おくすり110番
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成分(一般名) オロパタジン塩酸塩
製品例 アレロック錠2.5~5、アレロックOD錠2.5~5、アレロック顆粒0.5% ・・その他(ジェネリック) & 薬価
区分 他のアレルギー用薬/抗ヒスタミン薬/アレルギー性疾患治療剤

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   概説    作用    特徴    注意    効能    用法    副作用
概説 アレルギーの症状をおさえるお薬です。
作用

【働き】

アレルギーの発症には、ヒスタミンという体内物質が関与しています。このお薬は、ヒスタミンの受容体をブロックし、その働きをおさえることで アレルギー症状を緩和します。花粉症などによるアレルギー性鼻炎をはじめ、じんま疹や湿疹、皮膚のかゆみなどに有効です。ただし、対症療法薬になりますので、アレルギーの原因そのものは治せません。

【薬理】

抗原の刺激でアレルギー反応がはじまると、免疫系の細胞(肥満細胞)からヒスタミンをはじめとする化学伝達物質が放出されます。そして、ヒスタミンはある種の神経受容体(H1受容体)と結合し、その刺激によりさまざまなアレルギー症状が誘発されるのです。この薬の主作用は、ヒスタミンの受容体を遮断することです。さらにプラスアルアァの作用として、ロイコトリエンなどアレルギーに関係する化学伝達物質の遊離を抑制する作用もあわせもちます。

【臨床試験】
  • アレルギー性鼻炎を対象に、既存の類似薬オキサトミド(セルテクト)と比較する二重盲検比較試験がおこなわれています。この薬での改善率(「改善」以上)は、62.4%(53/85人)、オキサトミドでは56.6%(47/83人)でした。ほぼ同等の効果であることが示されました。
  • 蕁麻疹を対象に、既存の類似薬ケトチフェン(ザジテン)と比較する二重盲検比較試験がおこなわれています。この薬での改善率(「改善」以上)は、77.7%(87/112人)、ケトチフェンでは66.9%(81/121人)でした。この薬のほうが、有意に改善率が高いことが示されました。
特徴
  • 広く抗アレルギー薬に分類される第2世代の抗ヒスタミン薬(ヒスタミンH1拮抗薬)です。その特徴は、ヒスタミン受容体に対する選択性が高く、抗コリン作用などよけいな作用が減弱されている点です。このため、第1世代に多い口の渇きや排尿障害などの副作用がほとんどみられません。また、脂溶性が低く脳に入りにくいので、眠気の副作用もやや軽減されています。このような利点から、アレルギー性疾患に幅広く用いられるようになりました。
  • 比較的速効性で、持続時間も長いほうです。服用後、まもなく効いてきます。とくに、くしゃみや鼻水、じんま疹に有効性が高く、鼻づまりにもよい効果が期待できます。実際、ある臨床試験では蕁麻疹で80%、鼻閉で70%以上の高い改善率が示されています。アトピー性皮膚炎に対しては、かゆみの軽減効果を期待して処方されることがあります。2010年には小児に対する正式な効能と用法・用量が認められ、あわせて顆粒剤も追加発売されています。
注意
【診察で】
  • 持病やアレルギーのある人は医師に伝えておきましょう。
  • 別に薬を飲んでいる場合は、その薬を医師に教えてください。

【注意する人】

腎臓や肝臓の悪い人、また高齢の人は慎重に用います。

【使用にあたり】
  • 飲む時間は、通常1日2回朝と寝る前です。口腔内崩壊錠(OD錠)は、水なしでも飲めます。この場合、舌の上で唾液をしみこませ、舌で軽くつぶしてから、飲み込んでください。ただし、寝たままの状態では、水なしで飲まないようにしましょう。
  • すぐに効いてきますが、十分な効果があらわれるまでに数日かかる場合があります。このため、花粉症では、予防的に花粉の飛び始める直前から開始することがあります。その後も決められた期間続けてください。

【食生活】

人によっては眠気をもよおします。また眠くなくても集中力や注意力が低下することがあります。車の運転をふくめ危険をともなう機械の操作や作業は避けてください。
効能
【成人】
  • アレルギー性鼻炎
  • 蕁麻疹、皮膚疾患に伴うそう痒(湿疹・皮膚炎、痒疹、皮膚そう痒症、尋常性乾癬、多形滲出性紅斑)

【小児】
  • アレルギー性鼻炎
  • 蕁麻疹、皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症)に伴うそう痒
用法

【成人】

通常、成人は1回オロパタジン塩酸塩として5mgを朝及び就寝前の1日2回経口服用する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

【小児】
  • 通常、7歳以上の小児は1回オロパタジン塩酸塩として5mgを朝及び就寝前の1日2回経口服用する。
  • 通常、2歳以上7歳未満の小児は1回オロパタジン塩酸塩として2.5mg(顆粒剤として0.5g)を朝及び就寝前の1日2回経口服用する。

※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。
副作用 副作用は少ないほうです。人によっては、眠気(11.6%)や、けん怠感(1.5%)がでることがあります。危険な副作用ではありませんが、ひどいようでしたら、早めに医師に相談してください。

重い副作用は頻度的にまずありませんが、服用が長期になるときは、念のため定期的に肝機能検査を受けたほうがよいでしょう。


【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください
  • 肝臓の重い症状..だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が茶褐色。

【その他】
  • 眠気、だるい、頭痛、頭重感
  • 口の渇き、吐き気、腹痛
  • 動悸(ドキドキ感)
  • 発疹、肝機能値の異常
   概説    作用    特徴    注意    効能    用法    副作用
  









用法用量は医師・薬剤師の指示を必ずお守りください。
すべての副作用を掲載しているわけではありません。いつもと違う「おかしいな」と感じたら早めに受診してください。
症状に合った薬が適正に処方され、また正しく使用するかぎり、重い副作用はめったに起こりません。まずは安心して、決められたとおりにご使用ください。
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Good luck & Good bye