おくすり110番
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成分(一般名) メチクラン
製品例 アレステン錠150mg ・・その他(ジェネリック) & 薬価
区分 降圧剤/非チアジド系降圧利尿剤/非サイアザイド系降圧剤

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   概説    作用    特徴    注意    効能    用法    副作用
概説 尿の量を増やし、血圧を下げるお薬です。
作用

【働き】

体の余分な水分を塩分とともに尿に排出します。その結果、むくみがとれて血圧も下がります。同時に心臓の負担も軽くなります。

おもに、高血圧症の治療に使用されています。血圧を適切に保つことは、将来起こるかもしれない脳卒中や心臓病、腎臓病を防ぐことにつながります。

【薬理】

尿細管での塩分と水分の再吸収を抑え、尿の量を増やします。
特徴
  • チアジド系に近い利尿薬で、作用的にもほぼ同じです。チアジド系利尿薬は、日本では処方される機会が少ないのですが、海外のいくつもの臨床試験で、寿命を延ばすことが証明されています。少量であれば副作用もほとんどなく、併用薬としても優れています。また、古くからある薬で、値段(薬価)が安いというメリットがあります。
  • チアジド系に比べ、低カリウム血症の副作用が少ないとされます。
注意
【診察で】
  • 持病やアレルギーのある人は、医師に伝えておきましょう。
  • 服用中の薬は、医師に伝えてください。

【注意する人】

尿がまったく出ないときや急性腎不全には用いません。重い腎臓病や肝臓病のある場合も向きません。また、糖尿病や痛風を悪化させるおそれがあります。高齢の人も副作用がでやすいので、少量より開始するなど慎重に用います。

  • 適さないケース..無尿、急性腎不全。
  • 注意が必要なケース..糖尿病、痛風、腎臓病、肝臓病、高カルシウム血症、高齢の人など。

【飲み合わせ・食べ合わせ】

飲み合わせに注意する薬がたくさんあります。飲み合わせによっては、副作用がでやすくなります。服用中の薬は、市販薬もふくめ医師に報告しておきましょう。

  • 他の降圧薬と併用するときは、血圧の下がりすぎに注意します。とくにACE阻害薬という系統と併用するときは、ごく少量を用いるようにします。
  • β遮断薬との併用は、血糖値が高くなりやすいです。
  • 糖尿病の薬の作用を弱めるおそれがあります。
  • 気分安定薬のリチウム(リーマス)と併用するときは、リチウム中毒による副作用に注意が必要です。
  • 心臓の薬のジギタリス薬と併用するときは、ジギタリス中毒の副作用に十分注意します。
  • カルシウム剤やビタミンD製剤など骨の薬と併用するときは、血液中のカルシウム値の増えすぎに注意します。
  • ステロイド薬やグリチルリチン製剤、一部の漢方薬と飲み続けるときは、低カリウム血症に注意します。
  • 鎮痛薬との併用により、この薬の降圧作用が弱まる可能性があります。
  • 飲酒は控えてください。めまいや立ちくらみがでやすくなります。

【使用にあたり】
  • 決められた飲み方、服用量を守ってください。
  • ふつう、朝1回、または朝とお昼の2回に服用します。尿量が増えるので、夜の服用は避けるのが一般的です。
  • 少量(半錠〜1錠)を用いて、ゆっくり血圧を下げていきます。他の降圧薬と併用することも多いです。

【検査】

血液検査を定期的に受ける必要があります。カリウム、カルシウム、血糖、尿酸値などに異常がないか調べます。

【食生活】
  • 血圧が下がり、めまいを起こすことがあります。車の運転や高所での危険な作業には十分注意してください。
  • くだものや野菜類をたくさんとるとよいでしょう。不足しがちなカリウム分が補えます。
  • 本態性高血圧症では、生活習慣の見直しも大切。減塩などの食事療法、運動療法、肥満があれば体重を落とすだけでも血圧が下がるものです。軽い高血圧であれば、薬をやめられることもあります。できたら簡易血圧計で自宅で血圧測定をおこない、適切に血圧がコントロールされているかチェックすることをおすすめします。
効能 本態性高血圧症における降圧。
用法 通常成人1回1錠、1日1〜2回経口服用する。年齢、症状により適宜増減する。

※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。
副作用 少量であれば、副作用はほとんどでません。飲み始めの体のだるさは、徐々に慣れてくるものです。

服用量が多いと、脱水を起こしたり血圧が下がりすぎて、強いめまいや立ちくらみを起こすことがあります。とくに高齢の人、また他の薬と併用するときに注意してください。

長期に多めの量を飲み続けると、血液中のナトリウムやカリウム分が減ってしまったり、逆に、カルシウム、血糖、尿酸値などが増えてくることがあります。定期的に血液の検査を受けることが大切です。

もし、日光にあたった部分に発疹ができたら、早めに医師に申し出てください。まれに光線過敏症を起こすことがあります。そのほか重い副作用はまずありませんが、間質性肺炎など肺の異常が報告されているようです。念のため注意してください。


【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください
  • 血小板減少..鼻血、歯肉出血、血尿、皮下出血(血豆・青あざ)、血が止まりにくい。
  • 間質性肺炎、肺水腫..咳、息苦しい、息切れ、発熱。
  • 低ナトリウム血症..だるい、吐き気、嘔吐、意識もうろう、意味不明な言動、けいれん。
  • 低カリウム血症..だるい、筋力低下(力が入らない)、便秘、動悸、脈の乱れ。

【その他】
  • だるい、めまい、ふらつき、立ちくらみ
  • 血糖値の上昇、糖尿病の悪化
  • 尿酸値の上昇、痛風の悪化(発作誘発)
  • 発疹、光線過敏症
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用法用量は医師・薬剤師の指示を必ずお守りください。
すべての副作用を掲載しているわけではありません。いつもと違う「おかしいな」と感じたら早めに受診してください。
症状に合った薬が適正に処方され、また正しく使用するかぎり、重い副作用はめったに起こりません。まずは安心して、決められたとおりにご使用ください。
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Good luck & Good bye