概説 |
胃の粘膜を丈夫にするお薬です。胃炎や胃潰瘍の治療に用います。 |
作用 |
- 【働き】
- 胃の粘膜が弱ると、胃酸の刺激で、胃炎や胃潰瘍(胃粘膜の傷)を起こしやすくなります。
このお薬は、胃の粘膜を丈夫にします。そして、胃酸に対する抵抗力を高め、胃炎や胃潰瘍の治りをよくします。また、鎮痛薬など他の薬による胃の荒れを予防します。
- 【薬理】
- 胃を守る粘液を増やしたり、胃粘膜の血流をよくすることで、胃酸に対する防御機能を高めます。傷ついた組織の修復を助ける作用もあります。
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特徴 |
- 胃酸に対する「防御因子増強薬」です。強い作用があるとはいえませんが、副作用はほとんどありません。
- 胃炎や胃潰瘍の治療に用いられています。鎮痛薬など他の薬による胃の荒れを予防する目的で、いっしょに処方されることもあります。
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注意 |
- 【診察で】
- 持病のある人や、服用中の薬は医師に伝えておきましょう。
- 【使用にあたり】
- 指示どおりにお飲みください。ふつう、1日1〜2回飲みます。他の薬と併用することも多いです。
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効能 |
- 胃潰瘍。
- 次の疾患の胃粘膜病変(びらん、出血、発赤、浮腫)の改善//急性胃炎、慢性胃炎の急性増悪期。
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用法 |
通常、成人イルソグラジンマレイン酸塩として1日4mg(錠2mg:2錠、錠4mg:1錠、細粒0.8%:0.5g)を1〜2回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。 |
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副作用 |
安全性の高いお薬です。副作用はまずありません。
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