おくすり110番
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成分(一般名) スピロノラクトン
製品例 アルダクトンA錠25mg~50mg、アルダクトンA細粒10% ・・その他(ジェネリック) & 薬価
区分 利尿剤/抗アルドステロン/抗アルドステロン性利尿・降圧剤

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   概説    作用    特徴    注意    効能    用法    副作用
概説 水分を排出し、血圧を下げるお薬です。浮腫や高血圧症のほか、心不全の治療にも用います。
作用

【働き】

体の余分な水分を塩分とともに尿に排出します。その結果、むくみがとれて血圧が下がります。同時に心臓の負担も軽くなります。

おもに、いろいろな病気で生じる浮腫(むくみ)の治療に用います。降圧作用はそれほど強くありません。最近になって、重い慢性心不全にたいへん有効なことが分かりました。

【薬理】

体の水分を増やし血圧を上げるアルドステロンというホルモンの働きを抑制します。アルドステロンが抑えられると、水分と塩分(ナトリウム)が尿になってたくさん排出されます。他の利尿薬と異なり、カリウムの排泄が抑えられます。
特徴
  • 抗アルドステロン薬の部類です。特徴的なのは体のカリウム分を保つ点で、カリウム保持性利尿薬とも呼ばれます。利尿作用はそれほど強くありませんが、肝硬変にともなう腹水には まずこの系統が用いられるものです。カリウム排泄性のサイアザイド系・ループ系利尿薬と相性がよく、これらと併用することも多いです。
  • 降圧作用も弱めで、高血圧症に単独で用いることは少ないです。心不全合併例などに少量を他の降圧薬と併用するのが一般的です。標準的な心不全の処方に、この薬を追加すると、死亡率が30%も低下するという研究結果が注目されています(RALES)。
注意
【診察で】
  • 持病やアレルギーのある人は、医師に伝えておきましょう。
  • 妊娠中や、その可能性のある人は申し出てください。
  • 服用中の薬を医師に教えてください。

【注意する人】

尿がまったく出ないときや急性腎不全には用いません。

  • 適さないケース..無尿、急性腎不全。

【飲み合わせ・食べ合わせ】

飲み合わせに注意する薬がたくさんあります。飲み合わせによっては、副作用がでやすくなります。服用中の薬は、医師に報告しておきましょう。

  • 同系の降圧薬のエプレレノン(セララ)とは併用できません。また、免疫抑制薬のタクロリムス(プログラフ)と抗がん薬のミトタン(オペプリム)との併用も禁止されています。
  • 他の降圧薬と併用するときは、血圧の下がりすぎに注意が必要です。このうち、ACE阻害薬およびA2拮抗薬、あるいはアリスキレン(ラジレス)と併用するときは、高カリウム血症にも注意が必要です。
  • 月経困難症治療薬のドロスピレノン(ヤーズ)と飲み合わせると、高カリウム血症を起こしやすくなるかもしれません。
  • 強心薬のジギタリス製剤や抗うつ薬のリチウム製剤(リーマス)と併用する場合は、それらの血中濃度の変動に注意します。
  • 飲酒は控えてください。めまいや立ちくらみがでやすくなります。

【使用にあたり】
  • 決められた飲み方、服用量を守ってください。
  • 尿量が増えるので、夜の服用は避けるのが一般的です。
  • 別の利尿薬といっしょに飲むことがあります。併用することでカリウム分のバランスがとれます。

【検査】

血液検査を定期的に受ける必要があります。カリウム値が増えすぎていないか調べます。

【妊娠・授乳】

大量服用により、お腹の赤ちゃんのホルモンに影響する可能性があります(男児の女性化)。妊娠中の服用については、医師とよく相談してください。

【食生活】
  • 血圧が下がり、めまいを起こすことがあります。車の運転や高所での危険な作業には十分注意してください。
  • 本態性高血圧症では、生活習慣の見直しも大切。減塩などの食事療法、運動療法、肥満があれば体重を落とすだけでも血圧が下がるものです。軽い高血圧であれば、薬をやめられることもあります。できたら簡易血圧計で自宅で血圧測定をおこない、適切に血圧がコントロールされているかチェックすることをおすすめします。
効能
【適用】
  • 高血圧症(本態性、腎性等)。
  • 心性浮腫(うっ血性心不全)、腎性浮腫、肝性浮腫、特発性浮腫、悪性腫瘍に伴う浮腫および腹水、栄養失調性浮腫。
  • 原発性アルドステロン症の診断および症状の改善。

【応用】
  • 低カリウム血症の予防(強ミノなどグリチルリチン製剤との併用)。
  • ホルモン バランスの調整(ニキビ、多毛症などに応用)。
用法 スピロノラクトンとして、通常成人1日50〜100mgを分割経口服用する。なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、「原発性アルドステロン症の診断および症状の改善」のほかは他剤と併用することが多い。

※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。
副作用 血液中のカリウム分が増えすぎてしまうことがあります。ひどくなると、精神的な変調をきたしたり、不整脈を起こすおそれがあります。予防のために、定期的に血液検査を受けるようにしましょう。そうすれば安心です。

そのほか、ホルモンの乱れによる副作用も多いほうです。男性の乳首が腫れて痛んだり、女性では乳房痛や生理不順を起こしたりします。これらは、中止により回復する副作用ですので、それほど心配いりません。


【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください
  • 高カリウム血症..だるい、息切れ、脈の乱れ、手足のしびれ、不安感、取り乱す、けいれん。
  • 急性腎不全..むくみ、尿の濁り、血尿、尿が少ない・出ない、だるい、吐き気、頭痛、のどが渇く、けいれん、血圧上昇。
  • 重い皮膚・粘膜障害..発疹、発赤、水ぶくれ、うみ、皮がむける、皮膚の熱感や痛み、かゆみ、唇や口内のただれ、のどの痛み、目の充血、発熱、全身けん怠感。

【その他】
  • 乳房がふくらむ、乳首の腫れや痛み、生理不順、性欲減退、多毛、声が低くなる
  • だるい、めまい、頭痛
  • 吐き気、食欲不振
  • 発疹、じん麻疹
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用法用量は医師・薬剤師の指示を必ずお守りください。
すべての副作用を掲載しているわけではありません。いつもと違う「おかしいな」と感じたら早めに受診してください。
症状に合った薬が適正に処方され、また正しく使用するかぎり、重い副作用はめったに起こりません。まずは安心して、決められたとおりにご使用ください。
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Good luck & Good bye