おくすり110番
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成分(一般名) フルチカゾン フランカルボン酸エステル
製品例 アラミスト点鼻液27.5μg56噴霧用~120噴霧用 ・・その他(ジェネリック) & 薬価
区分 耳鼻科用剤/副腎皮質ホルモン/定量噴霧式アレルギー性鼻炎治療剤

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   概説    作用    特徴    注意    効能    用法    副作用
概説 鼻の炎症をとる点鼻薬です。アレルギー性鼻炎に用います。
作用アレルギー性鼻炎は、鼻の粘膜でアレルギーが起こり、炎症を生じる病気です。季節性と通年性の2つタイプに分かれ、前者の多くはスギやヒノキなどの花粉が抗原となり、後者はダニやカビ、ほこりなどが原因となります。おもな症状は、くしゃみと鼻水、鼻づまりです。

このお薬の有効成分はステロイド(副腎皮質ホルモン)の一種です。ステロイドにはアレルギーや炎症をおさえる強い作用があり、不快な鼻炎症状を改善します。一般的な抗アレルギー薬が効きにくい“鼻づまり”に対しても効果が高いです。比較的速効性で、1〜3日でよい効果がでてきます。
特徴
  • 鼻粘膜に強力に作用する鼻噴霧用ステロイド薬。軽症から重症のアレルギー性鼻炎に広く使用可能です。とくに鼻づまりのひどい鼻閉型に好んで用いられます。局所にだけ作用しますので、全身性の副作用はまずありません。
  • 従来品のフルチカゾンプロピオン酸エステル(フルナーゼ)に比べ、効果発現が早く、持続時間も長いです。そのため、使用回数が1日1回と簡便です。
  • 点鼻薬ですが、アレルギー性鼻炎に併発する眼症状(目のかゆみ、涙、赤み)に対しても海外臨床試験で改善効果が確認されています。
  • 新しい噴霧器を採用しています。握りやすい横押し型で、小窓から残量を確認することもできます。微細な霧状となるので液垂れしにくく、いやな臭気もありません。
注意
【診察で】
  • 持病やアレルギーのある人は医師に伝えておいてください。
  • 正しい噴霧方法の説明を受けておきましょう。

【注意する人】
  • 結核を含め細菌やウイルス、真菌などによる重い感染症のある人は慎重に用いるようにします。病状によっては、使用できないことがあります。
  • 副鼻腔炎(蓄膿症)を悪化させるおそれがあります。鼻汁が黄色いなど細菌感染の疑いがある場合は注意が必要です。
  • 傷の治りを遅らせる作用があるので、鼻外傷や鼻の手術後、あるいは鼻中隔潰瘍のある人は、患部が治癒するまで使用を控えます。また、鼻血が出やすい人は慎重に用いる必要があります。

【使用にあたり】
  • 医師の指示通りに使用してください。十分な効果がでるまで数日かかることがあります。自分だけの判断でやめないで、決められた期間続けましょう。
  • 正しい方法で噴霧することが大切です。具体的な使用方法は説明書に従ってください。一般的な手順は以下です。
  • 新しい噴霧器を使用する場合は、空打ちを行い(6回程度)、液が完全に霧状になることを確認しておきます。2回目以降は、基本的に空打ちの必要はありません。
  • 鼻水があるようでしたら、鼻をかんでおきます。懸濁剤ですので、使用前に容器を上下によく振ってください。片方の鼻を指で抑えてふさぎ、他方の鼻に容器の先を入れ、息を軽く吸いながら噴霧します。このとき、できるだけ容器の先端が鼻に触れないようにしましょう。
  • 鼻の上部に向けて噴霧します。内側横方向に噴霧を続けると、鼻中隔等の粘膜が荒れて鼻血がでやすくなります。
  • 噴霧後は、鼻の奥まで届くように、頭を後ろに傾けた状態で数秒間鼻で静かに呼吸してください。
  • 使用後は容器の先端をきれいにふき、キャップをしてください。

【備考】
  • 毎年、重い花粉症で悩まされる人は、早めに受診するとよいでしよう。早期の初期治療により、重症化することなくシーズン中の症状が軽くてすみます。
  • 重い鼻閉型では、まず血管収縮性点鼻薬で鼻の通りをよくし、そのあとにステロイド点鼻薬を使うよう指示されることがあります。順番を間違えないようにしましょう。
  • 通年性のアレルギー性鼻炎でも、症状がよくなったら医師の判断で減量につとめるようにします。漫然と続けず、そのときどきの症状に応じ、きめ細かな指導を受けるようにしてください。
  • 鼻のアレルギーの原因物質(抗原)には、スギやヒノキなどの花粉、ダニやカビ、ほこり、化学物質などがあります。人により異なりますが、原因がはっきりしたら、その原因物質をできるだけ避け、また取り除くようにします。
効能 アレルギー性鼻炎
用法 成人には、通常1回各鼻腔に2噴霧(1噴霧あたりフルチカゾンフランカルボン酸エステルとして27.5μgを含有)を1日1回投与する。

小児には、通常1回各鼻腔に1噴霧(1噴霧あたりフルチカゾンフランカルボン酸エステルとして27.5μgを含有)を1日1回投与する。

※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。
副作用 外用薬ですので、副作用はほとんどありません。局所的な副作用としては、鼻の刺激感や乾燥感をおぼえることがあるかもしれません。横向きに噴霧を続けると、鼻中隔などその部位の粘膜が弱り鼻血がでやすくなります。上に向けて正しく噴霧することが大切です。

局所に作用するので、ステロイドの飲み薬にみられる全身性の副作用はまずありません。ただし、まったくないとも言えません。とくに長期大量使用時は、副腎皮質機能抑制、骨密度の低下、子供の成長遅延などに念のため注意が必要です。これらの検査を定期的に受けていれば安心でしょう。


【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください
  • アナフィラキシー様症状..じんま疹、全身発赤、顔や喉の腫れ、ゼーゼー息苦しい。

【その他】
  • 鼻の刺激感、乾燥感、鼻血(鼻中隔の方向に噴霧しないこと)
  • 子供の発声障害
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用法用量は医師・薬剤師の指示を必ずお守りください。
すべての副作用を掲載しているわけではありません。いつもと違う「おかしいな」と感じたら早めに受診してください。
症状に合った薬が適正に処方され、また正しく使用するかぎり、重い副作用はめったに起こりません。まずは安心して、決められたとおりにご使用ください。
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Good luck & Good bye