おくすり110番
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成分(一般名) フェルビナク
製品例 ナパゲルン軟膏3%、ナパゲルンクリーム3%、ナパゲルンローション3%、スミル外用ポンプスプレー3%、セルタッチパップ70~140、セルタッチテープ70 ・・その他(ジェネリック) & 薬価
区分 鎮痛,鎮痒,収れん,消炎剤/パップ剤/経皮吸収型鎮痛消炎剤

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   概説    作用    特徴    注意    効能    用法    副作用
概説 腫れや痛みをやわらげるお薬です。関節痛や筋肉痛に用います。
作用

【働き】

抗炎症薬を含む外用薬です。軟膏やクリームのほか、貼り薬もあります。いずれも、有効成分が皮膚から患部に浸透して、抗炎症作用を発揮します。そして、炎症がしずまり、腫れや痛みがやわらぎます。ただし、病気の原因そのものを治すことはできません。症状をやわらげる対症療法のお薬です。

【薬理】

有効成分のフェルビナクは、非ステロイド抗炎症薬(NSAID)です。炎症を引き起こすプロスタグランジン(PG)という物質の生合成を抑制する作用があります。プロスタグランジン(PG)の合成酵素「シクロオキシゲナーゼ(COX)」を阻害することによります。
特徴
  • 抗炎症薬を主成分とする経皮吸収型の製剤です。同系(NSAID)の貼り薬や塗り薬は、旧来の湿布薬に変わり、近年たいへんよく処方されています。
  • 体内(血液中)にほとんど吸収されませんので、全身性の副作用はまずありません。
  • 気軽に使用できる反面、同系の飲み薬や坐薬に比べて効き目はやや劣ります。とくに、膝など大きな関節の強い炎症にはあまりよい効果は期待できません。
注意
【診察で】
  • 喘息などアレルギー性の病気のある人は医師に報告してください。
  • 今までに、薬で過敏症状やアレルギーを起こしたことのある人も報告しておきましょう。

【注意する人】

微量ながら、皮膚から薬効成分が全身に吸収されます。鎮痛薬や解熱薬の服用で喘息発作を起こしたことのある人(アスピリン喘息の人)は使用してはいけません。

  • 適さないケース..アスピリン喘息のある人。
  • 注意が必要なケース..喘息の人。

【使用にあたり】
  • 製剤により使い方が違います。医師の指示どおりに使用してください。
  • 目や粘膜には使用しないでください。
  • とくに貼り薬は、傷口や湿疹のある部位は避けてください。
効能 下記疾患並びに症状の鎮痛・消炎
  • 変形性関節症、肩関節周囲炎、腱・腱鞘炎、腱周囲炎、上腕骨上顆炎(テニス肘等)、筋肉痛、外傷後の腫脹・疼痛
用法

【軟膏・クリーム】

症状により適量を1日数回患部に塗擦する。

【ローション】

症状により適量を1日数回患部に塗布する。

【ポンプスプレー】

症状により、適量を1日数回患部に噴霧する。

【パップ・テープ】

1日2回、患部に貼付する。

※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。
副作用 外用薬ですので、副作用はほとんどありません。もしも、皮膚に発疹や発赤を生じたり、かゆくなることがあれば、医師に相談してください。喘息のある人は、発作の誘発に念のため注意してください。


【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください
  • ショック、アナフィラキシー..気持ちが悪い、冷汗、顔面蒼白、手足の冷え・しびれ、じんま疹、全身発赤、顔や喉の腫れ、ゼーゼー息苦しい、めまい、血圧低下、目の前が暗くなり意識が薄れる。

【その他】
  • かぶれ、かゆみ、発疹、発赤、刺激感など。
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用法用量は医師・薬剤師の指示を必ずお守りください。
すべての副作用を掲載しているわけではありません。いつもと違う「おかしいな」と感じたら早めに受診してください。
症状に合った薬が適正に処方され、また正しく使用するかぎり、重い副作用はめったに起こりません。まずは安心して、決められたとおりにご使用ください。
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Good luck & Good bye