概説 |
アレルギーをおさえるお薬です。アレルギー性の病気に用います。 |
作用 |  【働き】
- アレルギーの発症には、ヒスタミンという体内物質が関与しています。このお薬は、そのヒスタミンの受容体をブロックして、アレルギー症状を止めます。アレルギーによるクシャミ、鼻水、じんま疹、皮膚のカユミなどに有効です。花粉症に使われることもあります。
- アレルギーの原因そのものを治すことはできません。

- 【薬理】

- おもな作用はヒスタミンH1受容体拮抗作用。ヒスタミンがくっつく受容体をブロックする作用です。そのほか、アレルギーに関与するいろいろな化学伝達物質(ロイコトリエン、トロンボキサンなど)をおさえる作用があります。
 【臨床試験】
- アレルギー性鼻炎を対象に、既存の類似薬「オキサトミド」と比較する二重盲検比較試験がおこなわれています。この薬での改善率(「改善」以上)は、62.4%(53/85人)、オキサトミドでは56.6%(47/83人)でした。ほぼ同等の効果であることが示されました。
- 蕁麻疹を対象に、既存の類似薬「フマル酸ケトチフェン」と比較する二重盲検比較試験がおこなわれています。この薬での改善率(「改善」以上)は、77.7%(87/112人)、フマル酸ケトチフェンでは66.9%(81/121人)でした。この薬のほうが、有意に改善率が高いことが示されました。
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特徴 |
- 広く抗アレルギー薬に分類される「ヒスタミンH1拮抗薬」です。第2世代抗ヒスタミン薬でもあり、よけいな中枢神経抑制作用や抗コリン作用が弱く、眠気や口の渇きの副作用が少ないです。
- 比較的速効性で、服用後まもなく効果がでてきます。とくに鼻閉に対しては70%以上、蕁麻疹に対しては80%の高い改善率が示されました。
- 小児に対する正式な効能と用法・用量が認められました(2010/7)。
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注意 |
 【診察で】
- 持病やアレルギーのある人は医師に伝えておきましょう。
- 別に薬を飲んでいる場合は、その薬を医師に教えてください。

- 【注意する人】

- 腎臓や肝臓の悪い人、また高齢の人は慎重に用います。
 【使用にあたり】
- すぐに効いてきますが、十分な効果があらわれるまでに数日かかる場合があります。
- 花粉症では、予防的に花粉の飛び始める直前から開始することがあります。その後も決められた期間続けてください。

- 【食生活】

- 人によっては、眠気を催します。車の運転や危険な作業には注意しましょう。
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効能 |
 【成人】
- アレルギー性鼻炎
- 蕁麻疹、皮膚疾患に伴うそう痒(湿疹・皮膚炎、痒疹、皮膚そう痒症、尋常性乾癬、多形滲出性紅斑)
 【小児】
- アレルギー性鼻炎
- 蕁麻疹、皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症)に伴うそう痒
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用法 |

- 【成人】

- 通常、成人は1回オロパタジン塩酸塩として5mgを朝及び就寝前の1日2回経口服用する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

- 【小児】

- 通常、7歳以上の小児は1回オロパタジン塩酸塩として5mgを朝及び就寝前の1日2回経口服用する。
※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。 |
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副作用 |
副作用は少ないほうです。人によっては、眠気(11.6%)や、けん怠感(1.5%)がでることがあります。危険な副作用ではありませんが、ひどいようでしたら、早めに医師に相談してください。
重い副作用は頻度的にまずありませんが、服用が長期になるときは、念のため定期的に肝機能検査を受けたほうがよいでしょう。
 【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください
- 肝臓の重い症状..だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が褐色。
 【その他】
- 眠気、だるい、頭痛、頭重感
- 口の渇き、吐き気、腹痛
- 動悸(ドキドキ感)
- 発疹、肝機能値の異常
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