おくすり110番
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成分(一般名) フェキソフェナジン塩酸塩/塩酸プソイドエフェドリン
製品例 ディレグラ配合錠 ・・その他(ジェネリック) & 薬価
区分 他のアレルギー用薬/抗ヒスタミン薬/アレルギー性疾患治療剤

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   概説    作用    特徴    注意    効能    用法    副作用
概説 アレルギー性鼻炎のお薬です。鼻づまりがあるときに用います。
作用

【働き】

2種類の有効成分からできています。その1つは、抗ヒスタミン薬のフェキソフェナジン(アレグラ)です。これがヒスタミン受容体をブロックし、ヒスタミンの働きをおさえることでアレルギー症状を緩和します。抗ヒスタミン薬は、 くしゃみと鼻水に効果が高いのですが、鼻づまりにはあまり効きません。

もう1つの配合成分は、α交感神経刺激薬のプソイドエフェドリンです。こちらは、交感神経を刺激し、鼻粘膜の血管平滑筋を収縮させ、鼻粘膜の充血や腫脹をとり除くことで、鼻閉を改善します。抗ヒスタミン薬の弱点ともいえる鼻づまりに対する効果をプソイドエフェドリンを配合することで補えるわけです。

これらの2成分がいっしょに働くことで、アレルギー性鼻炎における3大症状、すなわち くしゃみ、鼻水、鼻づまりに優れた効果を発揮します。スギ花粉症などの季節性アレルギー性鼻炎をはじめ、ダニやハウスダストなどで起こる通年性アレルギー性鼻炎の治療にも用いられます。ただし、適用となるのは、中等症以上の鼻閉症状をともなうときです。

【臨床試験】

鼻閉に対する効果を、フェキソフェナジン単独療法と比較する試験がおこなわれています。プソイドエフェドリンをくわえた併用療法の有効性を確かめることが目的です。参加したのは、杉花粉症で鼻閉をともなう患者さん364人。効果の判定は、鼻づまりの程度を0点(鼻閉なし)から4点(1日中完全に詰まっている)の5段階に点数化し、その低下幅で比較します。使用期間は2週間、そのあいだ患者さんは毎日の点数を日誌に記録します。治療前の平均点数は約2.4点でした。

その結果、単独療法としてフェキソフェナジンだけを飲んだ人達は、平均で0.14点低下(2.40点→2.26点)しました。一方、併用療法としてこの薬を飲んだ人達は0.31点低下(2.46点→2.15点)しました。この薬を使用していた人達のほうが明らかに低下幅が大きく、鼻閉症状に対する有効性が確かめられたわけです。また、著効(1点以上低下)を示した人の割合は、フェキソフェナジン単独療法で5.2%、この薬で13.2%という結果でした。
特徴
  • 第2世代抗ヒスタミン薬のフェキソフェナジン(アレグラ)と、α交感神経刺激薬のプソイドエフェドリンの配合剤です。プソイドエフェドリンを配合することで鼻閉に対する作用が増強、1剤でアレルギー性鼻炎の3大症状をカバーできます。比較的速効性で、服用後まもなく効いてきます。
  • 抗ヒスタミン薬のフェキソフェナジンは、脂溶性が低く脳に入りにくいので、眠気の副作用がほとんどないとされます。実際、自動車運転シミュレーター試験、ワープロ入力試験などによる精神運動能力の検証において、プラセボ(にせ薬)と差がありませんでした。このため車の運転をふくめ眠気に関する制限事項がありません。
  • α交感神経刺激薬のプソイドエフェドリンは、類似薬のエフェドリンと比べ心血管系への影響が少ない比較的安全性の高い薬剤です。鼻閉に対しては、抗ロイコトリエン薬(シングレア、キプレス)と同程度かそれ以上の効果が示されています。以前から世界的に用いられているのですが、国内で医療用医薬品として承認されるのは この薬が初めてです。
注意
【診察で】
  • 持病やアレルギーのある人は医師に伝えておきましょう。病気によっては症状を悪化させるおそれがあります。
  • 飲み合わせの悪い薬があります。2週間前から今現在までに飲んでいた薬を、医師に報告しておいてください。

【注意する人】

高血圧や心臓病、緑内障などのある人は使用できないことがあります。この薬の影響でそれらの病状が悪化するおそれがあるためです。腎機能が低下している場合、減量するなど服用量に配慮が必要です。

  • 適さないケース..重症の高血圧、重い心臓病、狭隅角緑内障、尿閉のある人など。
  • 注意が必要なケース..糖尿病、高血圧、心臓病、眼圧上昇のある人、甲状腺機能亢進症、前立腺肥大、腎臓病のある人など。

【飲み合わせ・食べ合わせ】
  • パーキンソン病の治療に用いるセレギリン(エフピー)との飲み合わせに注意が必要です。併用により交感神経刺激作用が増強し、血圧上昇など副作用がでやすくなるためです。
  • 抗生物質のエリスロマイシン(エリスロシン)との併用により、この薬の血中濃度が上昇する可能性があります。
  • 喘息などに用いる気管支拡張薬(β刺激薬)と併用すると、動悸など心血管系の副作用が強まるおそれがあります。
  • 高血圧治療薬のメチルドパ(アルドメット)の降圧作用を減弱することがあります。ほかにも、飲み合わせに注意する薬がいくつかあります。今現在、および最近まで飲んでいた薬を必ず医師に伝えてください。

【使用にあたり】
  • 通常、1回2錠を1日2回飲みます。飲む時間は朝、夕の空腹時です。朝・夕食事の1時間以上前、または2時間以上あとにしてください。
  • 徐放層を含む特殊な錠剤です。かんだり、砕いたりしないで、多めの水でそのまま飲みこんでください。
  • 服用期間は医師の指示どおりにしてください。基本的には、鼻づまりが強い期間にとどめ、鼻閉症状がよくなったなら抗ヒスタミン薬単独療法に切り替えます。また、効果がない場合には、漫然と続けないで他の治療法を検討します。
効能 アレルギー性鼻炎
  • 注意:鼻閉症状が中等症以上の場合に本剤の使用を検討すること。
用法 通常、成人及び12歳以上の小児は1回2錠(フェキソフェナジン塩酸塩として60mg及び塩酸プソイドエフェドリンとして120mg)を1日2回、朝及び夕の空腹時に経口服用する。

※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。
副作用 副作用は少ないほうです。従来の抗ヒスタミン薬に比べ、眠くなることもほとんどありません。もともと、心臓病や高血圧のある人は、動悸や頻脈、血圧上昇などに念のため注意してください。重い副作用はまずありませんが、服用が長期になるときは、念のため定期的に肝機能検査を受けたほうがよいかもしれません。


【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください
  • ショック、アナフィラキシー..気持ちが悪い、冷汗、顔面蒼白、手足の冷え・しびれ、じんま疹、全身発赤、顔や喉の腫れ、ゼーゼー息苦しい、めまい、血圧低下、目の前が暗くなり意識が薄れる。
  • けいれん..筋肉のぴくつき、ふるえ、白目、硬直、全身けいれん、意識低下・消失。
  • 肝臓の重い症状..だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が茶褐色。
  • 無顆粒球症、白血球減少..発熱、のどの痛み、口内炎、咳、痰、だるい。
  • 発疹性膿疱症..発疹、紅斑、黄色いぶつぶつ、多数の小さい水ぶくれ、発熱。

【その他】
  • 頭痛、疲労
  • 口渇、排尿困難
  • 頻脈、動悸、血圧上昇
  • 発疹、肝機能値の異常
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用法用量は医師・薬剤師の指示を必ずお守りください。
すべての副作用を掲載しているわけではありません。いつもと違う「おかしいな」と感じたら早めに受診してください。
症状に合った薬が適正に処方され、また正しく使用するかぎり、重い副作用はめったに起こりません。まずは安心して、決められたとおりにご使用ください。
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