概説 |
鼻の充血をとるお薬です。鼻づまりのひどいときに用います。 |
作用 | 強い血管収縮作用があり、速効性です。鼻の充血や腫れがとれ、鼻の通りがとてもよくなります。ただし、対症療法薬ですので、その効果は一時的です。病気の原因そのものを治すことはできません。 |
注意 |
 【診察で】
- 持病やアレルギーのある人は医師に伝えておきましょう。
- 別に薬を飲んでいる場合は、医師に伝えておきましょう。

- 【注意する人】

- 微量が体内に吸収され、心血管系に悪い影響をおよぼすおそれがあります。高血圧症や心臓病の人は慎重に用います。
- 注意が必要なケース..高血圧症、心臓病、糖尿病、甲状腺機能亢進症のある人など
 【使用にあたり(点鼻)】
- 使用方法や回数は、説明書に従ってください。一般的に急性充血期に限って用います。長期の連用は好ましくありません。
- 鼻水があるようでしたら、使用前に鼻をかんでおきましょう。

- 【備考】

- 長く続けていると効き目が悪くなり、普段の鼻づまりがかえってひどくなってしまいます。したがって、長期の連用は避けなければなりません。症状のひどいときだけ頓用するか、ごく短期間の使用にとどめましょう。
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効能 |
諸種疾患による鼻充血・うっ血。 |
用法 |
通常成人には1回2〜3滴を1日数回点鼻するか、又は1日数回噴霧する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。 |
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副作用 |
局所的な副作用としては、熱感、刺激痛、乾燥感などがみられます。大量に用いると、動悸や頭痛など全身的な副作用がでる可能性もあります。
また、長期に続けていると、効き目が悪くなったり、かえって鼻づまりがひどくなります。医師から指示された範囲内で、必要最小限の使用にとどめましょう。
- 熱感、刺激痛、乾燥感、かゆみ、過敏症状
- 動悸、頭痛、めまい、吐き気
- 反応性の低下、二次充血..長期連用で効き目が悪くなる、かえって充血や鼻づまりがひどくなる
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