概説 | 
    湿布薬です。打ち身や捻挫、筋肉痛などに用います。 | 
  作用 | 古くからある冷感タイプの湿布薬です。消炎・鎮痛作用のある主成分のサリチル酸メチルのほか、カンフルやメントールが含まれます。メントールは、スーッとする冷刺激により痛みを打ち消す役目をします。これらが、いっしょに作用して、患部の痛みや腫れがやわらぎます。
  冷感タイプなので、どちらかというと急性期で熱をもっている痛みに向きます。いつまでも治りの悪いときや、冷えて痛むときは、別の温感タイプの湿布薬のほうがよいかもしれません。 | 
  
     
 注意 | 
     
 - 【診察で】
 
  
 - 皮膚の弱い人や、湿布薬でカブレを起こしたことのある人は、医師に報告しておきましょう。
 
  
 - 【注意する人】
 
  
 - 小さい子供では刺激感が強すぎるかもしれません。その点を考慮し、慎重に用いる必要があります。
 
   【使用にあたり】
- 指示どおりに使用してください。ふつう、患部に1日1〜2回貼り替えます。
 - 汗をかいていたり、皮膚がぬれている場合は、患部を清潔にふいてから使用しましょう。
 - 傷や湿疹がある部位は避けてください。
 - 粘膜や目の周囲に貼るのはやめましょう。
 - 湿布薬に触れた手で、眼、鼻、口唇などの粘膜にさわらないように注意しましょう。
 - 開封後は、薬剤が外気にふれないよう、袋の口を二重に折って十分に密閉してください。直射日光や高温の場所を避けて、涼しい所に保管しましょう。
 
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 効能 | 
    下記における鎮痛・消炎。
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 用法 | 
    
- 表面のプラスチック膜をはがして、患部に貼付する。必要に応じて包帯、テープ等でとめる。
 - 1日1〜2回、患部に貼付する。
  
    
    
      
         ※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。 |  
     
     
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 副作用 | 
    
貼り薬ですので、副作用は少ないです。一過性の軽い刺激感は心配いりません。ただ、長く同じ所に貼り続けると、皮膚が弱って敏感になることがあります。もしも、皮膚に発疹や発赤を生じたり、かゆくなることがあれば、医師に相談してください。
  
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