おくすり110番
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成分(一般名) ダナゾール
製品例 ボンゾール錠100mg~200mg ・・その他(ジェネリック) & 薬価
区分 他のホルモン(抗ホルモン含む)/その他/子宮内膜症・乳腺症治療剤

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   概説    作用    特徴    注意    効能    用法    副作用
概説 子宮内膜症のお薬です。乳腺症の適応もあります。
作用

【働き-1】

子宮内膜症の病巣は、女性ホルモンの影響を受けて増殖、剥離、出血を繰り返します。生理のときに強い痛みを伴うことが多く、性交痛や排便痛も特徴的です。

このお薬は、女性ホルモンをおさえることで、そのような病巣を小さくします。効き目がよく、治療中はほとんどの人の症状が改善します。けれど、完全に治るわけではありません。ふつう、4カ月間でいったん中止しますが、その後再び症状がでてくることがあります。

【働き-2】

女性ホルモンがおさえられるので、乳腺症にも効きます。ただやはり、病気の原因そのものを治すことはできません。

【働き-3】

造血機能をたかめて赤血球や血小板を増やす作用があります。この作用を応用して、再生不良性貧血や紫斑病の治療に使うことがあります。
特徴
  • 男性ホルモンのテストステロンの誘導体です。性腺刺激ホルモン(ゴナドトロピン)をおさえる作用から、おもに子宮内膜症の治療に用いられます。子宮内膜や卵巣の活動を止めて閉経のような状態にするので「偽閉経療法」と呼んだりします。第一選択することはなく、症状が重い場合や閉経の近い人に薦められる治療法です。
  • 男性ホルモン様作用や血栓症などの副作用が問題視され、一時期ほどは処方されなくなりました。最近、副作用の回避を狙い、局所療法や低用量長期療法など新しい治療法が試みられています。局所療法は、子宮腺筋症に対して、ナゾールを直接病巣に作用させる治療法です。
注意
【診察で】
  • 持病のある人は医師に伝えておきましょう。
  • 妊娠中もしくはその可能性のある人は、医師に伝えてください。妊娠していないことを確認したうえで使用する必要があります。
  • 服用中の薬を医師に教えてください。
  • 注意事項や副作用について十分説明を受けてください。薬の性質をよく理解し、納得のうえで治療にあたりましょう。

【注意する人】

血栓の病気のある人は使用禁止です。そのほか、心臓病、腎臓病、肝臓病など、その病状によっては使用できません。糖尿病のある人は血糖値に注意しながら使用します。妊娠中は禁止です。

  • 適さないケース..血栓症、重い肝臓病、重い心臓病、重い腎臓病、ポルフィリン症、アンドロゲン依存性腫瘍、妊娠中など。
  • 注意が必要なケース..子宮筋腫、心臓病、腎臓病、肝臓病、糖尿病、てんかん、40歳以上の女性など。

【飲み合わせ・食べ合わせ】
  • 抗凝血薬のワルファリン、抗けいれん薬のカルバマゼピン(テグレトール)、免疫抑制薬のシクロスポリン(サンディミュン)やタクロリムス(プログラフ)、コレステロール低下薬のシンバスタチン(リポバス)やアトルバスタチン(リピトール)、これらの作用を増強するかもしれません。
  • インスリンの作用が弱まり、血糖値が上昇するおそれがあります。血糖値を頻繁にチェックするようにしましょう。

【使用にあたり】
  • 妊娠の可能性のない生理初日から2〜5日目に開始します。服用量や服用期間は治療目的によって違います。指示どおりに正しくお飲みください。子宮内膜症では、4カ月間を目安とします。
  • 服用中はピル以外の方法で避妊してください。生理が止まっても、必ずしも排卵が抑制されるわけではありません。おなかの赤ちゃんに悪い影響をおよぼすおそれがありますので、万一、妊娠の可能性がでてきたら、直ちに医師に相談してください。
  • 服用中は生理が止まることが多いです。ふつう、治療終了後2〜3カ月でもどります。
  • いつもと違う症状があらわれたら、すぐ医師に連絡してください。

【検査】

定期的に決められた検査を受け、効果や副作用をチェックするようにしましょう。とくに血液と肝臓の検査が重要です。

【食生活】
  • たとえば長時間飛行など、体を動かせない状態が長く続くと、血栓症のリスクが少し高まるかもしれません。水分を多くとり、できるだけ体を動かすようにしましょう。
  • できたらタバコは控えましょう。タバコは血栓症の危険性を増やします。
  • 人によっては、皮膚が日光に敏感になります。できるだけ直射日光を避けたほうがよいでしょう。

【備考】

最近、副作用の回避を狙い、局所療法や低用量長期療法など新しい治療法も検討されています。局所療法は、子宮腺筋症に対して、ナゾールを直接病巣に作用させる治療法です。
効能
【適用】
  • 子宮内膜症。
  • 乳腺症(100mg製剤のみ)。

【応用】

医師の判断で、別の病気に応用されるかもしれません(再生不良性貧血や紫斑病など)。
用法
【適応】
  • 子宮内膜症..通常、成人はダナゾールとして1日200〜400mgを2回に分け、月経周期第2〜5日より、約4カ月間連続経口服用する。症状により増量する。
  • 乳腺症..通常、成人はダナゾールとして1日200mgを2回に分け、月経周期第2〜5日より、約4〜6週間連続経口服用する。

【応用】

医師の判断で、別の使い方をするかもしれません(局所療法や低用量長期療法など)。

※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。
副作用 副作用で多いのは、ニキビ、むくみ、肩こり、肝機能値の異常などです。ときに、声枯れ、多毛、また乳房が小さくなることもあります。これらの多くは、この薬の男性ホルモン様作用によるものです。中止をすればほとんど治りますが、声変わりは戻りにくいことがあります。つらいときは早めに受診し医師とよく相談してください。

そのほか、光線過敏症を起こしやすい性質があります。日光に当たった皮膚が発赤したり、ひどいときは水ぶくれができたりします。皮膚の弱い人は、できるだけ直射日光を避けたほうがよいでしょう。

重い副作用はまれですが、注意が必要なのは「血栓症」です。血液の固まりで血管が詰まることで起こります。生じる所はいろいろです。手足、とくにふくらはぎの痛みやシビレ、激しい頭痛、突然の息切れ、急に視力が落ちるといった症状が前触れとなります。脳血栓(脳梗塞)では、半身マヒを起こす危険性もあります。万一、そのような症状があらわれたら、すぐ医師に連絡してください。


【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください
  • 血栓症..手足とくにふくらはぎの痛み・はれ・むくみ・しびれ、突然の息切れ・息苦しい、深呼吸で胸が痛い、急に視力が落ちる、視野が欠ける、目が痛む、頭痛、片側のまひ、うまく話せない、意識が薄れる。
  • 肝臓の重い症状..だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が茶褐色。
  • 心筋梗塞..冷や汗、めまい、顔面蒼白、胸の違和感、締め付けられるような胸の痛み。
  • 間質性肺炎..から咳、息苦しさ、少し動くと息切れ、発熱。

【その他】
  • ニキビ、皮膚が油っぽい、むくみ、体重増加、毛深くなる、乳房が小さくなる、乳房痛、声枯れ、声が低くなる、陰核肥大
  • 肩こり、筋肉痛、関節痛、しびれ
  • いらいら感、だるい、頭痛、めまい
  • ほてり、発汗、膣の違和感、動悸
  • 発疹、光線過敏症(ひどい日焼け、発赤、水ぶくれ)
  • 肝機能値の異常、血糖値の上昇
   概説    作用    特徴    注意    効能    用法    副作用
  









用法用量は医師・薬剤師の指示を必ずお守りください。
すべての副作用を掲載しているわけではありません。いつもと違う「おかしいな」と感じたら早めに受診してください。
症状に合った薬が適正に処方され、また正しく使用するかぎり、重い副作用はめったに起こりません。まずは安心して、決められたとおりにご使用ください。
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Good luck & Good bye