おくすり110番
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成分(一般名) アルファカルシドール
製品例 アルファロールカプセル0.25~0.5~1~3μg、アルファロール内用液0.5μg/mL、アルファロール散1μg/g、ワンアルファ錠0.25~0.5~1.0μg、ワンアルファ内用液0.5μg/mL ・・その他(ジェネリック) & 薬価
区分 ビタミンA,D剤/合成ビタミンD/Ca・骨代謝改善1α-OH-D3製剤

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   概説    作用    特徴    注意    効能    用法    副作用
概説 ビタミンDを補うお薬です。カルシウムの吸収を助け、骨を丈夫にします。
作用

【働き】

ビタミンDは「骨のビタミン」ともいわれ、骨や歯の発育に重要な役割をしています。ビタミンDの吸収や代謝に異常を起こすと、骨の性状が悪くなり、痛みを生じたり、骨折しやすくなります。

このお薬は、ビタミンDの活性型の製剤なので、少量で効率的に作用します。おもに、高齢の人の骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の治療に用いられています。骨が丈夫になることで、腰痛などの痛みが改善し、骨折の予防にもつながります。そのほか、慢性腎不全などビタミンDの代謝異常をともなう病気にも使われます。

【薬理】

小腸や副甲状腺、あるいは骨にあるビタミンD受容体に結合して作用を発揮します。その働きかけにより、腸からカルシウムがたくさん吸収されるようになり、また新しく骨をつ作る“骨芽細胞”を活発にして骨形成を促進します。
特徴
  • 国内初の活性型ビタミンD3製剤です。骨粗鬆症の基礎薬として古くから汎用されてきました。また、慢性腎不全における骨病変にも有用です。
  • それほど強力ではありませんが、骨密度増加や骨折予防効果もある程度は期待できます。
注意
【診察で】
  • 市販薬も含め、服用中の薬を医師に教えてください。
  • 妊娠中の人は、そのことを話してください。

【注意する人】

慢性腎不全で高リン血症のある人は、リン吸着薬を用いて血液中のリンの値を下げておくようにします。

【飲み合わせ・食べ合わせ】
  • カルシウム剤と併用すると、血液のカルシウム分が増えすぎてしまうことがあります。もし、市販のカルシウム剤をお飲みの場合は、医師に報告しておいてください。
  • チアジド系の降圧利尿薬でも、血液のカルシウム分が増えてくることがあります。
  • 強心薬(ジギタリス系)と併用するときは、血清カルシウム値に注意する必要があります。血液中のカルシウム分が増えてくると、強心作用が強くなり不整脈がでやすくなるためです。

【使用にあたり】
  • 症状により服用量が違います。指示どおりに正しくお飲みください。脂溶性ビタミンですので、とりすぎてもいけません。
  • 血中カルシウム濃度が上がりすぎた場合、いったん中止して様子をみます。数日後、正常値まで低下したなら、減量して再開します。
  • 血液中のリンの値が高い場合、リン吸着薬といっしょに飲むことがあります。

【検査】

尿や血液中のカルシウム濃度を定期的に調べる必要があります。頻繁に、尿の値をチェックすることで、重い高カルシウム血症を事前に防ぐことができます。

【食生活】
  • 骨粗鬆症による骨折の多くは、65歳以上のお年寄りです。若い人にはまずありません。けれど、若いうちから十分なカルシウム分をとり、骨を頑丈にしておくことは大切なことです。過度なダイエットは、将来、骨粗鬆症になる危険性が増えるかもしれません。
  • ビタミンDは、ウナギやイワシなどの魚類のほかレバーやパンにも含まれます。また、皮膚でも日光の作用により合成されます。カルシウムは乳製品(牛乳、チーズ、ヨーグルト)や小魚にたくさん含まれます。栄養はいろいろな食べ物からバランスよくとることが大切です。
  • 適度な運動も、骨量を増やし骨を丈夫にします。日光浴をかねた散歩やウォーキングが、その第一歩です。

【備考】

ビタミンD欠乏症の“クル病”は、栄養状態が非常に悪かった昔、雪が多く日光の少ない北日本の子供に多く見られました。ビタミンDの不足で骨や歯の発育が悪くなる病気です。最近はほとんどないと思いますが、ビタミンDはクル病の特効薬になります。
効能
  • 骨粗鬆症(3μgは除く)。
  • 次の疾患におけるビタミンD代謝異常に伴う諸症状(低カルシウム血症、テタニー、骨痛、骨病変等)の改善//慢性腎不全、副甲状腺機能低下症、ビタミンD抵抗性クル病・骨軟化症、未熟児(液のみ)。
用法 本剤は、患者の血清カルシウム濃度の十分な管理のもとに、服用量を調整する。
  • 慢性腎不全、骨粗鬆症の場合..通常、成人1日1回アルファカルシドールとして0.5〜1.0μgを経口服用する。ただし、年齢、症状により適宜増減する。
  • 副甲状腺機能低下症、その他のビタミンD代謝異常に伴う疾患の場合..通常、成人1日1回アルファカルシドールとして1.0〜4.0μgを経口服用する。ただし、疾患、年齢、症状、病型により適宜増減する。
  • 小児用量..通常、小児は骨粗鬆症の場合には1日1回アルファカルシドールとして0.01〜0.03μg/kgを、その他の疾患の場合には1日1回アルファカルシドールとして0.05〜0.1μg/kgを、経口服用する。ただし、疾患、症状により適宜増減する。
  • 未熟児には1日1回0.008〜0.1μg/kgを経口投与する(液のみ)。ただし、疾患、症状により適宜増減する。

※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。
副作用 副作用は少ないほうです。ただ、薬が効きすぎて、血液中のカルシウム分が増えすぎてしまうことがあります(高カルシウム血症)。はっきりした自覚症状がないことが多いので、定期的に検査を受けるようにしてください。そうすれば心配いりません。高カルシウム血症が続くと、腎臓の働きが悪くなったり、腎結石や尿管結石の原因にもなりかねません。


【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください
  • 急性腎不全..むくみ、尿の濁り、血尿、尿が少ない・出ない、だるい、吐き気、頭痛、のどが渇く、けいれん、血圧上昇。
  • 肝臓の重い症状..だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が茶褐色。

【副作用】
  • 高カルシウム血症..だるい、脱力感、食欲不振、吐き気、吐く、口の渇き、腹痛、頭痛、めまい、いらいら感、かゆみ、筋力低下、筋肉痛。
  • 腎結石、尿路結石..排尿時の痛み、下腹部・横腹・腰・背中の激しい痛み、尿の濁り、血尿。
  • 食欲不振、吐き気、かゆみ。
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用法用量は医師・薬剤師の指示を必ずお守りください。
すべての副作用を掲載しているわけではありません。いつもと違う「おかしいな」と感じたら早めに受診してください。
症状に合った薬が適正に処方され、また正しく使用するかぎり、重い副作用はめったに起こりません。まずは安心して、決められたとおりにご使用ください。
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