おくすり110番
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成分(一般名) メトクロプラミド
製品例 プリンペラン錠5、プリンペラン細粒2%、プリンペランシロップ0.1% ・・その他(ジェネリック) & 薬価
区分 他の消化器官用薬/その他/消化器機能異常改善剤

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   概説    作用    特徴    注意    効能    用法    副作用
概説 胃腸の働きをよくするお薬です。吐き気や嘔吐、食欲不振などに用います。
作用

【働き】

弱った胃腸の運動を活発にして、食べ物を胃から腸へ送り出すのを助けます。そうすることで、吐き気や嘔吐、食欲不振や膨満感、胸やけなどの症状を改善します。慢性胃炎に適用するほか、吐き気止めとして広く処方されています。

【薬理】

胃や十二指腸に存在するドパミン(D2)受容体を遮断することにより、アセチルコリンの遊離を促し胃腸の運動を活発にします。脳の嘔吐中枢をおさえる作用もあります。
特徴
  • 古くからある吐き気止めです。薬理学的には「抗ドパミン薬」の部類です。薬効分類的には「消化管運動促進薬」または「消化管運動賦活薬」あるいは「胃腸機能調整薬」「胃腸機能改善薬」などに分類されます。各科で広く使われてきましたが、最近は同系の他の新薬の処方が多いです。
  • 脳に働く関係上、多めに服用すると手のふるえ、生理不順、乳汁分泌などの副作用がやや出やすいのが欠点です。
注意
【診察で】
  • 持病やアレルギーのある人は医師に伝えておきましょう。
  • 別に薬を飲んでいる場合は、医師に伝えましょう。

【注意する人】

褐色細胞腫の疑いのある人は禁止されています。胃腸に出血や閉塞のある人も使用できません。子供や高齢の人、また腎臓の悪い人は服用量などに注意が必要です。

  • 適さないケース..褐色細胞腫(副腎の病気)、腸に出血や閉塞のある人。
  • 注意が必要なケース..子供、高齢の人、腎臓病、体の弱っている人など。

【飲み合わせ・食べ合わせ】
  • ある種の安定剤や抗うつ薬といっしょに飲むと、副作用が強まるおそれがあります。たとえば、フェノチアジン系のクロルプロマジン(コントミン)、ブチロフェノン系のハロペリドール(セレネース)、ベンザミド系のスルピリド(ドグマチール)などに注意します。
  • けいれんや神経痛に用いるカルバマゼピン(テグレトール)の中毒症状をまねくおそれがあります。
  • 胃腸の痛み止めの抗コリン薬といっしょに飲むと、お互いの作用が減弱する可能性があります。
  • この薬の制吐作用により、ジギタリス系強心薬の中毒症状のサインである吐き気や嘔吐を見逃すおそれがあります。

【使用にあたり】

指示どおりに飲んでください。ふつう、1日2〜3回食前に飲みます。

【妊娠・授乳】

妊娠中に吐き気止めがどうしても必要な場合は、この薬が使われるものです。

【食生活】

眠気やめまいを起こすことがあります。車の運転、危険な仕事、高所での作業には十分注意してください。
効能
  • 次の場合における消化器機能異常(悪心・嘔吐・食欲不振・腹部膨満感)//胃炎、胃・十二指腸潰瘍、胆のう・胆道疾患、腎炎、尿毒症、乳幼児嘔吐、薬剤(制癌剤・抗生物質・抗結核剤・麻酔剤)投与時、胃内・気管内挿管時、放射線照射時、開腹術後。
  • X線検査時のバリウムの通過促進。
用法

【一般製剤】

メトクロプラミドとして、通常成人1日7.67〜23.04mg(塩酸メトクロプラミドに換算して10〜30mg、錠5:2〜6錠、錠10:1〜3錠、散・細粒:0.5〜1.5g)を2〜3回に分割し、食前に経口服用する。なお、年齢・症状により適宜増減する。

【シロップ】

メトクロプラミドとして、通常成人1日7.67〜23.04mg(シロップ:10〜30mL)を2〜3回に分割し、食前に経口服用する。小児は、1日0.38〜0.53mg/kg(塩酸メトクロプラミドとして0.5〜0.7mg/kg、シロップ:0.5〜0.7mL/kg)を2〜3回に分割し、食前に経口服用する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。
副作用 人によっては、腹痛や下痢、めまい感や眠気があらわれます。まれにホルモンの乱れによる生理不順や乳汁分泌もみられます。それほど心配ないのですが、早めに受診し医師と相談してください。

特異な副作用として錐体外路症状(ふるえ、こわばり、つっぱり)があります。子供や高齢の人、腎臓の悪い人、また長期大量服用時に注意が必要です。

そのほか重い副作用として、ショックやアナフィラキシー様症状、悪性症候群や遅発性ジスキネジアの報告があります。これらはきわめてまれな副作用ですが、以下のような症状に念のため注意してください。


【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください
  • ショック、アナフィラキシー様症状..気持ちが悪い、冷汗、顔面蒼白、手足の冷え・しびれ、じんま疹、全身発赤、顔や喉の腫れ、ゼーゼー息苦しい、めまい、血圧低下、目の前が暗くなり意識が薄れる。
  • 悪性症候群(Syndrome malin)..動かず黙り込む、体の硬直、飲み込みにくい、急激な体温上昇、発汗、頻脈、ふるえ、精神変調、意識障害。
  • 遅発性ジスキネジア..頻回なまばたき、口の周辺がピクピクけいれん、口をすぼめる、口をモグモグさせる、舌のふるえ。
  • 意識障害、けいれん..意識の乱れ、筋肉のぴくつき、筋肉の硬直、手足けいれん、全身けいれん。

【その他】
  • 腹痛、下痢
  • 眠気、めまい感
  • 錐体外路症状..指や手足のふるえ、体のこわばり・つっぱり、ひきつけ、動作がにぶい、無表情、よだれが多い、目の異常運動(正面を向かない、上転)、舌のもつれ、じっとできない、そわそわ感、うまく歩けない。
  • 生理不順、乳汁が出る、男性の乳房がふくらむ
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用法用量は医師・薬剤師の指示を必ずお守りください。
すべての副作用を掲載しているわけではありません。いつもと違う「おかしいな」と感じたら早めに受診してください。
症状に合った薬が適正に処方され、また正しく使用するかぎり、重い副作用はめったに起こりません。まずは安心して、決められたとおりにご使用ください。
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Good luck & Good bye