概説 |
肝臓を守るお薬です。 |
作用 | 肝臓のたん白質の合成を高めたり、線維化を抑制することで、肝臓の再生を助けます。肝硬変の治療に用いられています。 |
注意 |

- 【診察で】

- 持病やアレルギーのある人は医師に伝えておきましょう。

- 【注意する人】

- 黄疸や腹水、肝性脳症など重い症状のあるときは、使用を控えます。

- 【使用にあたり】

- 指示どおりに正しくお飲みください。ふつう、1日3回毎食後に飲みます。

- 【検査】

- 定期的に肝機能検査を受ける必要があります。とくに飲み始めの2カ月間は、2週間ごとにおこなうようにします。重い副作用が起きるとしたら、たいてい飲み始めだからです。

- 【食生活】

- 肝臓の悪い人は、食生活をみなおすことも重要。過労を避け、決められた食事療法を守りましょう。
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効能 |
下記疾患における肝機能の改善。
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用法 |
通常成人は、マロチラートとして、1日600mg(3錠)を3回に分けて経口服用する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。 |
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副作用 |
薬が体に合わないと、かえって肝臓の調子が悪くなることがあります。もしも、飲み始めの頃に、いつもと違う食欲不振や吐き気、けん怠感などがあらわれたら、医師に話してください。肝障害の前ぶれかもしれません。
 【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください
- 肝臓の重い症状..だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が茶褐色。
 【その他】
- 食欲不振、吐き気、吐く、胃の不快感
- 発疹、かゆみ
- 肝機能値の悪化
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