概説 |
殺菌消毒薬です。 |
作用 | 発泡により、傷口を機械的に清浄化します。一方、細菌に対する殺菌作用は、強力とはいえず、持続性もありません。 |
注意 |

- 【注意する人】

- 瘻孔や挫創など、体腔にしみ込むおそれのある部位には用いません
 【使用にあたり】
- 目に入らないように注意しましょう。万一、入った場合には水でよく洗い流してください。
- 敏感な部位に使用する場合は、低濃度に薄めることがあります。
- 深い傷に使用する場合の希釈液としては、注射用蒸留水か滅菌精製水を用いなければなりません。
- 長期間または広範囲の使用は避けます。
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効能 |
- 創傷・潰瘍の殺菌・消毒
- 外耳・中耳の炎症、鼻炎、咽喉頭炎、扁桃炎などの粘膜の炎症
- 口腔粘膜の消毒、齲窩及び根管の清掃・消毒、歯の清浄
- 口内炎の洗口
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用法 |
- 創傷・潰瘍の殺菌・消毒..原液のままあるいは2〜3倍希釈して塗布・洗浄する。
- 外耳・中耳の炎症、鼻炎、咽喉頭炎、扁桃炎などの粘膜の炎症..原液のまま塗布、滴下あるいは2〜10倍(耳科の場合、時にグリセリン、アルコールで希釈する)希釈して洗浄、噴霧、含嗽に用いる。
- 口腔粘膜の消毒、齲窩及び根管の清掃・消毒、歯の清浄..原液又は2倍希釈して洗浄・拭掃する。
- 口内炎の洗口..10倍希釈して洗口する。
※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。 |
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副作用 |
消毒薬ですので、副作用はほとんどありません。
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