おくすり110番
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成分(一般名) セレスタミン(製)
製品例 セレスタミン配合錠、セレスタミン配合シロップ ・・その他(ジェネリック) & 薬価
区分 副腎ホルモン/配合剤/副腎皮質ホルモン・抗ヒスタミン複合剤

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   概説    作用    特徴    注意    効能    用法    副作用
概説 アレルギー症状を抑えるお薬です。湿疹やじんま疹、アレルギー性鼻炎の治療に用います。
作用抗ヒスタミン剤と副腎皮質ホルモン(ステロイド)の2成分が配合されています。湿疹やじんま疹のほか、花粉症で症状のひどいときにも使われます。
  • 抗ヒスタミン剤:d-クロルフェニラミン..アレルギー反応を引き起こす体内物質「ヒスタミン」の作用をおさえます。
  • 副腎皮質ホルモン:ベタメタゾン..炎症をおさえたり、アレルギー反応を予防します。
特徴古くから使用されているお薬です。抗ヒスタミン作用と副腎皮質ホルモンによる抗炎症作用により、優れた効果が期待できます。
注意
【診察で】
  • 持病やアレルギーのある人は医師に伝えておきましょう。
  • 別に薬を飲んでいる場合は、医師に伝えておきましょう。

【注意する人】

病気によっては病状を悪化させるおそれがあります。閉塞隅角緑内障の人や、前立腺肥大などで尿の出が悪い人は使用できません。

  • 適さないケース..閉塞隅角緑内障、前立腺肥大などで排尿障害のある人。
  • 注意が必要なケース..感染症、糖尿病、骨粗鬆症、腎不全、甲状腺機能低下、肝硬変、脂肪肝のある人、B型肝炎ウイルスをもっている人、脂肪塞栓症、重症筋無力症のある人、水痘(水ぼうそう)もしくは麻しん(はしか)の既往がなく また予防接種を受けていない人、褐色細胞腫のある人など。

【飲み合わせ・食べ合わせ】
  • 男性の夜間頻尿にデスモプレシン(ミニリンメルト)を使用している場合は併用できません。併用により低ナトリウム血症を起こすおそれがあるためです。
  • 安定剤など脳に働きかける薬と併用すると、作用が強くなりすぎたり、副作用がでやすくなります。服用中の薬は医師に伝えておいてください。
  • 予防接種や皮内テストを受けるときは、この薬を飲んでいることを医師に伝えてください。
  • 飲酒はできるだけ控えましょう。眠気やふらつきなど副作用がでやすくなります。

【使用にあたり】
  • 指示された用法用量どおりに、正しくお飲みください。
  • 長期服用中に、大けがをしたり、手術を予定している場合は、この薬を飲んでいることを担当医に伝えてください。
  • 長期大量服用後に中止する場合は、少しずつ減量しなければなりません。急に中止すると、反動で具合が悪くなることがあります。

【食生活】

眠くなることがあります。車の運転や危険な作業は控えてください。

【その他】

基本的には、短期間の服用にとどめるお薬です。症状のひどい急性期にだけ用いるようにします。医師の診断によりますが、よくなってきたら、減量・中止するようにしましょう。よく効くからと、安易に漫然と続けることは好ましくありません。
効能 蕁麻疹(慢性例を除く)、湿疹・皮膚炎群の急性期及び急性増悪期、薬疹、アレルギー性鼻炎。
用法
【用法】
  • 錠剤..通常、成人は1回1〜2錠を1日1〜4回経口服用する。なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、本剤を漫然と使用するべきではない。
  • シロップ剤..通常、成人は1回5〜10mLを1日1〜4回経口服用する。小児は1回5mLを1日1〜4回経口服用する。なお、年齢、症状により適宜増減する。ただし、本剤を漫然と使用するべきではない。

【注意】

本剤は副腎皮質ホルモンをプレドニゾロン換算で、錠剤として1錠中2.5mg、シロップ剤として1mL中0.5mg相当量を含有するので、症状改善後は漫然として使用することのないよう注意する。

※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。
副作用 人によっては、眠たくなったり、口やのどが乾燥することがあります。服用期間が1週間くらいまでなら、重い副作用はまずありません。少量であれば長期でもそれほど心配ないでしょう。

ただし、多めの量を長く飲み続けると、副腎皮質ホルモン特有の副作用がでやすくなります。たとえば、高血圧や高血糖、胃潰瘍、骨粗鬆症、感染症などです。もし、長期服用が必要な場合は、注意点や副作用について医師からよく説明を受けてください。


【重い副作用(長期大量連用)】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください
  • 重い感染症..発熱、寒気、だるさ、食欲不振、のどの痛み、咳や痰、息苦しい、嘔吐、下痢、皮膚発赤・小水疱・ピリピリ痛い、水ぶくれ、できもの。
  • 副腎の抑制..副腎の働きが弱くなる。このとき急に服薬を止めると、発熱、頭痛、吐き気、脱力感、筋肉痛などの症状が現われ、まれに血圧の低下を伴うショック症状を起こす。
  • 骨粗鬆症..骨がもろくなる、背中や足腰の痛み、骨折。
  • 胃潰瘍..胃痛、下血(黒いタール状の血液便)、吐血(コーヒー色のものを吐く)。
  • 抑うつ..憂うつ、気分が落ち込む、やる気がでない、考えがまとまらない、悲観的、不安感、不眠。

【副作用(一般)】
  • 眠気、だるい、ふらつき
  • 口の渇き、目のかすみ、尿がでにくい。
  • いらいら感、不眠。

【副作用(長期大量連用)】
  • 生理不順、にきび、毛深くなる、脱毛
  • むくみ、血圧上昇。
  • 高血糖、高コレステロール、体重増加。
  • 中心性肥満..顔が丸くなる、肩やおなかが太る。
  • 眼圧亢進、筋力低下。
   概説    作用    特徴    注意    効能    用法    副作用
  









用法用量は医師・薬剤師の指示を必ずお守りください。
すべての副作用を掲載しているわけではありません。いつもと違う「おかしいな」と感じたら早めに受診してください。
症状に合った薬が適正に処方され、また正しく使用するかぎり、重い副作用はめったに起こりません。まずは安心して、決められたとおりにご使用ください。
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Good luck & Good bye