おくすり110番
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成分(一般名) エチニルエストラジオール
製品例 プロセキソール錠0.5mg ・・その他(ジェネリック) & 薬価
区分 卵胞ホルモン,黄体ホルモン/エチニルエストラジオール系/合成エストロゲン薬

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   概説    作用    特徴    注意    効能    用法    副作用
概説 前立腺がんや、乳がんを治療するお薬です。
作用

【働き-1】

前立腺がんは、男性ホルモンの影響を受けて大きくなる性質があります。このお薬は、男性ホルモンの濃度を低下させ、がん細胞の増殖をおさえます。その結果、腫瘍の勢いがなくなり、病状がおさまります。

そのような作用から、ホルモン療法薬として前立腺がんの治療に使われます。手術の前後に用いることも多いです。さらに、進行した前立腺がんや転移したものにもかなり有効で、腫瘍による骨の痛みを軽減します。

【働き-2】

乳がんは、女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)の影響を受けて大きくなる性質があります。このお薬は、性腺刺激ホルモン(LH、FSH)の分泌を抑制することで、内因性エストロゲン濃度を低下させます。その結果、腫瘍の勢いがなくなり、病状がおさまります。
特徴
  • 持続性をもたせた合成エストロゲン薬(合成卵胞ホルモン薬)です。アンドロゲン(男性ホルモン)をおさえるので、薬効分類的に抗アンドロゲン薬(抗男性ホルモン薬)ということもできます。
  • ホルモン系の抗がん薬として古くから使用されてきました。ただ、最近は、他の新薬を用いることが多くなり、処方される機会が減っています。
注意
【診察で】
  • 持病のある人は医師に伝えておきましょう。
  • 服用中の薬を医師に教えてください。
  • 事前に医師から、起こるかもしれない副作用や注意事項について十分説明を受けてください。

【注意する人】

卵胞ホルモンによって悪化する乳がんや子宮がんがある場合は服用禁止です(治療目的の場合を除く)。血栓性静脈炎など血栓の病気のある人も使用できないことがあります。

  • 適さないケース..乳がん、子宮内膜がん、未治療の子宮内膜増殖症、血栓性静脈炎、肺塞栓症など。
  • 適さないケース..血栓性静脈炎、肺塞栓症。
  • 注意が必要なケース..肝臓病、腎臓病、心臓病、糖尿病、てんかん、子宮筋腫、子宮内膜症のある人など。

【飲み合わせ・食べ合わせ】
  • 飲み合わせによっては、この薬の作用が弱まることがあります。その結果、不正出血の発現率が高まるかもしれません。たとえば、結核の薬のリファンピシン(リファジン)、てんかんの薬のフェノバルビタール(フェノバール)やフェニトイン(ヒダントール、アレビアチン)、カルバマゼピン(テグレトール)、肝炎治療薬のテラプレビル(テラビック)、そのほか抗生物質やある種の抗エイズウイルス薬、健康食品のセイヨウオトギリソウ( セント・ジョーンズ・ワート)などに注意が必要です。
  • 逆に、作用増強をもたらす薬剤として、抗真菌薬のフルコナゾール(ジフルカン)やボリコナゾール(ブイフェンド)、解熱鎮痛薬のアセトアミノフェン、抗エイズウイルス薬のアタザナビル(レイアタッツ)やエトラビリン(インテレンス)などがあげられます。
  • 併用薬の作用が弱くなってしまうケースもあります。たとえば、各種血糖降下薬、子宮内膜症治療薬のブセレリン(スプレキュア)、抗てんかん薬ラモトリギン(ラミクタール)、解熱鎮痛薬のアセトアミノフェン、鎮痛薬のモルヒネ(MSコンチン)などと併用した場合、これらの作用が弱まる可能性があります。
  • 一方、併用薬の作用が増強する飲み合わせとしては、プレドニゾロン(プレドニン)など各種副腎皮質ホルモン、三環系抗うつ薬、パーキンソン病治療薬のセレギリン(エフピー)、免疫抑制薬のシクロスポリン(サンディミュン、ネオーラル)、喘息治療薬のテオフィリン(テオドール)、胃炎・胃潰瘍治療薬のオメプラゾール(オメプラール、オメプラゾン)などがあげられます。

【使用にあたり】

治療目的によって飲み方が違います。決められた飲み方を守ってください。

【検査】

女性では、服薬に先立ち、乳房と子宮に異常がないかを調べます。治療開始後も乳房検診や婦人科検診を定期的におこなう必要があります。
効能 前立腺癌、閉経後の末期乳癌(男性ホルモン療法に抵抗を示す場合)
用法 前立腺癌、乳癌には、通常1回1〜2錠を1日3回経口服用する。ただし、年齢、症状により適宜増減する。なお、原体の再評価結果の用法及び用量は、前立腺癌、乳癌にはエチニルエストラジオールとして、通常成人1回0.05〜1.0mgを1日3回経口服用である。

※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。
副作用 わりと多いのは吐き気や嘔吐、食欲不振などの胃腸症状です。人によっては、乳房が大きくなったり、乳首が腫れて痛くなることがあります。また、男性では勃起障害など性的機能の低下もみられます。これらは危険な副作用ではありませんが、気になるようでしたら、医師とよく相談してください。

重い副作用として、とくに注意が必要なのは「血栓症」です。血液の固まりで血管が詰まることで起こります。生じる所はいろいろです。手足、とくにふくらはぎの痛みやシビレ、突然の息切れ、胸の痛み、激しい頭痛、めまい、急に視力が落ちるといった症状が前触れとなります。万一のことですが、そのような症状があらわれたら、すぐ医師に連絡してください。


【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください
  • 血栓症..急な手足の痛み・はれ・むくみ・しびれ、胸の痛み、突然の息切れ・息苦しい、急に視力が落ちる、視野が欠ける、目が痛む、頭痛、片側の麻痺、うまく話せない、意識が薄れる。
  • 狭心症、心筋梗塞、心不全..胸の痛み・違和感・圧迫感、冷汗、締め付けられるような胸の痛み、息苦しい、むくみ、体重増加。

【その他】
  • 吐き気、吐く、食欲不振、腹痛、下痢
  • 乳房が張る、乳首の腫れや痛み
  • 倦怠感、勃起障害、性欲低下
  • 肝機能の異常、むくみ、発疹
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用法用量は医師・薬剤師の指示を必ずお守りください。
すべての副作用を掲載しているわけではありません。いつもと違う「おかしいな」と感じたら早めに受診してください。
症状に合った薬が適正に処方され、また正しく使用するかぎり、重い副作用はめったに起こりません。まずは安心して、決められたとおりにご使用ください。
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Good luck & Good bye