おくすり110番
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成分(一般名) アムロジピン ベシル酸塩・アトルバスタチン カルシウム水和物配合剤
製品例 カデュエット配合錠1番~2番~3番~4番 ・・その他(ジェネリック) & 薬価
区分 他の循環器官用薬/配合剤/持続性Ca拮抗薬・HMG-CoA還元酵素阻害剤

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   概説    作用    特徴    注意    効能    用法    副作用
概説 血圧を下げ、コレステロールを減らすお薬です。
作用
高血圧と高コレステロール血症があわさると、心臓病や脳卒中を起こす危険性が増えます。そのため、両方いっしょに治療することが大事です。このお薬には、2種類の有効成分が配合されています。1つは血圧を下げるアムロジピン(ノルバスク)、もう一つはコレステロールを減らすアトルバスタチン(リピトール)です。1錠で高血圧症と高コレステロール血症の治療が可能なわけです。それぞれの作用は以下です。


【作用-1】

アムロジピンは、心臓や体の血管を広げて血流をよくします。そうすると血液の抵抗が減り、血圧が下がります。また、心臓の収縮をおさえて、心臓を休ませる働きもします。適応症は、高血圧症と狭心症です。血圧を適切にたもつことは、将来起こるかもしれない脳卒中や心臓病、腎臓病を防ぐことにつながります。

【作用-2】

アトルバスタチンは、肝臓でのコレステロールの合成をおさえます。悪玉コレステロール(LDL)が減少する一方、善玉コレステロール(HDL)はむしろ増加します。血液中の悪いコレステロールを低下させ 動脈硬化を防ぐことで、狭心症や心筋梗塞の危険性を減らせるわけです。心筋梗塞をすでに起こしている人は、再梗塞の予防につながります。
特徴
  • カルシウム拮抗薬のアムロジピンと、スタチン系コレステロール低下薬のアトルバスタチンの配合薬です。どちらも定番中の定番で、単剤としても非常によく処方されています。
  • 別々に飲むことなく、1錠だけで血圧とコレステロールのコントロールが可能です。また、持続性があるので服用回数も1日1回で済みます。配合量の異なる4種類の製剤があるので、症状により使い分けるようにします。
  • アムロジピンは、カルシウム拮抗薬に分類される降圧薬です。この系統は年齢を問わず広く用いられますが、とくに合併症の多い高齢の人に適します。同類薬としては、効果がゆっくりで作用時間が長いのが特徴です。潮紅、頭痛、動悸などの副作用も少ないです。
  • アトルバスタチンは、スタチン系のコレステロール低下薬です。作用機序から、HMG-CoA還元酵素阻害薬とも呼ばれます。同系のなかでもとくに強力で、コレステロールのほか中性脂肪(トリグリセライド)も低下させます。国内の治験では、平均して総コレステロール値を30%、悪玉といわれるLDLコレステロール値を41%低下させました。また、善玉のHDLコレステロール値が9%上昇しました。
注意
【診察で】
  • 持病やアレルギーのある人は医師に伝えておきましょう。
  • 別に薬を飲んでいる場合は、医師に伝えておきましょう。飲み合わせによっては、副作用がでやすくなります。また、別の病気で他の病院にかかるときも、この薬を飲んでいることを必ず医師に伝えてください。

【注意する人】

重い肝臓病の人は使用できません。病状を悪化させたり、副作用がでやすいためです。また、腎臓病またはその既往歴のある人は、横紋筋融解症の発現や腎機能の悪化に注意するなど慎重に用います。

  • 適さないケース..重い肝臓病、妊娠中。
  • 注意が必要なケース..低血圧、肝臓病、腎臓病、糖尿病、甲状腺機能低下症、筋ジストロフィー、酒量の多い人、高齢の人など。

【飲み合わせ・食べ合わせ】

飲み合わせによっては、この薬の血中濃度が上昇し「横紋筋融解症」という筋肉の副作用がでやすくなります。この理由で禁止されるのが、C型慢性肝炎治療薬のテラプレビルとオムビタスビル・パリタプレビル・リトナビルです。フィブラート系高脂血症治療薬のベザフィブラートや免疫抑制薬のシクロスポリン、抗真菌薬のイトラコナゾール、マクロライド系抗生物質のエリスロマイシンなども要注意。とくに、腎臓病のある人は、フィブラート系薬との併用は治療上やむを得ない場合に限り、併用の際は定期的に腎機能検査を実施するようにします。また、他の降圧薬や利尿薬といっしょに飲むときは、血圧の下がりすぎにも注意が必要です。

  • 飲み合わせの悪い薬..テラプレビル(テラビック)、オムビタスビル・パリタプレビル・リトナビル(ヴィキラックス)。
  • 飲み合わせに注意..他の降圧薬や利尿薬、ベザフィブラートなどのフィブラート系薬(ベザトール、リピディル、トライコア、パルモディア等)、ニコチン酸(ペリシット、コレキサミン等)、免疫抑制薬のシクロスポリン(ネオーラル)やタクロリムス(プログラフ、グラセプター)、アゾール系抗真菌薬のイトラコナゾール(イトリゾール)、マクロライド抗生物質のエリスロマイシン(エリスロシン)やクラリスロマイシン(クラリス、クラリシッド)、リファンピシン(リファジン)、陰イオン交換樹脂(クエストラン、コレバイン)、ジルチアゼム(ヘルベッサー)、ジゴキシン(ジゴシン)など。
  • 飲酒は控えましょう。アルコールは、めまいや動悸などの副作用を強めます。また、肝臓や横紋筋融解症の副作用をでやすくします。
  • グレープフルーツジュースは飲まないほうがよいでしょう。同時服用により、この薬の血中濃度が上昇するおそれがあるためです。

【使用にあたり】

症状や体質によって服用量が決められます。指示どおりに正しくお飲みください。効果の発現はおだやかで、ゆっくりと効いてきます。

【検査】

決められた検査を定期的に受け、効果や副作用をチェックしてもらいましょう。とくに、肝機能や腎機能、血液の検査が大事です。

【妊娠授乳】

おなかの赤ちゃんの発育に悪い影響をおよぼすおそれがあります。妊娠中の服用は避けてください。

【食生活】
  • 血圧が下がり、めまいを起こすことがあります。車の運転や高所での危険な作業には十分注意してください。
  • 食事療法や運動療法、適切な体重の維持、禁煙なども大切です。これらをきちんとおこなえば、薬を飲まなくて済むこともあります。薬を飲みはじめても、不摂生をしては意味がありません。できたら簡易血圧計で自宅で血圧測定をおこない、適切に血圧がコントロールされているかチェックすることをおすすめします。
効能 本剤(アムロジピン・アトルバスタチン配合剤)は、アムロジピン及びアトルバスタチンによる治療が適切である以下の患者に使用する
  • 高血圧症又は狭心症と、高コレステロール血症又は家族性高コレステロール血症を併発している患者
用法
本剤(アムロジピン・アトルバスタチン配合剤)は、1日1回経口服用する。なお、以下のアムロジピンとアトルバスタチンの用法・用量に基づき、患者毎に用量を決めること。


【配合用量】
  • 1番:アムロジピン2.5mg、アトルバスタチン5mg
  • 2番:アムロジピン2.5mg、アトルバスタチン10mg
  • 3番:アムロジピン5mg、アトルバスタチン5mg
  • 4番:アムロジピン5mg、アトルバスタチン10mg

【アムロジピン】
  • 高血圧症..通常、成人はアムロジピンとして2.5〜5mgを1日1回経口服用する。なお、症状に応じ適宜増減するが、効果不十分な場合には1日1回10mgまで増量することができる。
  • 狭心症..通常、成人はアムロジピンとして5mgを1日1回経口服用する。なお、症状に応じ適宜増減する。

【アトルバスタチン】
  • 高コレステロール血症..通常、成人はアトルバスタチンとして10mgを1日1回経口服用する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、重症の場合は1日20mgまで増量できる。
  • 家族性高コレステロール血症..通常、成人はアトルバスタチンとして10mgを1日1回経口服用する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、重症の場合は1日40mgまで増量できる。

※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。
副作用 降圧薬のアムロジピンの副作用として現れるのが、顔のほてり、潮紅、頭痛、動悸(ドキドキ感)、めまいなどです。これらは徐々に慣れてくることが多く、それほど心配ないと思いますが、ひどいときは早めに相談してください。

多めの量を長く飲み続けると、足の甲がむくんだり、歯肉が腫れてくることがあります。歯肉の腫れは、歯肉をよくブラッシングし口内を清潔に保つことで、ある程度予防可能なようです。

アトルバスタチンのほうで気をつけたいのは、筋肉が障害を受ける「横紋筋融解症」です。まれな副作用ですが、とくに腎臓の悪い人、高齢の人、他の高脂血症薬と飲み合わせているときなど要注意です。万一、足のふくらはぎなどに筋肉痛があらわれたら、すぐに受診してください。


【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください
  • 横紋筋融解症..手足のしびれ・こわばり、脱力、筋力低下、筋肉痛、歩行困難、赤褐色の尿。
  • 肝臓の重い症状..だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が茶褐色。
  • 重い過敏症..発疹、じんま疹、全身発赤、顔や口・喉や舌の腫れ、咳き込む、ゼーゼー息苦しい。
  • 重い血液成分の異常..発熱、喉の痛み、口内炎、だるい、皮下出血(血豆・青あざ)や鼻血・歯肉出血など出血傾向。
  • 重い皮膚・粘膜障害..発疹、発赤、水ぶくれ、うみ、皮がむける、皮膚の熱感や痛み、かゆみ、唇や口内のただれ、のどの痛み、目の充血、発熱、全身けん怠感。
  • 心臓の伝導障害..胸が苦しい、脈がとぶ、脈が遅い(50/分以下)、めまい、ふらつき、失神。
  • 間質性肺炎..から咳、息苦しさ、少し動くと息切れ、発熱。

【その他】
  • 顔のほてり、潮紅、頭痛
  • 動悸、徐脈、胸の痛み
  • だるい、めまい、立ちくらみ、血圧低下
  • 足のむくみ、歯肉の腫れ
  • 胃の不快感、吐き気、腹痛、下痢
  • 肝機能値の異常、発疹、かゆみ
   概説    作用    特徴    注意    効能    用法    副作用
  









用法用量は医師・薬剤師の指示を必ずお守りください。
すべての副作用を掲載しているわけではありません。いつもと違う「おかしいな」と感じたら早めに受診してください。
症状に合った薬が適正に処方され、また正しく使用するかぎり、重い副作用はめったに起こりません。まずは安心して、決められたとおりにご使用ください。
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Good luck & Good bye