おくすり110番
スポンサード リンク 投げ銭コ-ナ-

成分(一般名) タダラフィル
製品例 ザルティア錠2.5mg~5mg ・・その他(ジェネリック) & 薬価
区分 他の泌尿生殖器官,肛門用薬/PDE5阻害剤/前立腺肥大症に伴う排尿障害改善剤

  PR 人気の薬系書籍ベスト30 「くすり本NAVI 」

   概説    作用    特徴    注意    効能    用法    副作用
概説 尿の出をスムーズにするお薬です。前立腺肥大症で尿が出にくいときに用います。
作用

【働き】

前立腺は膀胱のすぐ下にある臓器です。前立腺が大きくなると尿道を圧迫し、尿の勢いが悪くなります。排尿に時間がかかり、残尿感や頻尿といった症状もでてきます。このような状態が「前立腺肥大症」です。

このお薬は、前立腺肥大症にともなう排尿障害改善薬です。作用機序は必ずしも明確ではありませんが、前立腺や尿道の血行をよくして、弱った機能を正常化させるのではないかと考えられています。ただし、前立腺そのものを小さくする作用はありません。

【薬理】

PDE5(ホスホジエステラーゼ5)は、前立腺など下部尿路組織の血管に存在する酵素で、血管の収縮にかかわっています。この薬はPDE5阻害作用にもとづく血管拡張作用により、前立腺や尿道、膀胱への血流を改善し酸素供給レベルを増加させます。その結果、障害を受けた尿路組織構造の修復がすすみ、諸症状の緩和につながるものと推察されます。

【臨床試験】

排尿障害のある患者さん612人を、この薬を1日2.5mg服用、1日5mg服用、同効薬のタムスロシン(ハルナール)を服用、プラセボ(にせ薬)を服用する4つのグループに振り分け、それぞれの効果を比較する臨床試験がおこなわれています。効果の判定は、排尿症状、蓄尿症状、夜間頻尿などに関する7つの質問票に答えてもらい、その合計点(変化量)でおこないます。点数が低ければ軽症、高いほど重症(0点〜35点)です。

3ヶ月後の試験結果は、この薬を飲んでいた人達155人(1日5mg)では平均4.7点低下(17.2点→12.2点)、タムスロシンの人達152人で平均5.5点低下(16.6点→11.0点)、プラセボの人達154人は平均3点低下(16.8点→13.6点)しました。プラセボより、この薬のほうが下げ幅が大きく、病状がより軽くなることが確かめられたわけです。なお、既存薬のタムスロシンに比べ、この薬の変化量は小さい傾向でしたが、大きく劣ることはないものと推測されています。
特徴
  • 新しい作用の前立腺肥大症治療薬です。薬理作用からはPDE5選択的阻害薬に分類されます。有効成分のタダラフィルは、ED治療薬のシアリス錠、肺動脈性肺高血圧症治療薬のアドシルカ錠と同一なのですが、血流改善作用にもとづく前立腺肥大症に対する効果が期待され、新たな効能をもつ新薬として開発されました。
  • α遮断薬または5α還元酵素阻害薬(5-ARI)に次ぐ第3の治療薬といえるでしょう。強力とはいえませんが、既存薬にみられる性機能障害の副作用はほとんどありません。他の治療薬が副作用で使いにくいときに処方されるほか、効果不十分な場合には従来品との併用療法も試みられます。
注意
【診察で】
  • 心臓病など持病のある人は、医師に報告しておきましょう。
  • 使用中の薬を、必ず医師に伝えてください。

【注意する人】

心臓病など心血管系に病気がある人は使用できないことがあります。重い心不全、不安定狭心症、心筋梗塞や脳卒中を起こしてまもない人は禁止です。

  • 適さないケース..重い心臓病(不安定狭心症、III度以上の心不全、コントロール不良の不整脈、3ヵ月以内の心筋梗塞)、脳卒中(6ヵ月以内)、重度の低血圧(90/50mmHg以下)、コントロール不良の高血圧(170/100mmHg以上)、重い腎臓病、重い肝臓病のある人。
  • 注意が必要なケース..腎臓病、肝臓病、出血性の病気、消化性潰瘍、陰茎の異常、持続勃起症の心配のある病気(鎌状赤血球性貧血、多発性骨髄腫、白血病等)、目の網膜の病気(網膜色素変性症)のある人、高齢の人など。

【飲み合わせ・食べ合わせ】

狭心症や心不全の治療に使う硝酸薬、いわゆる「ニトロ」と呼ばれる薬と併用してはいけません。併用により急激に血圧が下がることがあり、非常に危険です。硝酸薬には飲み薬のほか、貼り薬(テープ)や口内スプレー、注射剤などさまざまな製剤がありますので注意が必要です。

マクロライド系抗生物質のクラリスロマイシン(クラリス、クラリシッド)、アゾール系抗真菌薬のイトラコナゾール(イトリゾール)、肝炎治療薬のテラプレビル(テラビック)、一部の抗エイズウイルス薬などは、この薬の血中濃度を上昇させ副作用を強めるおそれがあります。これらと併用する場合は少量(2.5mg)から開始するようにします。グレープフルーツジュースにも同様な作用があるので 飲まないほうがよいでしょう。

α遮断薬との併用療法については、低血圧のリスクに留意するなど慎重に検討する必要があります。とくに組織特異的でないプラゾシン(ミニプレス)やテラゾシン(バソメット)など旧来のα遮断薬は避けたほうが無難です。なお、有効成分が同一のシアリス、その他のED治療薬は完全に作用が重複しますので、同時に飲んではいけません。

  • 飲み合わせの悪い薬..ニトログリセリン(ニトロペン、その他)、硝酸イソソルビド(ニトロール、その他)、ニコランジル(シグマート)、ニプラジロール(ハイパジールコーワ)、リオシグアト(アデムパス)、ED治療薬(シアリス、バイアグラ、レビトラ)。
  • 飲み合わせに注意..α遮断薬(ミニプレス、バソメット、カルデナリン、ハルナール、フリバス、ユリーフ、その他)、降圧薬、イトラコナゾール(イトリゾール)、クラリスロマイシン(クラリス、クラリシッド)、テラプレビル(テラビック)、抗エイズウイルス薬(プロテアーゼ阻害薬)、リファンピシン(リファジン)、フェニトイン(アレビアチン、ヒダントール)、フェノバルビタール(フェノバール)、グレープフルーツジュース、多量のアルコールなど。

【使用にあたり】
  • 1日1回服用します。食事の影響はありませんので、食前でも食後でもかまいません。一般的には朝食後でよいと思います。
  • 服用量は医師の指示どおりにしてください。腎臓病のある人、あるいは薬の飲み合わせによっては少量で開始することがあります。
  • 万一のことですが、勃起が4時間以上続くときは、直ちに受診してください。また、急に視力が低下したり耳が聞こえにくくなるときは、服薬を中止し、すぐに眼科または耳鼻科に受診してください。

【食生活】

多くはありませんが、一時的に視野がかすんだり、物の色が異常に見えるかもしれません。また、めまいを起こすこともありますので、車の運転や高所での危険作業には十分注意してください。
効能 前立腺肥大症に伴う排尿障害
用法 通常、成人は1日1回タダラフィルとして5mgを経口服用する。

※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。
副作用 ときどき起こるのは頭痛とほてりです。これらは血管を広げる作用によるものと考えられ、軽ければ それほど心配ないと思います。ひどいようでしたら 早めに受診し医師または薬剤師と相談してください。

まれに、一過性の視覚異常が現れることがあります。「かすむ」「まぶしい」「青いめがねをしているよう」「青と緑の区別がつかない」といった異常な見え方がするようです。万一、急激な視力低下あるいは難聴があらわれた場合には、服薬を中止し、直ちに眼科専門医または耳鼻科専門医の診察を受けてください。

海外では、持続勃起症がごくまれに報告されているようです。痛みをともなう勃起が長時間続き、そのまま放置すると陰茎組織が損傷したり、勃起機能を失うおそれがあります。もし、勃起が4時間以上続くようでしたら、すみやかに受診するようにしてください。


【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください
  • 重い過敏症..発疹、じんま疹、全身発赤、顔や口・喉や舌の腫れ、咳き込む、ゼーゼー息苦しい。
  • 重い皮膚・粘膜障害..発疹、発赤、水ぶくれ、うみ、皮がむける、皮膚の熱感や痛み、かゆみ、唇や口内のただれ、のどの痛み、目の充血、発熱、全身けん怠感。
  • 持続勃起症、陰茎組織損傷、勃起機能の喪失..4時間以上痛みをともなう勃起が続く

【その他】
  • 頭痛、ほてり、潮紅
  • 消化不良
  • 低血圧、勃起増強
  • 視覚異常(かすむ、まぶしい、青くみえる)
  • 突発性難聴(聞こえにくい、耳鳴り、めまい)
   概説    作用    特徴    注意    効能    用法    副作用
  









用法用量は医師・薬剤師の指示を必ずお守りください。
すべての副作用を掲載しているわけではありません。いつもと違う「おかしいな」と感じたら早めに受診してください。
症状に合った薬が適正に処方され、また正しく使用するかぎり、重い副作用はめったに起こりません。まずは安心して、決められたとおりにご使用ください。
おくすり110番病気別の薬くすり本NAVIおくすり鑑定妊娠とくすり禁忌薬副作用薬価Drug Yaboo!

スポンサード リンク 投げ銭してネ !
Good luck & Good bye