概説 |
皮膚の血行をよくする塗り薬です。おもに、脱毛症に用います。 |
作用 | 皮膚の血管を拡張して血流をよくする作用があります。頭皮に塗れば、機能低下状態にある毛根が活発になり、脱毛防止、発毛促進につながります。
ただし、壮年性脱毛症においては、他の発毛剤同様、目に見えるような特効はあまり期待できません。脱毛症のほか、乾性脂漏や尋常性白斑にも適応します。 |
注意 |

- 【診察で】

- アレルギーのある人は医師に伝えておきましょう。
 【使用にあたり】
- 症状により使用方法が違います。指示された範囲内で正しく使用してください。
- 目に入らないように注意しましょう。もし、誤って目に入ったときは、ただちにきれいな水で洗眼してください。
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効能 |
- 次の疾患における脱毛防止、発毛促進//円形脱毛症(多発性円形脱毛症を含む)、悪性脱毛症、粃糠性脱毛症、瀰慢性脱毛症、壮年性脱毛症、症候性脱毛症など。
- 乾性脂漏。
- 尋常性白斑。
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用法 |
- 脱毛症、乾性脂漏の場合..1日2〜3回適量を患部に塗布、あるいは被髪部全体にふりかけ軽くマッサージする。
- 尋常性白斑の場合..1日3〜4回適量を患部に塗布する。
※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。 |
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副作用 |
塗り薬ですので、副作用は少ないです。塗布時の軽い刺激感は心配いりません。もしも、赤みやカユミがひどくなるようでしたら早めに受診してください。
全身性の副作用はまずありませんが、広範囲に大量を用いた場合など、まったくないとはいえません。まれなケースですが、全身発汗、悪寒、吐き気などを催すことがあります。そのような場合は、使用を中止し、使用部位を水で洗い流してください。
- 刺激痛、局所発汗、熱感
- 過敏症(発疹、発赤、かゆみ)
- 全身性の発汗、悪寒、吐き気、嘔吐
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