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成分(一般名) エレトリプタン臭化水素酸塩
製品例 レルパックス錠20mg ・・その他(ジェネリック) & 薬価
区分 血管収縮剤/トリプタン系/5-HT 1B/1D受容体作動型片頭痛治療剤

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   概説    作用    特徴    注意    効能    用法    副作用
概説 片頭痛の痛みをとるお薬です。頭痛発現時に用います。
作用

【働き】

片頭痛は慢性頭痛のひとつです。頭の血管が拡張し、ズキンズキンと脈打つような頭痛が起こります。吐き気や嘔吐を伴うことも多いです。人によっては、発作の前に目がチカチカするなど特異な前兆が現れます。

このお薬は、片頭痛の急性期治療薬です。拡張した血管を収縮させたり、血管周囲の炎症をとることで、片頭痛の痛みをやわらげます。頭痛発現時に早期服用すると効果的です。

【薬理】
  • 血管内壁のセロトニン受容体(5-HT_1B/1D)に働き、拡張した血管を収縮させることにより片頭痛をやわらげます。
  • 三叉神経に作用し、炎症を引き起こす神経ペプチド(CGRP)を抑制します。

【臨床試験】

国内でプラセボ(にせ薬)を対照とした二重盲検比較試験がおこなわれています。20mg服用2時間後の改善率は、64%(51人/80人)でした。さらに、40mgでは67%(51/76)の改善率を示しました。一方、プラセボでの改善率は、51%(40/79)でした。
特徴
  • 化学構造的にトリプタン系に分類されます。従来のエルゴタミン系薬剤に代わり、この系統が広く使われるようになりました。エレトリプタン(この薬)は、国内3番目のトリプタン系片頭痛治療薬です。
  • 頭痛発現時に頓用する急性期治療薬です(予防薬ではない)。痛みが起きてから飲んでも、よい効果が期待できます。ただ、対症療法薬ですので、頭痛の原因そのものを治すことはできません。
  • 第2世代のトリプタン系薬です。比較的速効性で持続時間も長いです。頭痛再発率が他のトリプタン系薬に比べて低いとされます。全体的に作用がおだやかで、副作用も少ないようです。
注意
【診察で】
  • 心臓の悪い人など、この薬が適さないことがあります。持病やアレルギーのある人は医師に伝えておきましょう。
  • 飲み合わせに注意する薬がたくさんあります。別に薬を飲んでいる場合は、医師に伝えておきましょう。

【注意する人】

血管を収縮させる作用があるので、狭心症や心筋梗塞を悪化させるおそれがあります。循環器系に病気のある人は注意が必要です。

  • 適さないケース..狭心症、心筋梗塞、脳血管障害(脳卒中)、末梢血管障害(血行障害)、コントロールされていない高血圧症などのある人。
  • 注意が必要なケース..狭心症を起こす可能性のある人、てんかん、肝臓病、腎臓病、高血圧の人など。

【飲み合わせ・食べ合わせ】

別系統のエルゴタミン製剤といっしょに飲むと、血圧上昇など副作用がでやすくなるので併用できません。また、同じトリプタン系薬剤との同時服用もいけません。これらとは24時間以上間隔をあけて服用する必要があります。

  • 飲み合わせの悪い薬..エルゴタミン系薬剤(クリアミン、ジヒデルゴット、メテルギンなど)、スマトリプタン(イミグラン)、ゾルミトリプタン(ゾーミッグ)、リザトリプタン(マクサルト)、ナラトリプタン(アマージ)。
  • 飲み合わせに注意..マクロライド系抗生物質(エリスロマイシン、ジョサマイシン、クラリスロマイシン)、イトラコナゾール(イトリゾール)、ベラパミル(ワソラン)、フルボキサミン(デプロメール、ルボックス)、パロキセチン(パキシル)、セルトラリン(ジェイゾロフト)、ミルナシプラン(トレドミン)、デュロキセチン(サインバル)など。
  • 食べ合わせ..グレープフルーツジュースは、この薬の作用を強める可能性があります。また、健康食品に含まれるセイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)は、この薬の作用を弱めるかもしれません。

【使用にあたり】
  • 頭痛が起きたときに飲んでください。ポイントは早めの使用です。前兆がある場合にはその後すぐに、ない場合には頭痛発現後10分以内が効果的です。なお、予防的には用いません。
  • 決められた用法用量の範囲内で使用しましよう。追加服用する場合は、2時間以上間隔をあけるようにします。
  • とくに飲み始めに、胸やノドのつかえ感・圧迫感、肩こり、体の痛み、ふわふわ感があらわれることがあります。これらは、たいてい一過性で心配いりませんが、早めに受診して医師に伝えてください。
  • 効果がないときは、医師に相談してください。頭痛のタイプを再確認してもらいましょう。

【検査】

胸の痛みや圧迫感、違和感、動悸などの症状がみられた場合は、念のため心電図の検査を受けるようにしましょう。

【食生活】
  • 眠くなることがあります。服用後の車の運転や危険な作業は避けてください。
  • 過労を避け、規則正しい生活を守りましょう。
  • 飲酒(とくに赤ワイン)や喫煙は控えてください。また、チョコレート、コーヒー、チーズ類も発作の引き金になることがあります。これらも、ほどほどにしておきましょう。
  • 頭痛発現時は運動や入浴は避け、できるだけ安静にしていましょう。
効能 片頭痛
用法 通常、成人はエレトリプタンとして1回20mgを片頭痛の頭痛発現時に経口服用する。なお、効果が不十分な場合には、追加服用をすることができるが、前回の服用から2時間以上あけること。また、20mgの経口服用で効果が不十分であった場合には、次回片頭痛発現時から40mgを経口服用することができる。ただし、1日の総服用量を40mg以内とする。

※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。
副作用 おもな副作用は、眠気、吐き気、めまい、倦怠感、動悸、体の痛みなどです。また、人によっては飲み始めに、胸やノドのつかえ感・圧迫感を生じることがあります。

動悸や胸の違和感については、念のため心電図検査を受けておけば安心です。たいてい問題ないと思いますが、海外では不整脈や狭心症も報告されています。とくに中高年の人は注意してください。


【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください
  • 心臓の異常(狭心症、心筋梗塞など含む)..胸の痛み・違和感・圧迫感、動悸、脈の乱れ、冷汗、締め付けられるような胸の痛み。
  • アナフィラキシー・ショック..じんま疹、全身発赤、顔や喉の腫れ、ゼーゼー息苦しい、冷汗、顔が白くなる、手足のしびれ、脈が弱い、血圧低下、目の前が暗くなり意識が薄れる。
  • てんかん様発作..けいれん

【その他】
  • 眠気、倦怠感、めまいフワフワ感、
  • 胸やノドのつかえ感・圧迫感、肩こり、体の痛み
  • 吐き気、口内乾燥
  • ほてり感
   概説    作用    特徴    注意    効能    用法    副作用
  









用法用量は医師・薬剤師の指示を必ずお守りください。
すべての副作用を掲載しているわけではありません。いつもと違う「おかしいな」と感じたら早めに受診してください。
症状に合った薬が適正に処方され、また正しく使用するかぎり、重い副作用はめったに起こりません。まずは安心して、決められたとおりにご使用ください。
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