おくすり110番
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成分(一般名) カフコデ(製)
製品例 カフコデN配合錠 ・・その他(ジェネリック) & 薬価
区分 鎮咳剤/その他の配合剤/鎮咳・鎮痛・解熱剤

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   概説    作用    特徴    注意    効能    用法    副作用
概説 咳を止めたり、かぜの症状をやわらげるお薬です。
作用6種類の有効成分が配合されています。気管支拡張作用をもつジプロフィリンと塩酸メチルエフェドリン、中枢性鎮咳薬のリン酸ジヒドロコデイン、抗ヒスタミン薬のジフェンヒドラミン、解熱鎮痛薬のアセトアミノフェン、鎮静薬のブロムワレリル尿素の6種類です。これらがいっしょに作用して、かぜの症状をおさえます。ただし、対症療法薬ですので、かぜそのものを治すことはできません。
  • ジプロフィリン(キサンチン系):気管支を広げ呼吸を楽にします。
  • 塩酸メチルエフェドリン:気管支を広げ呼吸を楽にします。
  • リン酸ジヒドロコデイン:脳の咳中枢をおさえて咳を止めます。
  • ジフェンヒドラミン:アレルギー症状を緩和し、痰をおさえます。
  • アセトアミノフェン:熱を下げ、痛みをやわらげます。
  • ブロムワレリル尿素:脳の神経の興奮をしずめます。
特徴おもに咳止めを目的に使用される鎮咳・鎮痛・解熱薬です。配合成分は昔からの古典的対症療法薬です。かぜのウイルスには効きません。
注意
【診察で】
  • 持病やアレルギーのある人は医師に伝えておきましょう。
  • 市販薬も含め、使用中の薬を医師に教えてください。
  • 妊娠中の人は、医師にお伝えください。

【注意する人】

閉塞隅角緑内障のある人や、前立腺肥大症などで尿の出の悪い人には用いません。病状が悪化するおそれがあるためです。呼吸が弱っている人、心臓病、腎臓病、肝臓病、喘息、胃腸病、血液に病気のある人など 病状によっては使用できません。子供は呼吸抑制を起こしやすいので、12歳未満は控え、12歳以上では副作用発現に十分注意し必要最小限にとどめます。高齢の人も減量するなど慎重に用いなければなりません。

  • 適さないケース..重い呼吸抑制、喘息発作中、アスピリン喘息、消化性潰瘍、閉塞隅角緑内障、前立腺肥大症などで尿の出の悪い人、重い肝臓病、重い腎臓病のある人、重い血液の病気、重い心臓病のある人、12歳未満の小児、18歳未満で肥満または閉塞性睡眠時無呼吸症候群あるいは重篤な肺疾患のある人。
  • 注意が必要なケース..脳腫瘍など脳に器質的な病気がある人、喘息、呼吸機能障害、代謝性アシドーシス、粘液水腫など甲状腺機能低下症、アジソン病など副腎皮質機能低下症、、てんかん、心臓病、高血圧症、肝臓病、腎臓病、血液の異常、出血傾向、食事がとれず低栄養・脱水症状のある人、飲酒量の多い人、小児(12歳以上)、衰弱している人、高齢の人など。

【飲み合わせ・食べ合わせ】
  • 市販のカゼ薬や解熱鎮痛薬の多くにアセトアミノフェンが配合されています。この薬と重複することになりますので、それらとの併用は原則 避けてください。
  • アドレナリン(ボスミン)や、イソプロテレノール(イソメニール、プロタノール)などカテコールアミン製剤との併用は禁止されています。併用により動悸や不整脈の副作用がでやすくなります。
  • 安定剤など脳の神経をしずめる薬と併用すると、眠気の副作用がでやすくなります。
  • 一部の安定剤や抗うつ薬(三環系)、胃腸薬(鎮痙薬)との併用により、口の渇きや排尿困難、便秘などの副作用がでやすくなります。
  • テオフィリン(テオドール)など他のキサンチン系薬剤と併用すると、頭痛などの副作用が強まります。
  • 抗凝血薬のワルファリンの作用に影響を及ぼすことがあります。そのほか、いろいろな薬と相互作用を起こしやすい性質があります。服用中の薬は、必ず医師に伝えておきましょう。
  • 飲酒は控えてください。眠気やめまいがでやすくなります。また、多量のアルコールは胃や肝臓の副作用を強めます。

【使用にあたり】
  • 症状や年齢により、用法用量が異なります。指示通りにご使用ください。
  • 余った薬を分け与えてはいけません。とくに子供には飲ませないでください。

【妊娠・授乳】
  • 妊娠中は慎重に用いる必要があります。とくに、悪い影響が出やすい妊娠初期や出産直前の大量服用は避けたほうが無難です。咳がひどいなど病状が重いときに限り、短期間だけ使用するとよいでしょう。
  • 服用中は授乳を避けなければなりません。母乳を通して赤ちゃんに薬が入り、中毒症状を起こすおそれがあるためです。

【食生活】

人によっては眠気を起こします。また眠くなくても集中力や注意力が低下することがあります。車の運転をふくめ危険をともなう機械の操作や作業は避けてください。
効能
  • かぜ症候群における鎮咳、鎮痛、解熱
  • 気管支炎における鎮咳
用法 通常、成人は1回2錠、1日3回経口服用する。なお、12歳以上の小児は、年齢により、適宜減量する。

※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。
副作用 比較的多いのは、眠気、めまい、口内乾燥、けん怠感などです。そのほか、量が多すぎると、動悸(ドキドキ感)や頭痛、手の震え、便秘などもでやすくなります。前立腺肥大症のある人や、高齢の男性では、排尿の具合にも注意してください。

呼吸に影響することはまずありませんが、もともと呼吸機能に障害のある人は呼吸抑制に念のため注意が必要です。なお、体質にもよりますが、子供は呼吸抑制の感受性が高いため、12未満への使用は控えます。

安易な長期服用はよくありません。とくに多めの量を飲み続けると、肝臓への負担が大きくなり、重い肝障害にいたるおそれがあります。また、人によっては薬に頼りがちになります。短期間であれば、まず心配ないでしょう。


【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください
  • ショック、アナフィラキシー..気持ちが悪い、胸苦しい、冷汗、顔面蒼白、手足の冷え・しびれ、じんま疹、全身発赤、顔のむくみ・腫れ、のどが腫れゼーゼー息苦しい、めまい、血圧低下、目の前が暗くなり意識が薄れる。
  • 重い血液成分の異常..発熱、喉の痛み、口内炎、だるい、皮下出血(血豆・青あざ)や鼻血・歯肉出血など出血傾向。
  • 重い皮膚・粘膜障害..発疹、発赤、水ぶくれ、うみ、皮がむける、皮膚の熱感や痛み、かゆみ、唇や口内のただれ、のどの痛み、目の充血、発熱、全身けん怠感。
  • 肝臓の障害..だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が茶褐色。
  • 間質性肺炎..から咳、息苦しさ、少し動くと息切れ、発熱。
  • 腎臓の重い症状..尿が少ない・出ない、尿の濁り・泡立ち、血尿、むくみ、だるい、吐き気、側腹部痛、腰痛、発熱、発疹。
  • 呼吸抑制..息切れ、呼吸しにくい、息苦しい、呼吸が浅く速い、呼吸が弱く少ない(10回/分未満)、不規則な呼吸、異常ないびき、意識がうすれる。

【その他】
  • 眠気、だるい、めまい、頭痛、頭重感、イライラ感、不眠
  • 吐き気、食欲不振、口の渇き、便秘
  • 動悸(ドキドキ感)、血圧変動
  • 痰が出にくい、目のかすみ、排尿困難(尿が出にくい)
  • 長期大量服用により、頼りがちになる・やめにくくなる
   概説    作用    特徴    注意    効能    用法    副作用
  









用法用量は医師・薬剤師の指示を必ずお守りください。
すべての副作用を掲載しているわけではありません。いつもと違う「おかしいな」と感じたら早めに受診してください。
症状に合った薬が適正に処方され、また正しく使用するかぎり、重い副作用はめったに起こりません。まずは安心して、決められたとおりにご使用ください。
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