怠感。
 【その他】
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