おくすり110番
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成分(一般名) アンブロキソール塩酸塩
製品例 ムコソルバン錠15mg、ムコソルバンL錠45mg、ムコソルバン内用液0.75%、小児用ムコソルバンDS1.5%、小児用ムコソルバンシロップ0.3% ・・その他(ジェネリック) & 薬価
区分 去痰剤/その他/気道潤滑去痰剤

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   概説    作用    特徴    注意    効能    用法    副作用
概説 痰の切れをよくするお薬です。また、鼻汁を出しやすくします。
作用肺表面活性物質を増やし、気道粘膜の“すべり”をよくします。また、うすい粘液の分泌を増やして痰の粘りをとり、さらに線毛運動を活発にします。これらが総合的に作用することで、痰や膿の排出が容易になり、つらい症状が楽になります。

具体的には、カゼを含め、気管支炎や気管支拡張症あるいは喘息の去痰に、また副鼻腔炎の排膿に適応します。喘息においては、徐放剤を夜に飲むことで、明け方の喘鳴や痰のからみがやわらぐ効果が期待できます。
特徴
  • 粘膜潤滑薬に分類される代表的な去痰薬です。内科や耳鼻咽喉科、小児科などで広く処方されています。
  • 錠剤のほか、細粒や液剤、シロップ剤、持効性の徐放製剤(L錠、Lカプセル)など、いろいろな製剤があります。
注意

【診察で】

アレルギーのある人は、医師に伝えておきましょう。

【使用にあたり】

症状や製剤により用法用量が異なります。指示どおりに正しくお飲みください。

【食生活】

痰の出の悪いときは、水分を十分にとるとよいでしょう。
効能
【錠15mg・細粒1.5%・DS3%・内用液0.75%】
  • 次の疾患の去痰//急性気管支炎、気管支喘息、慢性気管支炎、気管支拡張症、肺結核、塵肺症、手術後の喀痰喀出困難
  • 慢性副鼻腔炎の排膿

【L錠45mg】

次の疾患の去痰//急性気管支炎、気管支喘息、慢性気管支炎、気管支拡張症、肺結核、塵肺症、手術後の喀痰喀出困難

【小児用DS1.5%・小児用シロップ0.3%】

次の疾患の去痰//急性気管支炎、気管支喘息
用法

【錠15mg】

通常、成人は1回1錠(アンブロキソール塩酸塩として15.0mg)を1日3回経口服用する。なお、年齢・症状により適宜増減する。

【細粒1.5%】

通常、成人は、1回1g(アンブロキソール塩酸塩として15mg)を1日3回経口服用する。なお、年齢・症状により適宜増減する。

【内用液0.75%】

通常、成人は1回2mL(アンブロキソール塩酸塩として15.0mg)を1日3回経口服用する。なお、年齢・症状により適宜増減する。

【L錠45mg】

通常、成人は1回1錠(アンブロキソール塩酸塩として45mg)を1日1回経口服用する。

【小児用DS1.5%】

通常、幼・小児に1日0.06g/kg (アンブロキソール塩酸塩として0.9mg/kg) を3回に分け、用時溶解して経口服用する。なお、年齢・症状により適宜増減する。

【小児用シロップ0.3%】

通常、幼・小児に1日0.3mL/kg(アンブロキソール塩酸塩として0.9mg/kg)を3回に分けて経口服用する。なお、年齢・症状により適宜増減する。

※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。
副作用 痰がうすまり一時的にその量が増えることがあります。これは、たいてい心配いりません。副作用のほとんどない安全性の高いお薬です。


【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください
  • ショック、アナフィラキシー様症状..気持ち悪い、胸苦しい、冷汗、顔面蒼白、手足の冷え・しびれ、じんま疹、全身発赤、顔や喉の腫れ、ゼーゼー息苦しい、めまい、血圧低下、目の前が暗くなり意識が薄れる。
  • 重い皮膚・粘膜障害..発疹、発赤、水ぶくれ、うみ、皮がむける、皮膚の熱感や痛み、かゆみ、唇や口内のただれ、のどの痛み、目の充血、発熱、全身けん怠感。

【その他】
  • 食欲不振、吐き気、発疹
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用法用量は医師・薬剤師の指示を必ずお守りください。
すべての副作用を掲載しているわけではありません。いつもと違う「おかしいな」と感じたら早めに受診してください。
症状に合った薬が適正に処方され、また正しく使用するかぎり、重い副作用はめったに起こりません。まずは安心して、決められたとおりにご使用ください。
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Good luck & Good bye