おくすり110番
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成分(一般名) セリプロロール塩酸塩
製品例 セレクトール錠 100mg~200mg ・・その他(ジェネリック) & 薬価
区分 降圧剤/β遮断剤/血管拡張性β1遮断薬

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   概説    作用    特徴    注意    効能    用法    副作用
概説 血圧を下げるお薬です。また、狭心症の治療にも使用します。
作用心臓を休ませる作用があります。作用メカニズムは、心臓にある交感神経のβ受容体を遮断することです。これにより心臓の拍動がおさえられ、血圧が下がります。高血圧症や狭心症に用いるほか、頻脈性の不整脈にも有効です。
特徴β遮断薬(ベータブロッカー)という系統です。同系のなかでも、心臓への選択性が高く、副作用が軽減されています。以下のような特徴をもちます。
  • β1選択:心臓にだけ選択的に作用します。気管支への影響が少ないです。
  • ISA+:β2選択的な内因性交感神経刺激作用を持ちます。この作用により、この系統にみられる喘息や手足の冷えの副作用が軽減、ないし改善されます。
  • 水溶性:吸収や代謝が遅く、多くは腎臓から直接排泄されます。また、脳内に入りにくいので、気分の変調など中枢性の副作用が少ないと考えられます。
  • 半減期が長く、持続性があります。
注意
【診察で】
  • 持病やアレルギーのある人、また妊娠中の人は、医師に伝えておきましょう。
  • 服用中の薬は、医師に伝えてください。

【注意する人】

病気によっては、かえって病状を悪化させるおそれがあります。心不全や喘息、レイノー症状のある人は基本的に禁忌です。糖尿病の人では、血糖降下薬の副作用(低血糖)がでやすくなるので注意してください。高齢の人も心不全などの副作用がでやすいので、少量より開始するなど慎重に用います。

  • 適さないケース..心不全、重い心臓の刺激伝導障害や徐脈、未治療の褐色細胞腫、妊娠中の人など。
  • 注意が必要なケース..喘息のある人、気管支炎や肺気腫で気管支けいれんのおそれがある場合、心臓の刺激伝導障害や徐脈、末梢循環障害(レイノー症状)、糖尿病、異型狭心症、腎臓や肝臓の悪い人、高齢の人など。

【飲み合わせ・食べ合わせ】

飲み合わせに注意する薬がたくさんあります。飲み合わせによっては、副作用がでやすくなります。服用中の薬は、医師に報告しておいてください。

  • 高血圧の薬のジルチアゼム(ヘルベッサー)、ベラパミル(ワソラン)、あるいは心臓の薬のジギタリス薬や抗不整脈薬と併用すると徐脈を起こしやすくなります。
  • 糖尿病の薬の副作用(低血糖)を強めるおそれがあります。
  • 鎮痛薬との併用により、降圧作用が弱まる可能性があります。

【使用にあたり】
  • 決められた飲み方、服用量を守ってください。
  • 自分だけの判断で、量を減らしたり、飲むのをやめてはいけません。急に中止すると、狭心発作など反発的な症状を起こすおそれがあります。中止するときは、医師の判断で徐々に減量するようにします。
  • 飲み忘れにも注意してください。万一飲み忘れた場合、2回分を同時に飲んではいけません。

【検査】

心電図検査や血液検査を定期的に受ける必要があります。

【食生活】
  • 血圧が下がり、めまいを起こすことがあります。車の運転や高所での危険な作業には十分注意してください。
  • 本態性高血圧症では、生活習慣の見直しも大切。減塩などの食事療法、運動療法、肥満があれば体重を落とすだけでも血圧が下がるものです。軽い高血圧であれば、薬をやめられることもあります。できたら簡易血圧計で自宅で血圧測定をおこない、適切に血圧がコントロールされているかチェックすることをおすすめします。
効能

【効能A】

本態性高血圧症(軽症〜中等症)、腎実質性高血圧症。

【効能B】

狭心症。
用法

【効能A】

通常、成人はセリプロロール塩酸塩として1日1回100〜200mg を食後経口服用する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日最高用量は400mgとする。

【効能B】

通常、成人はセリプロロール塩酸塩として1日1回 200mg を食後経口服用する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日最高用量は 400mg とする。

※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。
副作用 飲み始めに、体がだるくなったり、めまいを感じることがあります。軽ければたいてい心配いりませんが、ひどいときは早めに受診しましょう。

注意する症状として、徐脈があります。脈が1分間に50以下になったり、息苦しさや胸苦しさが強いときは、医師に連絡してください。とくに高齢の人は、心不全を含め注意が必要です。

同類薬と比べ喘息誘発の副作用はまずないと考えられますが、もしゼーゼーと呼吸が苦しくなるようでしたら、すぐに受診してください。


【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください
  • 心不全、心ブロック、高度な徐脈..息苦しい、胸が苦しい、動悸、疲れやすい、むくみ、体重増加、脈が飛ぶ、脈が1分間50以下、めまい、気が遠くなる、失神。

【その他】
  • だるい、めまい、ふらつき
  • 動悸、徐脈、低血圧
  • 咳、喘息(ゼーゼー)
  • 目の乾燥(目がゴロゴロ、しょぼつく)
  • 気分がしずむ、眠気、不眠
   概説    作用    特徴    注意    効能    用法    副作用
  









用法用量は医師・薬剤師の指示を必ずお守りください。
すべての副作用を掲載しているわけではありません。いつもと違う「おかしいな」と感じたら早めに受診してください。
症状に合った薬が適正に処方され、また正しく使用するかぎり、重い副作用はめったに起こりません。まずは安心して、決められたとおりにご使用ください。
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Good luck & Good bye